新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

半年間も続いたアンのお話のオチがこれ?

2014年10月01日 | 気になるネタ

                           

作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏は、原作へのことさら深い思いにしばし浸りながら、ドラマを観ていたという。同氏にとって、物語のエンディングはどう映ったか。

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 いよいよ最終回を迎えたNHK朝ドラ「花子とアン」。この最終週に、サプライズが仕込まれていた。出版のメドも立たず翻訳から何年もが経過し、お蔵入りとなっていた『赤毛のアン』の原稿が、いよいよ陽の目を見るかというクライマックスシーン。

 出版を決断した小鳩書房社長・門倉幸之介を演じたのは、なんと脳科学者・茂木健一郎さんでした。実にトリッキーな配役です。

 そりゃ日本には、文化人が芝居をする「文士劇」というお遊び的な伝統もあるし、茂木さんは『赤毛のアン』のファンということをあちこちで表明してきた。でも、だからといって……半年間も続いたアンのお話のオチがこれ?

『赤毛のアン』の運命が決まる重要なシーンで、小鳩書房社長が延々と吐く素人の棒ゼリフ。思わず耳をふさぎたくなったのは私だけではないはず。その後の番組「あさイチ」でも、NHK解説委員・柳沢秀夫さんがつい「棒読み」と口走ってましたし。

 シャレの効いた登場の仕方ならまだわかる。ただ立っているだけとか、一言二言とかならまだしも。素人が演じるには台詞の量が多すぎ。露出しすぎ。重要なシーンすぎ。演出の仕方も、話のもって行き方も、無理無理だらけ。

 この雰囲気、どこかで見たことがある……。茂木さんの棒ゼリフを聞きながら、私はふと気付きました。そうだ、これはコントだ。

 速成の寸劇、あの感じ。笑いをとる即興劇のあの空気。飛び込みで登場したゲストの素人くささが、むしろ笑いにつながっていくあの感覚。しかし、ここは笑わせるシーンではない。そもそも、笑いをとるドラマではない。大切なクライマックスのはず。

クライマックスという言葉は、あらためて辞書で引くと「最後の最も効果的な箇所」(旺文社英和中辞書)とあります。原語は「傾ける」という動詞に由来するギリシア語klimax(はしごの意)。それを登って頂点に行くこと。つまり、頂点に達すること。でも、これじゃあ頂点に「登る」どころか、下っていませんか?

 テレビドラマが多くの人の気を惹きたいと考えるのはわかるけれど、ふざけてもよいタイミングとそうではないタイミングがあるかと。と、真面目に論じている自分に空しさを感じてしまう。こんなもんさと、笑い飛ばせばよいのでしょうか。

幼い頃、『赤毛のアン』の世界にどっぷり没入してしまった私は、今でもくっきりと記憶していることがあります。まず、いきいきとしたアンの姿。しかし浮かぶのはそれだけではない。一つの言葉が、たしかに心に残っているのです。

「虚栄心」。

 アンの育ての親・マリラは何度も何度も、アンに対して虚栄心を増長させてはいけない、と言い聞かせていましたね。きっと私以外にも、「虚栄心」という言葉を印象深く受け取った読者はたくさんいたはず。

 対して、最終週を迎えた「花子とアン」は、話題をとりにいくトリッキーさ。有名人を突然登場させて盛り上げようという、まさしく「虚栄」的作戦。そのあたり、『赤毛のアン』という作品に対するリスペクトがあまりに薄くて、涙。もしマリラが見ていたら、いったい何と言ったことでしょう。

 たとえドラマはフィクションだとしても、そのドラマの元になった作品に対して、制作側がいかに愛情を持って細やかに扱うかが、実は大切なポイントでは? 前回のコラムで蓮子を演じた仲間由紀恵さんを賞賛しただけに、クライマックスで盛り「下がって」しまったとしたら残念です。


今日から変わります☆

2014年10月01日 | 気になるネタ

10月1日から外食や航空運賃などの値上げが順次始まる。乳製品やコーヒー製品に続いて価格がアップする商品が増え、家計の負担は一段と重くなりそうだ。1ドル=110円に迫る円安もあって当面は商品の値上げが続くとみられ、個人消費が弱まれば景気悪化につながる恐れもある。百貨店などは外国人観光客の消費税の免税対象が化粧品や食料品に拡大するのを捉え、収益拡大につなげる構えだ。

