風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

腕組みしてるだけで実が成るはずはない

2022-11-13 | 日記

 今日は午後から雨の予報で、さて、午前の過ごし方が大事になりました。この頃毎日続けている色選作業は、雨が降ってからということにして、昨日ネギを取った場所を、小さな耕運機で耕しました。

 畑を取り囲む部分からは、雑草の侵入が絶え間なく続くので、耕す前に周囲の草を刈って、できるだけぎりぎりまで耕しました。

 

 その横は果樹園です(笑)。自家消費用の畑でしたが、その一部に柿や梅、梨を植えたのです。でもさっぱり実が付きません。時が来れば実を結ぶなんて、調子のよいことを考えていましたが、そうは簡単に行かないようです(苦笑)。でも、まだ若い木ばかりなので、来年、来年がダメならその次の年に期待することにしようと思っています。柿を思う存分食べたくて、それが来年まで生きる励みです(笑)。

 洋ナシは何個か実が付きましたが、手をかけずにいたら、全部虫にやられてしまいました。おととしはそれを防ごうと袋掛けをしたのですが、好奇心旺盛なカラスに、袋全てを破かれ、地団太を踏みました。泣く子とカラスには勝てません。ナシはどうしたら食べることができるのか、難問です。かんたんだ。店に行って買えば良いんだー。

 柿は甘柿なので、やはりカラスに目を付けられます。このへんで植えられている柿は、ほとんどが渋柿。カラスもそれを知っていて、食べたりはしないのですが、やはりこれも好奇心旺盛な一羽がいたせいでしょう。数年前に成った時は、カラスに食べられました。何とも憎たらしいものです。獣害や鳥害ほど農家の栽培意欲を無くすものは無いと、密かに思っています。

 果樹園というのは冗談で、恥ずかしくて口にはできません。ただ数本の木があるというだけです。

 ところで、写真にあるように木の周囲ですが、ずいぶん草が生えるのです。年間に何度草刈りをするかわからないほどです。そんなに広い場所でなくても、田んぼのあぜなどを刈る場合と比べて、とても時間がかかる気がします。何十アールもの園地で栽培している農家が、この草刈り作業に、どれだけの時間を費やすのか、大変だろうなと思うのですが、さて、そうした農家には、それなりの作業手順や効率的なやり方があるのかもしれません。でもそれにしても、鼻歌まじりでできるようなことではないと思われます。

 お店に並ぶ果物の値段に、出した手を思わず引っ込めてしまうことがほとんどですが、考えてみれば、それだって農家の働きからすれば、対価としては不十分なんだろうなと思います。果物であれ、どんな作物の栽培であれ、この先もずっと続いて行ってくれることを、願うばかりです。

 刈ってもすぐに大きくなる草。どうにもこうにも…。とにかく、来年だー。

 


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