あけましておめでとうございます
浜寺公園自然の会は今年度満十年となりました。4月からは12年目です。いままでは浜寺水路については大きな行事は大阪湾生き物一斉調査ぐらいで、あとは海浜生物観察所でのカニ釣り、クラゲすくいそして、柴漬け調査などを行ってきましたが、新年度からはもう少し掘り下げていけないかと考えています。
自然のみかた研究会は水系全体をテーマに小さな生き物を通して考えるとの考えで、トンボセンサス、カワラバッタ、水鳥観察などをしながら山野を歩いてきました。これは継続していきたいと思っていますが、これからはもうすこし気楽に水系全体を「鑑賞」しながら歩きたいなと思っています。そして、市民が身近な自然のありかたについて判断するための材料を探していきたいと思っています。
活動は上流部の棚田里山再生、トンボセンサスから、中流域のカワラバッタ、平地部の水鳥、浜寺水路、堺2区など大阪湾と広がっています。それぞれの活動をつないで一枚の織物にしていきたいと思っています。
本年もよろしくお願いします
2014正月
本多俊之
(白川の河底の水草を食べながら進むマガモ)