 原料の牛乳価格の上昇を理由にスターバックスコーヒージャパンは1日、「ラテ」など12の飲料をそれぞれ10円程度値上げする。「餃子の王将」を展開する王将フードサービスも人件費や豚肉・鶏肉価格の上昇を受け、ギョーザなど大半のメニューを5~86円引き上げる。

 国内航空3位のスカイマークは、経営の悪化に伴って26日から大部分の路線で運賃を上げる。大人普通運賃の最大の引き上げ率は神戸-札幌(新千歳)の約69%。成田空港発着の札幌、米子、那覇の各路線と茨城-中部線も運休する。

 三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は自動車保険料を平均1.9%、東京海上日動火災保険は0.9%引き上げる。消費税増税などで修理費が増える分を転嫁する。

 一方、政府は家電や衣料品などに限っていた免税対象品を、化粧品や食料品を含む全ての品目に広げる。外国人観光客の増加や地域の特産品の販売増加が期待される。対象の拡大に伴い、販売の現場では国内で使わないように免税商品を透明の袋に密封するといった措置が新たに必要になる。小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)では担当者が新設した免税カウンターで接客訓練を繰り返してきた。

 新たな態勢でスタートを切る企業も少なくない。サントリーホールディングスの社長に前ローソン社長の新浪剛史氏が創業家以外で初めて就き、世界のライバルとの競争に挑む。銀行業界では首都圏を地盤とする地方銀行、東京都民銀行と第二地方銀行の八千代銀行が統合する。

 会社員が加入する厚生年金の保険料率(労使折半)は17.120%から17.474%に上がる。諸手当を含め月収30万円の人の場合、毎月の天引き額が531円増える。また、最低賃金が都道府県ごとに順次、時給で13~21円引き上げられる。全国平均は16円増の780円。

 野村証券の桑原真樹シニアエコノミストは「消費税増税に物価上昇が重なり、消費の下押し圧力になっている」として景気への影響に懸念を示している。


ふむふむ★

2014年10月01日 | 気になるネタ

住友商事は、米シェールオイル開発事業の不振で、平成27年3月期連結決算で当初見込んだ利益予想の9割超を吹き飛ばす損失を計上した。採掘の成否や世界的な需要に大きく左右される商社のエネルギー、資源ビジネスの危うさを浮き彫りにした。

 住友商事は24年9月に米テキサス州でシェールオイルの開発事業に着手し、採掘事業を進めてきたが、わずか2年で一部地域からの撤退を決めた。29日の記者会見で中村邦晴社長は「見方が甘かったかと言われれば、その通り」と無念をにじませ、エネルギー開発の難しさを明かす。

 住商は、資産に占めるエネルギー、資源ビジネス分の比率を現在の15%から19年度に20%に引き上げる目標を掲げている。

 他の大手商社も三菱商事がカナダ、三井物産が米テキサス州、ペンシルベニア州でシェールオイルやガスの事業をそれぞれ手掛けている。事業リスクはあるものの「原発停止の続く日本国内ではエネルギー需要は大きい」(商社幹部)ためだ。

 中村社長は「全体の資産とのバランスでエネルギーや資源のビジネスを決めていく」と慎重に事業を進めていくことを強調するが、優良な案件や開発パートナーを獲得する商社間の競争は激しさを増しており、立て直しが順調にいくかは不透明だ。


ブルーマウンテンが・・・

2014年10月01日 | おいしんぼうネタ

高級コーヒーとして、日本人に愛されている「ブルーマウンテン」がしばらく飲めないかもしれない。

UCC上島珈琲は「ブルーマウンテン」を使うレギュラーコーヒー5種を在庫がなくなりしだい販売を休止することにした。キーコーヒーはすでに2014年8月から順次販売を休止している。コーヒー愛好家にとっては、ガマンを強いられそうだ。

「深刻化したのは3~4月ごろから」

「ブルーマウンテン」は、ジャマイカ共和国にあるブルーマウンテン山脈の標高1200メートル近くの限られた地域の、過酷な環境で栽培されるコーヒー豆のブランド。厳密な検査によって選別された豆は香りが高く、繊細な味といわれ、輸出の大半が愛好家の多い日本向けという。収穫量は極めて少なく、高価なことでも知られる。

そんなブルーマウンテンが、町の喫茶店や、自家焙煎のコーヒー専門店や量り売り、スーパーなどの店頭から続々と消えている。

コーヒーメーカー大手のUCC上島珈琲は、ブルーマウンテンの販売を在庫がなくなりしだい休止すると、2014年9月25日に明らかにした。

同社は9月1日、仕入れ値の高騰を理由に、ブルーマウンテンを使った家庭用のコーヒーを約4割値上げした。それから、およそ半月。収穫されたブルーマウンテンの生豆を現地機関が精製したところ、規格を満たす品質の豆が少なかったことから、「品質の維持や安定供給がむずかしい」と判断。販売休止に踏み切った。

