新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

マグネシウム不足★

2014年10月29日 | 気になるネタ

国内では予備軍を含めて2000万人以上と推計される糖尿病は、一般的に「食の欧米化」との関係が指摘される。高カロリーや高脂肪食が肥満に結びつき、糖尿病を後押しするとの考え方だ。しかし、それほど太っていないのに、糖尿病になってしまう人がいる。そこには、見落とされた生活習慣が関係していた。

 【60年代から減少】

 日本の肥満基準は、BMI(体格指数=体重kg÷身長mの2乗)で25以上。ところが、25未満でも、生活習慣による2型糖尿病になってしまう人はいる。厚労省の「平成24年国民健康・栄養調査報告」によれば、1日1人当たりの平均エネルギー摂取量は、2012年が1874キロカロリー。1975年には2188キロカロリーだったから、年々減少傾向にある。しかし、糖尿病患者の推定有病率は、1965年以降右肩上がり。高カロリー食でなくても糖尿病になる理由について、『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!』(主婦の友社)の著者、東京慈恵会医科大学の横田邦信教授が指摘する。

 「太っていないのに糖尿病の人は多い。その原因を調べていくと、1965年以降、日本人のマグネシウム摂取量が激減してしまったことがわかりました。マグネシウムは、身体でさまざまな役割をしています(別表参照)。マグネシウム不足は、血糖値を正常に導くインスリンの働きや分泌に悪影響を及ぼすことも、近年明らかにされています」

 国内外の研究者によって、マグネシウム不足と糖尿病やその他の生活習慣病との関係について、さまざまな報告がされてきた。横田教授も臨床研究報告を2004年から行っている。

 【インスリンに悪影響】

 では、なぜマグネシウムが不足すると、糖尿病になるのか。

 「マグネシウムは、体内で約350種類に及ぶ酵素の働きに関わっています。また、細胞内のミネラルバランスを整える働きもあり、マグネシウムが不足するとインスリンが出にくくなるのです。また、インスリンはブドウ糖を細胞内に取り込むシグナルを出しますが、マグネシウムが不足すると、細胞はブドウ糖をうまく取り込めません。だから、マグネシウム不足は糖尿病に結びつくのです」(横田教授)

 生活習慣病である2型糖尿病は、インスリンの効きが悪くなり(インスリン抵抗性)、インスリンの分泌量も減る。そのため、高血糖をコントロールできなくなるのだ。いずれにも、戦後の食生活の変化によるマグネシウム不足が深く関与しているという。

 「マグネシウム不足は、糖尿病だけでなく脳梗塞や心筋梗塞などの大血管障害にも関係します。意識してマグネシウムを摂取すると、糖尿病だけでなくトータルの改善と予防が期待できます。食事の見直しを行ってみてください」と横田教授は話す。 (安達純子)


肉をたべましょう♪

2014年10月29日 | おいしんぼうネタ

「野菜はやせる」は迷信!? 肉や魚こそダイエットには大事

ダイエットメニューというと多くの人が思い浮かべるのが、「野菜中心の食事」。野菜はダイエットに最適な食材と思っている人が多いようです。でも実は、野菜だけ食べていてもキレイにはやせられないのです。キレイにやせるために必要な栄養素や食材について、今回は考えてみましょう!

「ダイエットにはサラダ」この考え方をリセット! 

ダイエットを考えたときに、あなたはどんな料理を思い浮かべますか? 「肉を控えて野菜たっぷりの食事」と答える人が多いようです。肉は太る、野菜はやせる、と思っている人が多いようですが、実はこれは間違いなのです。野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維など、ダイエットに必要な栄養素がたくさん含まれていることは事実です。が、野菜だけ食べてもその栄養素は思ったように働いてはくれません。ビタミンやミネラルは、肉や魚などに含まれるタンパク質や脂質などと結びつくことで、エネルギー代謝を高めてくれたり、美肌や美髪のもとになってくれます。

肉や魚を食べると太るのではなく、逆に代謝のいい体を作ることに役立ってくれるのです。

実はダイエットに必要な食材リスト 

間違ったダイエットや勘違いで、体を燃やすために必要な栄養素を摂ってない人が多いようです。下記の食材を意識して摂るようにしましょう。 

■肉や魚は毎日食べよう!

肉なら手のひら1個分、魚なら切り身ひと切れ分をそれぞれ食べるのが理想的。

タンパク質は体の代謝にも影響する筋肉を作ってくれたり、美肌や美髪にも影響するので、意識してしっかり摂りたい栄養素。

■油を怖がらない!

