晃正の鉄道帳

更新頻度は低めですが
写真中心に投稿していきます

北海道旅行 Part2 日高本線・富内線跡・広尾線跡を巡る

2020年11月12日 | JR

こんにちは。

先日、EF210-326が新鶴見へ甲種輸送されたようですね。

巷ではいよいよEF65の置き換え再開かと噂されています。

だがしかし一方では、EF210-300は吹田に集中配置させ玉突きでEF210-100を新鶴見に転属させるほうが効率的ではという意見もあります。

確かにJR貨物からしてみれば、検査の都合上そちらのほうが良いような気もしますし、

近年はEF64やEF65を一箇所の機関区に集中配置させたりという傾向がありますが…どうなのでしょう?

個人的にはEF210-300が新鶴見に配置されれば撮影できるバリエーションが増えるので楽しいとは思いますね。

ただし、EF65は個人的にかなり好きな機関車なので置き換えられていくのは少々残念ですね。

さて、今回は北海道旅行第2弾ということで、日高本線・富内線跡・広尾線跡を巡ってきました。

まずは日高本線、鵡川駅からスタートです。

ホームにはキハ40 354が停車中

構内踏切から撮影してみました。

いやーそれにしてもめちゃめちゃいい天気笑

普段、室蘭本線で撮影する機会のある300番台ですが、本来あるべき日高本線で撮影するのは初という…笑

真横からです。

サボは入っておらず「日高本線」の文字のみ。これは室蘭本線では見られない光景ですかね?

駅名標も入れて。

駅から出て前方を撮影へ。

相方はキハ40 1763でした。

帰りがけに駅舎を撮影。

変わった色の駅舎にこれまた変わった色の気動車が映えますね。

さて、ここからは富内線跡を辿って富内駅へ。

廃線跡らしき道があるなぁと思ったら…

背後にレールが現れました!

レールが宙に浮いているモニュメントがありました。

なんでも銀河鉄道をモチーフにして廃線後に制作したそうで。

駅構内を望みます。

今にも列車が来そうなほどきれいに整備されていますね。

富内駅は駅舎がほぼそのまま残っています。

駅舎内部。

きれいに整備されており、かつ現役当時の雰囲気も感じられますね~。

運賃表がありました。

東京都区内があるとは…

奥にはテコがずらり。

こういった設備も今では貴重ですね~

付近の駅の駅名標が集められて展示されていました。

ちょうど背後の紅葉も色付いていていい雰囲気です。

ヘッドマーク?が展示されていました。

もう30年以上前なのですね…

ホームには駅名標と木造の電柱。

更には腕木式信号機まで残っています。

廃線までこれが使われていたということでしょう。

ホームから日高町方を望みます。

レールもかなりの距離残っています。

鵡川方です。

ちょうど山の木々がいい感じで色付いていますね~

側線には旧型客車が保存されています。

手前からスハ45、オハフ33だそうです。

スハ45の乗降扉です。

こちらはオハフ33

どちらもHゴムには換装されておらず、旧型客車らしい姿?ですね~

スハ45の台車、TR47です。

流し管がこんなところにあるのですね…

オハフ33の台車、TR34です。

個人的にはTR34のほうが好みだったり。

駅を出て日高町方へ向かいます。

ちなみに日高町方のレールはカーブの先で途切れていました。

続いて振内駅へ向かいます。

こちらも富内駅ほどではないですが駅構内のレールが残されており、D51と旧型客車が保存されています。

D51-23

樺太向けD51だそうで、樺太で使用された後日本に戻ってきたそうです。

テンダー側です。

形式名と製造番号の間に「-」が入っているのが輸出型の見分け方だそうです。

ホームです。

こちらにも付近の駅の駅名標が集められています。

保存さている旧型客車、こちら側はスハフ42です。

窓が市販のアルミサッシに交換されています。

しかしこんなぴったりな市販品があるんですね笑

TR47です。

流し管は先端部分が取り外され、アルミダクトのようなものが取り付けられています。

サボは「ほろしり号」が刺さっています。

駅名標と。

この角度だとさも現役かのように撮れますね。

市販のアルミサッシ、遠目で見ると案外悪くないですね。

スハ45側です。

こちらも流し管の先端が取り外され、地面のパイプにつながっています。

もしかして、ここのトイレは現在も利用可能なのでしょうか?

