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してっこ

2024-06-30 | 日記

 「してっこ」はこの辺の方言で、少しの間という意味で使われます。ちょっと手を貸してもらいたい時、「してっこ、手貸してもらえるか?」と、訊きます。ちょっと出かけてくるとき、「してっこえって(行って)来る」と言って出かけたりします。

 「してっこ」には、もうひとつの意味があります。「いぢねん、あんまりしてっこで…」 一年があんまりあっという間で…。こういう意味でつい使ってしまうのは高齢者ですね。どうして年を重ねるほどに、時の流れが速くなるんでしょう。しかも、その加速度のスゴイことと言ったらありません。年齢を重ねれば重ねるほど、加速度にさらに加速度が(笑)。

 この言葉に限らず、方言を使う人は本当に少なくなりました。この先何度も、してっこを使うんだろうな。しみじみ言うのも悪くはないと思うけど、やっぱり笑いながら言うのがいちばんです。これが「あっという間」という表現では、何とも物足りません。

 振り返れば、みんな「してっこ」

 

 ところで、今強い雨が降っています。冬の雪不足から始まって、春も降雨量は少ないまま。農業水利事情の悪い地域では、田んぼの水不足が深刻化しています。雨が降ってとてもありがたいのですが、常日頃の降り方があまりにわずかなぶん、こんな時にどんな降り方になるんだろうと、何となく心配になります。ほどほどにまとまった雨量になってほしいものです。

 今日は今年前半の最終日。明日からはまた、つまらぬダジャレで明るく行きたいと思います。

 


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