油ものは太る、というイメージがありますが、すべての油が×というわけではありません。

いい油は、ホルモンバランスを整え、脳にもいい働きをするので積極的に摂りたいものです。揚げ物や炒め物などに含まれる油や、市販のドレッシングなどに含まれる油は控え、オメガ3と呼ばれる油を多く摂るようにしましょう。オメガ3は魚に多く含まれ、ほかにはしそ油や亜麻仁油、グリーンナッツオイルなどにも含まれます。 

■炭水化物も大事な栄養素

低炭水化物ダイエットなどが流行して炭水化物を食べないという人も多いようです。ですが、これも危険です。炭水化物は私たちにとってとても大事なスタミナ源です。ですからゼロにしてしまうと、スタミナ不足になって体のさまざまな部分に悪影響が出ることが考えられます。夜、炭水化物を抑える食事をするのは悪くないのですが、まったく摂らないのはおすすめできません。朝や昼は減らさず、夜で調節を。


間違った歯磨きは歯茎が痩せる原因に!

2014年10月29日 | 気になるネタ

歯茎の状態を意識したことはありますか? 実は、まだ若いのに歯茎が痩せている女性は少なくありません。

歯茎が痩せて下がっていると、見た目年齢もグンと上がり、不健康な印象に。笑顔にも自信が持てなくなってしまいます。

そこで今回は、加齢以外にも気をつけたい“歯茎が痩せる”習慣と対策をご紹介します。

■間違った歯磨きは歯茎が痩せる原因に!

歯科衛生士として活躍されている高橋裕美さんにお話をうかがったところ、歯茎が痩せる主な原因は、以下のようなことがあげられます。

(1)歯磨きの甘さが招く“歯周病”

日本では30歳以上の80%が歯周病に罹患していると言われています。歯周病が進行すると、歯を支える骨や歯茎が下がる原因に……。どんなに丁寧にブラッシングしても、すべての汚れは取りきれないので、歯科医院での定期的なクリーニングが理想的です。

セルフケアの場合、歯と歯の間の歯垢を取り除くデンタルフロスや、状況に応じて、歯間ブラシを使用するのがおすすめです。

(2)ガシガシ歯磨き

硬めの歯ブラシでガシガシ磨き、歯茎から血が出る……なんて人も少なくありません。実は、力任せに磨くと歯ブラシの毛先がつぶれ、歯の表面にブラシがしっかり当たらなくなり、磨き残しの原因に。それどころか歯茎は痩せ、歯が傷ついて知覚過敏の原因にもなります。

歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまう人は、力が入りすぎている可能性が高いので要注意。また、電動歯ブラシを使用する人は、力を入れて押し当てすぎないように意識するとよいです。

(3)食いしばり、歯ぎしり

噛む力が過度にかかることで、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が少なくなることもあります。特に歯周病で骨が溶け、歯がグラグラ動くようになると、通常の噛む力でも歯茎が下がってしまいます。

まずは、歯周病を防ぐためにも毎日の歯磨きが大切です。今回、高橋さんにうかがったおすすめの歯ブラシ選びと、磨き方のコツをご紹介します。

■今日から意識したい歯磨きのコツ

(1)歯ブラシはフラットで柔らかいものを

“山と谷”のようにギザギザになったカットのものは、ガシガシ磨くことで歯と歯茎を傷つけやすくなることも。フラットな面のものを選ぶとよいです。ガシガシと磨いている自覚がある人は、少し柔らかめの歯ブラシがおすすめ。

(2)持ち方、力加減にも注意が必要

持ち方は、グッと握ると力が入りすぎてしまうので、ペンを握るようなペングリップがおすすめ。力加減は、“歯ブラシの形がほとんど変わらない程度”が理想です。毛先を歯の表面に押し当てて磨いている人は、強すぎます。優しく丁寧に磨くとよいです。

また、歯磨き粉は研磨剤が入っていないもの、粒子の細かいものがおすすめです。粒子の粗いスクラブ等でガシガシ磨くと歯は削れ、歯茎も痩せてしまいます。何を選んでよいか迷ってしまった場合は、“知覚過敏用”の記載があるものがおすすめだそうです。

一度痩せてしまった歯茎は、元には戻りません。笑顔に自身が持てるよう、普段から歯や歯茎の健康も意識してみてくださいね。