スハ45のサボは「すずらん号」でした。

こちらにも駅名標がありました。

更に奥にはワム80000が。

これが現役当時の塗装かはわかりませんが、ワム380000のようなブルーに塗装されています。

ちなみに塗装されているのはさっきの面のみで、妻面はこのように痛々しい姿です。

こちらにも腕木式信号機が残っていました。

振内駅を離れ、更に日高町方へ向かいます。

途中、国道から獣道に入るとトンネルが残っていました。

埋められてもおらず、バラストもそのままで比較的きれいな状態で残っています。

反対側へ。

中には農業機械がずらり。

物置として現在も利用されているようです。

これにて富内線跡を離れ、広尾線跡に向かいます。

まずは愛国駅へ向かいます。

愛国駅は交通記念館になっており、当時のまま残っています。

硬券を再現した看板もありました。

これは交通記念館になってから設置されたものかな…?

更に手前には石碑もありました。

硬券を石碑にしてしまうとはまた…笑

ホームです。

レールも残っており、9600形も保存されています。

ちなみにこれは廃線から約2年後、1989年に父親が撮影した愛国駅です。

看板や柵が変わっていますが、だいぶ当時のままだということがわかると思います。

ただし、1989年は駅付近や側線のレールもそのままで9600形もいなかったようです。

これは1989年にもあったようですが、現役当時からあるものなのでしょうかね?

駅名標です。

こちらは1989年の駅名標です。

さすがに塗り替えられてはいますが、現在もほぼ同じ場所に設置されているようですね。

駅舎内には運賃表が。

こちらにも東京都区内がありますね。

時刻表です。

盲腸線だけあって本数はかなり少なかったようです。

縦型駅名標がありました。

こちらには大正駅の駅名標も。

壁にはヘッドマークがありました。

駅前にはヨ3500の廃車体がありました。

車内はかなり悲惨な状態…

以前までは売店として利用されていたそうです。

隣の駅、大正駅へ向かいます。

大正駅跡は公園になっていました。

ホームには駅名標も。

続いて幸福駅へ向かいました。

幸福駅舎?です。

ご覧のように完全に観光地化しています笑

こちらは1989年の幸福駅。

今も昔も観光地なのは変わらないようです笑

反対側です。

側面です。

ご覧の通りきっぷがぎっしり笑

駅名標です。

手書きで良い雰囲気。

駅舎からキハ22を望みます。

駅前にはキハ22が2両保存されています。

キハ22 238です。

めちゃめちゃ良光線で撮影できました。

キハ22 238の側面です。

キハ20系らしく細長いですね~

こちらは1989年のキハ22 238

辺りの景色は現在とだいぶ違いますね。

駅舎と絡めて。

まるでちょうど列車がやってきたような良い雰囲気です。

キハ22 221です。

テールレンズが片側抜けているのが残念ですが、こちらもかなりきれいな状態ですね。

キハ22 221の側面です。

後ろの林がまたいい味を出しています。

その後ろに隠れて保線用機関車が。

片側にはラッセルヘッドを装着。

側面です。

あまり状態はよくありませんね。

キハ22 221の側面です。

雨樋からは若葉がちらり。

ホームです。

まるで現役時代にタイムスリップしたよう。

こちらは1989年のホーム上面です。

ほんとに当時のまんま残っているのですね~

駅名標です。

こちらが1989年の駅名標。

書体は変わっていますが、枠などは当時のままのようですね。

構内踏切から。

キハ22ってヘッドライトを点灯させていなくても違和感ありませんね~

1989年もほぼ同じ構図で撮影していたようです。

ホロが撤去されたり、ヘッドライト周りの塗り分けが少々変わったりしていますね。

別角度から。

後ろの木々もちょうど色づき始めた頃でした。

幸福駅を離れ、大樹駅へ向かいます。

逆光ですが大樹駅に到着です。

こちらは管理者がコロコロ変わっているらしく、今は北海道衛星株式会社が保有しているのかな?

