kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

直虎が竜宮小僧になる時二十四

2017-07-06 14:28:08 | おんな城主直虎

 

 

敵に塩を送る

 

そんな言葉がありました

 

語源は戦国時代に端を発するとか

 

1567年、武田信玄は今川氏との同盟を破棄し、東海方面への進出を企てます

 

それに怒った今川氏は北条と結託し武田の領内に塩が行かないようにします

 

これが「塩留め」

 

海に面した土地の無い武田の民は苦しみました

 

この様子を見た信玄のライバル、上杉謙信

 

義を見てせざるは勇無きなり

 

謙信は越後から信濃へ塩を送り、武田氏とその領民を助けました

 

そこから、

たとえ敵でも、相手が苦しい立場にある時は助けてあげることを

 

「敵に塩を送る」 と言うようになったのだそうです

 

 

松山千春さんのコンサートで、本人がこの言葉を使ったことがあります

 

前日からの雨がやまないまま、野外コンサートを迎えたのですが、

リハーサルも終え、とうとう本番という時になって、空が晴れてきたのです

 

野外コンサートにとって、お天気は、どれだけ重要なことか

 

それで、

 

『塩を送ってくれた』 

 

天に?ライバルに?周りの人に?

 

ここまで来るのに、いい出会いも悪い出会いも和合も衝突もあったでしょうし、

 

今まで関わった人達みんなに、感謝してたのかもしれません

 

1982.7.24 札幌真駒内競技場でのコンサートの日でした

 

 

  

直虎に話を戻します

この塩留めから波及した危機を乗り越えたものの、 

気賀では尋常でないことが再び起きていきました

 

気賀の町

(セットですが、雰囲気ありますね) 

 

 第26回  誰がために城はある

 

 

 

「井」の字の焼き印のついた材木で

 

今川氏が気賀に城を造る話が広まってきました

 

龍雲丸としては、そんなことになれば気賀で商売をしようにも窮屈でならない

 

 

井伊は今までの恩をあだで返すのかと、怒鳴り込んで来ました

 

直虎が、今川に楯突く力など無いと言ったものだから

 

龍雲丸は、『何が世を変えるだ!』

 

と言い放つや、去って行きました

 

直虎は、何か力になってやれることはないかと考えます

 

 

政次に、あれこれ言えば、政次、堪忍袋の緒が切れたましたか、

 

『お前は一体どこの当主なのだ!』

 

 

この目線の先に何がある…

 

 踏んだ、

 

 

 

政次が直虎の打掛の裾を、バンッと踏みつけたものですから、

直虎は、その場に見事にこけましたね~

 

直虎はこのまま龍雲丸と仲違いのままになることは避けたい

 

政次はいつも龍雲丸にこだわる直虎を見るのが悲しかったかも

 

龍と鶴、恋敵ですから…

 

実は…私、気付いたのですが、政次は龍雲丸に相対する時、

 

凄みますでしょ?

 

気賀の龍雲丸のアジトに行った時もそうでしたよ

 

あのポーズそうですよね♪

 

右腕の手首辺りを、左から右に向けて突き出ている刀の柄(ツカ)に

だらんと乗せます (↓写真参照)

(何か前に段や台がある時は、そこに右足を乗せます)

 

 

こんな感じ?

 

ここは突っ張っておこう、てとこかな(^_^;)

 

直虎のためなら、なんでもします政次

 

 

とうとう気賀の町の人が築城反対派と賛成派に分裂です

 

(反対) 

城が出来れば当然武士の誰かが、もれなく付いてくるから

思うように商売も出来ない

 

(賛成)

そこを好機とばかりに城主候補トップの大沢基胤(モトタネ)に

上手く取り入ろうとする者

 

中村屋与太夫さん、そんな両派をいさめたがため、

両方からつまはじき、 方無しですね アラマ!

 

直虎は、ここで両派に文を出し集合をかけました

 

材木のことと言われれば、放ってはおけず、大手の商人に加え、

 

海賊、でもいい人の龍雲丸もやって来ました

 

やっぱり話はそう易々とまとまるものではなかったんですね~

 

会議を終えて、これ以上関わりようがないと

 

館に戻った直虎は六左や方久に泣き言ともとれることをぶっちゃけてます

 

『こ~~ん』

 

そんな中、金の亡者、方久は閃きましたね~

  

『もっと関わるという手はございませぬか』

 

他の役人が入る代わりに井伊が城に入れば、という案でした

 

思いのほかの方久の言葉に、直虎はどうするのでしょうか?

 

そこには大きな壁、駿府が立ちはだかっています…

 

 

直虎と政次、碁を打ちながらいいアイデア出してニャ~ン♪

 

ではまた

 

 

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直虎が竜宮小僧になる時二十三

2017-07-06 14:26:55 | おんな城主直虎

 

第25回  材木を抱いて飛べ

 

第26回  誰がために城はある 

 

何かしら、どこかで聞いたような題名が毎回ついてますが…、

 

あっという間に25回26回が過ぎました、飛ばすつもりではなかったのに、

 

 

 

毎回、直虎は懸命に井伊家のお家のやりくり算段に打ち込んでいますが、

 

どうも、私には最近ラブストーリーに見えてなりません

 

 

 

 

本題に戻って、

 

切り出した材木の買い手も見つかりほっとしたのも束の間、

 

気賀に今川が城を築くという話が持ち上がっているとか、

 

井伊の材木の買い手の成川屋は三河に通じていたとか、

 

なので、今川からは、井伊は忠義が足りないだの、

 

三河と内通した謀反の疑いがあるだの、と言ってきます

 

 

そんな今川の真意は井伊を退けて、今川にとって都合の良い

 

小野政次を当主に置きたいというところでしょうか

 

直虎は、策に打って出た

 

成川屋の買った材木は、もう気賀から船で三河に向かっている

 

それを、龍雲丸に取り戻してきてくれと言うのだ

 

いったいどの辺りの海を進んでいるのか?