UCC上島珈琲は1981年にジャマイカのブルーマウンテンエリアに「UCCブルーマウンテンコーヒー直営農園」を開設し、高品質なコーヒーの安定供給に取り組んできた。「販売休止に至るケースは、めずらしい」と話している。

キーコーヒーも全国に70か店ある直営ショップで販売している「ブルーマウンテン」ブランドのコーヒーを8月以降、品切れになりしだい休止。「現在、直営ショップに在庫はありません」と話す。

同社は2013年12月に、全国の直営ショップなどで「珈琲探訪 ブルーマウンテン NO.1 クリフトンマウント農園」を限定発売。100グラム2310円(税込)での販売だったが、スピード完売したという。

じつはこのとき、すでに町の喫茶店や自家焙煎のコーヒー専門店などではブルーマウンテンの生豆の入荷が止まり、販売休止を余儀なくされる店が相次いでいた。キーコーヒーによると、「深刻になってきたのは、3~4月ごろから」と話している。

生豆が収穫できるまでは3~4年かかる

ブルーマウンテンの販売休止の原因は、2012年10月にジャマイカやアメリカを襲ったハリケーン「サンディ」に遡る。このとき、多くのコーヒーの木が倒れるなどの被害を受けた。

さらに2013年、コーヒーの葉の光合成機能を奪い2~3年で枯らしてしまう、強い伝染力をもつ「さび病」や、コーヒーの実に入り込んで卵を産み、ふ化した幼虫が種子(コーヒー豆)を食べてしまうコーヒーベリーボーラー(CBB)などの病虫害の被害が追い討ちをかけた。

UCC上島珈琲によると、「2014年度のブルーマウンテンの生産量は前年に比べて半減する見通し。直近10年の生産量のピークである2007年と比べると5分の1に減少しており、需給がひっ迫しています」としている。

ブルーマウンテンの販売再開について、同社は「2015年2月ごろから始まる収穫の状況を見極めて、早ければ来春からの販売再開を目指したい」という。

とはいえ、「ハリケーン被害で残った木から、どの程度収穫できるかにかかっているのですが、どこまで販売できるかは現段階ではなんとも言えません」とも漏らす。

一方、病虫害による被害から、現地では幼木を植えるなどの「再生」を進めているが、こちらも収穫までは3~4年かかるとされる。

どうやら、ブルーマウンテンはしばらく「お預け」のようだ。


日本語の理解がというより捏造かもね?

2014年10月01日 | おいしんぼうネタ

テレビ朝日の定例社長会見が30日、東京・六本木の同局で行われ、吉田慎一社長が九州電力川内原発に関する「報道ステーション」の報道に関して「不適切な報道があった。全面的にお詫びして訂正する」と謝罪した。

 10日放送の「報道ステーション」内で、原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見内容を誤って伝えた。竜巻の影響評価ガイドに関する質疑の内容を、火山のものと誤認して放送。さらに、火山に対して答えた「答える必要がない」という回答を他の質問の回答だと思われるように編集したというもの。後日、規制委からの抗議で問題が発覚した。

 吉田社長は、今回の問題に対し、「深刻な問題だと受け止めてます。あってはならない、まったく恥ずかしい事態。全面的にお詫びして訂正するとともに、速やかに『報道ステーション』でどこを間違えたかを含めて、修正報道をさせていただく。あらためて規制委員会にご了解を得る。委員会、関係者、視聴者の皆さまに大変申し訳ないことをしたと深くお詫びしたい」と謝罪した。

 「どうしてこのようなことが起こったのか、徹底的に早く調べてほしい。再発防止策も緊急にやってほしい」と通達しているといい、「最大級で対応しようとしている」。社内で2人のスタッフがメモ起こしをし、それを元に編集したといい、「メモが不完全で、雑な省略だった。さらに、内部連絡も不十分で、全体像がわかっている人間がチェックをしていなかった。報道機関として恥ずかしい状態が明らかになった。複数のミスが偶然にも起こってしまった」と弁明した。外部の調査委員を入れる予定はないとし、関わったスタッフに関しては「厳正に処分する」とだけ答えた。

アサヒグループの報道は信用できないってことですね・・・報道ステーションはこの3月で終了でしょ!?