駅舎内部です。

以外にも駅舎内部は特に変わっておらず、改札もそのままです。

ホームです。

以前まではレールも残されていたそうですが、撤去されてしまったそうです。

駅名標です。

「たいじゅ」ではなく「たいき」なのですね。

駅裏にはテコがありました。

他に忠類駅などにも行きたかったのですが、すっかり忘れて通過してしまいました…。

様似駅へ移動。

駅舎です。

台風被害により運休中のため、駅前に代行バスが停車中。

こちらが1989年の様似駅です。

色こそ変わっていますが、駅名の書体等はそのままのようですね。

ホームです。

もう何年も列車が来ていないせいか、レールは錆びついていますね。

苫小牧方を望みます。

見えづらいですが、信号機も消灯していました。

駅名標です。

列車が再び来ることはないまま廃止になってしまうのでしょうか…

駅外から車止めの方を望みます。

もしかしたらこの先広尾線までつながっていた…かもしれなかったのですよね~

様似駅から苫小牧方へ移動して、日高幌別川橋梁にやってきました。

今にも列車が来そうな雰囲気ではありますが、来ることはありませんね…。

この後、日高本線の貨車駅舎巡りもしたかったところですが、日の入りが近かったため断念。

日高本線・広尾線跡は見逃したものも多いので、また行ってきたいと思います~

では。

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北海道旅行 Part1 留萌本線・札沼線跡・幌内線跡を巡る

