新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

日本にも!?

2014年10月27日 | 気になるネタ

厚生労働省は27日、西アフリカに滞在歴があり、同日午後に羽田空港に到着した男性に発熱の症状があったことから、エボラ出血熱の感染が疑われるとして、指定医療機関である国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)に搬送したと発表した。血液検査などで感染の有無を調べており、28日未明に判明するという。

 政府関係者によると、男性はリベリアから帰国した40代のジャーナリストとみられる。

 厚労省によると、空港の検疫所から午後4時ごろ連絡があった。念のため隔離された病室に収容しており、採取した血液などを国立感染症研究所に運び、遺伝子検査でウイルスの有無を調べている。

 塩崎恭久厚労相は記者団の取材に、「接触がない限り感染しないので、冷静に受け止めてほしい。万が一のことを考えて搬送し、検査している」と話した。28日の関係閣僚会議でも経緯を報告するという。 


水を沢山飲む♪

2014年10月27日 | おいしんぼうネタ

「ストレスでめまいなんて当たり前じゃないか!」と怒ってはいけない。1日や2日のめまいならいざ知らず、何日も続けば、それが元で働けなくなることもあるのだ。こうなると立派な病気。「メニエール病」が最たる例だが…。

 Mさん(35)の悩みは“めまい”。数カ月前から仕事が忙しくて、早出と残業の連続。土日返上で働いているうちに、目の前がグルグル回る症状に襲われるようになった。

 2週間を過ぎても症状は続き、いつも耳鳴りを伴い、最近は聞こえも低下してきたので病院を受診。検査の結果「メニエール病」と診断された。メニエール病とは、耳の入り口から外耳、中耳と続く一番奥の「内耳」という場所で、内リンパ液という液体が過剰にたまることで起きる病気。なぜこのリンパ液が増えるのかは分かっていないが、その要因の1つとして「ストレス」の存在が指摘されているのだ。

 横浜市立みなと赤十字病院耳鼻咽喉科部長で、めまいに関する著書も多い新井基洋医師に聞いた。

 「めまいは軽視できない症状。1カ月以上続くとうつ症状が併発することも珍しくなく、生活時間帯に発症すると仕事もできないことにもなります。きちんとした治療を受けるべきです」

 メニエール病は国の「難病指定」を受けている病気だが、症状を軽快させる工夫はあると新井医師は言う。それは「水をたくさん飲むこと」だ。

 内耳のリンパ液が過剰になって病気が起きているのに、水を飲むなんて逆じゃないか-と考えてしまいそうだが、新井医師はこう説明する。

 「水をたくさん飲むと、内リンパ液をためる働きを持つ抗利尿ホルモンの分泌が抑えられ、脳は貯水をしなくていいと判断する。結果として内耳の水ぶくれが治まっていくのです」

 男性なら1日に1・5リットル、女性でも1・2リットルの飲水が目標だ。早めに「めまい外来」などの専門外来を受診して、適切な治療を受けることが重要だ。

 「めまいくらい…」なんて見ていると、エライ目に遭いますよ。


糖尿病を改善する食生活

2014年10月27日 | おいしんぼうネタ

生活習慣で糖尿病やその予備軍になっている人は、食欲から逃れることが難しい。生活指導で「間食を止めましょう」といわれても、ついケーキなどに手が伸びてしまう人はいる。ただし、食材を選ぶだけで、強烈な食欲から逃れられる術があるそうだ。

 【小腸を刺激する】

 一般的に、食後の高血糖を防ぐために、食事の最初に野菜類を食べると良いといわれる。食物繊維によって、他の食べ物の吸収が抑制されることで、血糖値は上がりにくくなり、便通も良くなってコレステロールも一緒に排出するなど、さまざまな効用があるそうだ。加えて、食物繊維の働きが、食欲と関係していることが最近わかってきた。

 東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科の小田原雅人主任教授が説明する。

 「食欲を抑える『GLP-1』というホルモンは、インスリンの分泌を促して血糖値を下げ、脳の中枢神経に働きかけて食欲を抑えます。GLP-1は、小腸から分泌されるのですが、食物繊維が腸にあるL細胞を刺激することで、GLP-1が増えるのです。食物繊維は、従来満腹感をもたらすといわれていますが、食欲を抑制する働きがあることも明らかにされたのです」

 GLP-1は、痩せるホルモンといわれ、糖尿病の治療薬としても、すでに実用化されている。しかし、薬ではなく日常生活の中でも、食事の前にサラダ一皿を食べると、自然にGLP-1を増やすことができるのだ。サラダの量は、両手のひらに山盛りになる程度が目安。少しの量では、効果がないのでご注意を。

 【サンマとコーヒーも】

 GLP-1を増やすのは、食物繊維だけではない。小腸にあるL細胞には、魚に含まれる脂肪酸の「EPA」の受容体があり、EPAがくっつくことでGLP-1を増やすという。

 「サンマ、イワシ、アジ、中トロなど、脂の豊富な魚は、GLP-1を増やすことに役立ちます。ただし、食べ過ぎはよくありません。刺身定食や焼き魚定食など、ほどほどの量が食べられる料理を活用してみてください」

 もうひとつ、小田原教授が勧めるのは、無糖のコーヒー。米国の疫学調査で、ブラックコーヒーを多く飲む人は、そうでない人と比べて、糖尿病の発症が抑制されることが明らかにされたという。

 「欧米人の場合は、1日6-7杯飲むと、糖尿病の発症が少なくなることはわかっています。日本人は、コーヒーを飲む習慣がない人もいるので、無糖のコーヒーを意識して食事のときに飲むと良いでしょう」(同)

 いずれにしても、食生活を少し見直すだけで、強い食欲を封じ込め、糖尿病の改善や予防が可能といえる。そのポイントを小田原教授に教えてもらった(別表)。

 「生活習慣だけで高血糖が改善しない人は、放置せずに、薬も適切に使用して合併症を防いでいただきたいと思います」と小田原教授は話す。 (安達純子)

 ■糖尿病を改善する食生活
・1日の総カロリーを適正化し標準体重に近づける
・毎食ごとに食物繊維たっぷりの野菜を食べる
・サンマやイワシなど脂の乗った魚をほどほどに味わう
・ケーキやアイスなどの間食や清涼飲料水はやめる
・ブラックコーヒーを1日3杯以上飲む
・1回30分以上週3回の有酸素運動を行う