 

無謀な頼みにも関わらず、わからないままに龍雲丸は、船を出した

 

愛は強し

 

 

帆柱にゴクウを括りつけておくと、いい風が吹くんですって!

 

(もしかして、重たいもの着けとくと、帆柱、しいては船が安定する?) マサカ

 

尼小僧~~待ってろよ~~!

 

 

 

ちょっと待ってください!

 

と言っても通販のおまけのご紹介ではございません

 

こんな無理難題を言うだけ言うて、

 

手をこまねいている直虎さんではございません

 

大博打の始まりじゃ~~!

 

って、昨年の「真田丸」草刈正雄さん演ずるところの昌幸おとうさんみたいに

 

直虎が叫んだわけではありませんが、

 

これには、中野直之も止めましたし、

 

政次も、

 

『なんという無茶を…』

 

それは、

 

今川の使いの者に引かれ駿府へ申し開きに向かう途中

 

宿で、毒薬を飲んでわざと高熱を出し、材木を運ぶ日にちを稼ごうとした

 

直虎は、熱で起きることも出来ないままでした

 

様子を見に来た政次に、

 

『もしうまくいかなかったときは、井伊を頼む』 

 

そう言った直虎の頬に、政次は手を当てて

 

『俺の手は冷たかろう』

 

偲ぶしか出来ない心が言った深い言葉でしたね…(@_@。

 

直虎も、

 

『ん…、血も涙もない鬼目付じゃからの、政次は、昔から、

 

誰よりも冷たい…』

 

幼い頃から、誰かの後ろに回り、そっとおとわを見守る…

 

そんな鶴丸でしたものね…

 

そして、偶に話す鶴の言葉は、正に鶴の一声、グサッと来るんです

 

そういえば、私の妹もそうでした

 

グサッと刺されて、ぐうのねも出なかった

 

また、横道にそれて、ごめんなさい

 

 

数日後、熱の下がった直虎が今川の館に居ました

 

二十年ぶりの今川氏真(龍王丸)との対面

 

昔は蹴鞠で落着させたが、今回も上手く蹴飛ばすことが出来るでしょうか

 

直親の時といい、今回といい、あらぬ疑いをかけられ騙された悔しさを

 

晴らさなければ、

 

『井伊と今川に遺恨がないといえば偽りになりましょう、

なれど私は、家督をお認めいただいてからは、心を入れ替え、

尽くそうとしてまいりました

弓を引こうと考えたことなど、一度もございませぬ』

 

『…かようなやり方は、

今川は真に忠義なる者を失うこととはお考えにはなりますまいか!』

 

 

 

そんなさなか、館の中に龍雲丸たちが勢いよく飛び込んできました

 

材木が間に合いました!

 

『井伊の心をお示しいたしたく、三河より一本残らず取り戻すよう、

わが家臣に命じてございます

 

これが井伊の忠義にございます!』

 

と、虎が吠え

 

氏真の顔色が変わりました

 

こうしてみると直虎の周りには幾人もの竜宮小僧がいて、

あわや、という時に力になってくれる

そしてそれを直虎は分かっている

 

周りから助けてあげたいと思ってもらえるような人物は、

まず、自分が竜宮小僧なのでしょうね

 

そんな、人ですね、直虎さんは

 

これからも助け助けられ、井伊を次代に繫ぐのでしょうね

 

第26回までいけませんでしたが、

 

ではまた

 

 

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台風通過

2017-07-04 23:51:52 | 四季折々に

 

きのう、台風が間もなく近づくという予報でした

 

 

7月3日、 月は九夜

 

写真には写りませんでしたが、見事に傘をかぶった月でした

 

雨量が心配でしたが

 

 

 

今夜11:18   十日夜(トオカンヤ)の月

 

黒い雲がどんどん月の前を通過して行きます

 

雨は降っていません

 

風も昼間よりかなり弱まりました

 

通り過ぎてくれたようで、ありがたいことです

 

 

気象衛星(日本広域)(2017年07月04日23:30発表)

 

 

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勝つか負けるか

2017-07-03 12:08:35 | ニュース

 

びっくりしました

 

速報を見ていて、確か大河ドラマの前、

 

自民党  0

 

自民は何やかやあっても、ぬらり~っとかいくぐりそこそこの成績を収めるのでは?

 

と思っていたのに、一方、

 

都民ファーストの会は二桁になってます

 

都民ファの大勝利

 

想像してませんでした

 

都議の第一党に

 

でも今後、党員がポツポツポツと、不祥事で消えていく

 

なんてことがしょっちゅうの昨今

 

注意深い毎日を送って頂いて、納得いく政治をお願いします

 

自民党は、

 

『結果を謙虚に受け止めながら結束して政策重視の

政権運営にまい進すべき…』

 

頼みますよ

 

負けた、といえば、藤井聡太四段

 

初黒星でしたね

 

『連勝はいつかは止まるものです。

今日は機敏に来られ、押し切られました。

ここまで連勝できたのは出来過ぎだった。

今後も普段通りに、一局を一局を大切に指していきたいと思います。』

 

 

がんばれ、棋士人生は始まったばかりです、回る回る時代は回る

 

 

 

 

 

 

さて、何が飛び出しますやら…

 

待とリョーシカ

 

 

 

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