2020年11月02日 | JR

こんにちは。

先日、小田急のロマンスカーミュージアムに向けての深夜回送が複数回実施されましたね。

ところがどうやら毎回大荒れだったようで…

序盤は線路内立ち入りでしたが、各回ごとにエスカレートし、ホーム下侵入、果てにはホーム内立ち入りと…。

最近、相模大野~海老名間は試運転が実施されるたびに線路内立ち入りがあったりと荒れ気味であったのは知っていましたがここまでとは…。

喜多見~相模大野間での輸送時は私も撮影に行きましたが、そのような話は一切聞かず平和だったのですがね…。

そんなことをしてまで撮影してどうしたいというのでしょう…。

最近はほんとに首都圏で撮り鉄の暴挙がかなり目立っていますね…。

正直、首都圏で鉄道撮影しているとそれだけで一般の人からは白い目で見られそうな雰囲気だと思います。

そういう意味では平和な北海道に移り住んで正解だったかもしれません。

さて、今回は北海道旅行第一弾ということで留萌本線・札沼線跡・幌内線跡を巡ってきました。

まずは留萌本線、峠下駅へ向かいました。

駅は留萌市の外れの山奥にあり、駅舎もご覧の通りめちゃめちゃレトロです。

北海道といえばサッポロビールの広告付き駅名標ですよね~いい雰囲気を出してます。

後ろの山はいい感じに色付いていました。

構内はこのような感じになっています。

ぱっと見ホームは一つしか無いように見えますが、互い違いに配置されていて2面2線です。

反対ホームから駅舎を望みます。

雪が降ってかつ夜なら幻想的な雰囲気だろうなぁ…

下り列車がやってきました。

交換列車がいるためライトが消されてしまったのが残念…

交換列車も発車です。

この日はキハ54の2両が運用入りしてくれていたみたいです。ラッキー

沿線からも撮影します。

きれいに色付いた山間部にキハ54がぽつんと1両。

鮮やかな赤い帯がよく似合いますね。

別角度で動画撮影もしました。

次に大和田駅へ向かいました。

大和田駅は貨車を転用した駅舎が特徴です。

山間部にぽつんと貨車駅舎。とても北海道らしさがありますね。

ホームです。

もともとは1面2線だったらしく、島式ホームっぽい雰囲気が残っています。

翌日、滝川からスタートです。

初電から撮影開始。

朝日が昇る中、キハ40 1700番台2両が駆け抜けます。

砂川駅付近へ移動。

789系HE106

ライラックがやってきました。

普段、銀色の789系ばかり見ているのでとても新鮮に見えます。

続いてやってきたのはキハ40 819

後方は823で、先ほどの初電とは違い800番台2両で組成された普通列車でした。

噂をすれば789系HL-1006がやってきました。

カムイで旭川まで顔を出すこいつがすずらんで室蘭にもやってきているって考えるとなんだか不思議な感じがします。

続いてやってきたのはキハ183系オホーツクです。

走っているキハ183を見たのは初めてですが、4連でハイデッカーというのがなんとも…

ここでの撮影はここで終え、新十津川駅へ移動します。

つい今年廃止されたばかりで、駅舎はそのまま残っていました。

駅舎内にはこんなポスターも。

今にも列車がやってきそうなほどきれいなホームです。

札幌方です。

雑草が伸びてきていますが、レールはそのまま残っているようです。

南に向かって移動します。

踏切が残っていました。

遮断桿等外されているものはありますが、比較的現役当時のまま残っていますね。

線路内には立ち入り禁止の標識が建てられていました。

札幌方です

やはり路盤の状態はとても良いです。

下徳富駅にやってきました。

駅名標がすでに撤去され、悲しい雰囲気です。

少し飛んで札比内駅にやってきました。

こちらも駅名標は撤去済みです。

ホームから新十津川方を望みます。

こちらは札幌方です。

少し雑草が伸びてきていますが、まだ痕跡がはっきりと分かりますね。

さてこのあたりで札沼線からは離れ、幌内線跡の方へ。

三笠鉄道記念館へやってきました。

モニュメントがありました。

幌内線は北海道で最初の本格的な鉄道だそうです。

トラ45000が2両いました。

票差しにはみかさの文字

他にもいろいろな車両がありましたが、そちらはホームページの方に掲載しましたのでそちらをご覧ください。

クロフォード公園に移動

こちらにはDD51 548が展示されています。

何故か黒Hゴムで旋回窓無しですね?

ナンバープレートです。

500番台前期型なので割と早くに廃車になったグループですかね。

側窓にはプロテクターを装備。

いかついですね~。

側面グリルです。

なんだかいわゆる後期型の作りとは違うような気がしますね。

続いてはホキ2200の所属表記です。

こういった国鉄独特の表記もだいぶ減ってきましたよね。

TR211です。

コキ50000などが履くTR223などに類似した構造ですが、全体的にサイズが小さくなっています。

ホキ700のデッキです。

ハンドルを回すと歯車が回転する仕組みのようです。

TOMIXのホキ800改造の参考にしましょう笑

DD51の方に振り返るとこんな感じ。

反対側は旋回窓がありませんでしたが、こちら側には付いておりかつ白Hゴムですね~

跨線橋を真横から。

なんともレトロな跨線橋ですね~

DD51たちの後方にはキハ82がいます。

キハ82 100を先頭にした6連。

こんなに長編成で保存されているって珍しいですよね。

シンボルマークです。

この1段窪んだところに設置する手法は、キハ183 100と同じですね。

DT31です。

キハ82くらいでしか見ることのできない特徴的な台車ですね。

AU12です。

これも初期の特急型車輌に搭載されたものなので希少ですね。

三笠鉄道記念館の保存車両については下記リンクからホームページの方へどうぞ~

では。

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