新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

古米は氷で♪

2014年10月30日 | おいしんぼうネタ

ごはんにツヤが出てモチモチした食感に♪

古米などは水分が少なく、パサパサした食感になりがち。しかも、風味も乏しく、本来のごはんの旨味が味わえません。しかし、米を炊くときに氷を入れると、モチモチとした食感になるとのこと。いったいどうして、美味しくなるのでしょうか?

沸騰するまでの時間にヒミツがありました!

美味しさのヒミツを探るべく、愛知県名古屋市「尾頭橋米穀店」にてお米マイスターを勤める井村美子さんにお話を伺いました。

「昔から“お米は冷たい水で炊くと美味しい”と言われていて、私も母から教えてもらったんですよ。お米は沸騰するまでの時間がゆっくりですと、甘みが増すと言われています。また、炊く前にしばらく冷水に浸しておくと、芯までしっかりと吸水するのでオススメです」。

ということは、炊く直前に氷を入れて水温を下げる方法は、理にかなっていることがわかりますね!


緑茶でのうがいをお勧め☆

2014年10月30日 | 気になるネタ

毎年必ず流行がやってくるインフルエンザ。年間、1000万人が感染していますので、ワクチン接種はぜひしておきましょう。それでも罹(かか)ってしまうこともあります。

 インフルエンザウイルスには、栗のようなイガイガがあって、これを使い、のどや鼻の粘膜に取り付き、細胞内に進入、その内部で約1時間に3回、分裂・増殖します。

 すると、ウイルスは8時間後には100万倍と爆発的に増殖し、感染後、約24時間で発病してしまいます。38度以上の高熱を出し、筋肉痛や関節痛も伴います。また、感染力が高く、瞬く間に感染が広がることも。社会生活に悪影響をもたらすのです。

 そこで、これからの時期、緑茶でのうがいをお勧めします。実に簡単で、効果も期待できるのです。急須で煎じるのが面倒であれば、ペットボトルの緑茶でもいいのですが、カテキンがたくさん入っているものを選びましょう。

 カテキンには、インフルエンザウイルス感染を防御する作用、また、人の免疫力を上げ、感染しづらくする作用もあることが分かってきました。だから、うがいで口や喉の粘膜に付着したウイルスを洗い流したり、口の中に湿り気をあたえてウイルスの増殖を抑えることができるのです。水より緑茶のほうが効果的です。外出後はもちろん、室内にいるときでも1時間おきに実行したいものです。

 また、お茶を飲むこともお勧め。まず、うがいをし、その後、少しずつ飲んでいく。午前中、午後に各500ミリリットルくらい飲んでいると、罹る可能性が低くなり、罹っても軽く済んでしまいます。

 私も診察中、机の上などにお茶を用意して、「つまみ飲み」を心がけています。毎日、風邪の患者さんに接していますが、インフルエンザとは無縁でいられるのは、カテキンパワーかもしれません。

 ■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。慶應大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。