グリコ乳業は全国の20歳以上の男女計4,700人(各都道府県男女均等割り付け)を対象とした「生活スタイルと便秘」に関する意識調査を実施した。その結果、“溜めてる”便秘ワースト3は「富山県」「京都府」「徳島県」に。また、“快便”トップ3は「埼玉県」「福島県」「岐阜県」となった。
調査では、ストレートに「あなたは便秘ですか?」と質問。それに対して、「便秘だと思う」または「どちらかと言えば便秘だと思う」との回答が40%だった「富山県」と「京都府」、39%だった「徳島県」が便秘ワースト3となった。以下、4位は「石川県」37%、5位は「福井県」と「熊本県」の36%が続いている。
一方、便秘傾向の低い“快腸”1位は「埼玉県」で21%、2位は「福島県」と「岐阜県」で共に23%、4位は「静岡県」24%、5位は「愛知県」と「奈良県」で共に25%という結果になった。
また、「便のニオイ」についても聞いてみると、全体の71.5%の人が“臭う”と回答(「悪臭8.2%」「どちらかと言えば臭う63.3%」)。都道府県別では「北海道」と「長崎県」が最も“臭う”人が多く80%と高い数字で、次いで「茨城県」「京都府」「和歌山県」「鳥取県」「佐賀県」が僅差で3位(共に79%)になった。
逆に最も“臭わない”と回答したのは「長野県」で45%、(「どちらかと言えば臭わない43%」「ほとんど臭いはない2%」)、次いで「香川県」41%、「岐阜県」39%と、臭い県と臭くない県で大きな差がつく結果になった。
続いて~
どかぁぁ~ん♪
こりゃあ、凄い刺し身盛合せだぁ
ふむ~どれも美味しそうだが・・・
わたしゃあ~赤身が好きだから嬉しいぃ
鰤も美味そうぉ
飲酒と喫煙を続けると、長生きできない。これは、いまでは定説になっている。その結果、多くの方が年を取ると、これまでどおりの飲酒と喫煙を続けることに不安を抱き、無理をしてでもその習慣を断ち切ろうとする。
しかし、本当に酒やたばこをやめると、長生きできるのだろうか。
じつは、飲酒と喫煙が長寿と関係しているかどうかを示す確実なデータはない。確かに、酒もたばこも、飲み過ぎ、吸い過ぎは体に悪い。しかし、これは嗜好(しこう)習慣であり、無理に断ち切ってしまうと、かえってストレスになる。とくに「酒は百薬の長」とも言われるように、たしなむ人の方が禁酒した人より長生きするという疫学調査もある。
国立がんセンターの調査でも、日本酒を飲んでも1日に1合(180ミリリットル)以下の場合は、まったく飲まない人に比べ、死亡率が低いことが明らかになっている(1990~96年に、岩手、秋田、長野、沖縄4県の40~59歳の男性約2万人にアンケート)。
また、ハーバード大学による内科医健康調査では、1週間に2~6杯の飲酒は心臓病の急死のリスクを減らすという結果が出ている。
そこで、私はむしろ、食事しながらならば、酒をたしなむことを勧めている。とくにリタイアして交友関係が減った方は、たまに合う友人知己との食事の席ではそうした方がいい。家庭でも、家族との食事の席ではそうすべきだ。その方が寿命も延びる。量的には缶ビールなら1~2本、日?本酒ならカップ酒1~2杯、ウイスキーならダブルで1杯程度は十分な許容範囲だ。ただし、1人酒はあまりお勧めできない。酒量の歯止めが利かなくなるからだ。
一方のたばこだが、これもやめてストレスになる人は、やめる必要はない。確かに、たばこの煙には400以上の化学物質が含まれ、中でもタール、ニコチン、一酸化炭素は3大有害物と呼ばれている。
しかし、たとえばよく「たばこを吸うと肺がんになる」と警告する人がいるが、これは論理的には成立しない。「肺がんの原因がたばこ」ということと「たばこ吸うと肺がんになる」ということとは、別の話だからだ。もしそうなら、たばこを吸っている人は必ず肺がんにならなければならない。
今は「自己責任社会」である。つまり、リスクを取ればなんでもしたいことができる自由が保障されている。したがって、吸うか吸わないかは個人の自由であり、食後の一服を習慣にしてきた人は無理してやめる必要はないだろう。
食後の一服だけでは治まらない人は、1日半箱程度までなら、私は問題ないと思っている。飲酒もそうだが、たばこも文化という見方ができる。司馬遼太郎氏は「文化とは、一見不合理にみえても精神の安らぎを与えるもの」と言ったという。
とすると、音楽にしても、映画にしても、文学にしても、みなどこか不合理だから、たばこもまた文化といえる。もちろん、食文化という言葉があるように、食も文化だし、飲酒も文化である。したがって、たばこも文化であるから、これを健康という側面だけで否定しては、老後の豊かな生活は成り立たない。
■富家孝(ふけたかし) 医師・ジャーナリスト。1947年大阪生まれ。1972年慈恵医大卒。著書「医者しか知らない危険な話」(文芸春秋)ほか60冊以上。
10月4日に閉幕した韓国・仁川のアジア大会は、競技の判定のみならず選手村にエアコンが設置されていないなど、大会運営まで酷評された。だが、それに加えて不評だったのが運営スタッフやボランティアのモラルの低さだった。
通訳スタッフは、組織委員会が当初1日7万ウォン(約7000円)で募集したものを急遽5万ウォンに減額したせいか、「日当が安い」と9月下旬には100人近くが“逃亡”してしまった。
地元の『中央日報』は、「大会終盤までアラビア語の通訳が不在のため、9月29日の陸上男子1500メートル決勝後の会見では、英語を話せる金メダリストが、アラビア語しか話せない銀と銅メダリストの通訳をさせられた」と恥ずかしげもなく報じている。
組織委員会は大会前に母国語と英語ができる人を同行させるよう各国オリンピック委員会に要請しているから、すべて開催国のミスとはいえないが、アラブ諸国に有名選手が多い陸上競技でアラビア語通訳を配置できないようではその運営能力を問われても仕方ないだろう。
ビーチバレーやカバディ会場ではボランティアスタッフがカード賭博を行なう事件も起きた。挙げ句の果てに批判は自国チームからも出る有り様で、野球では韓国代表の柳仲逸監督が「練習用ボールを拾って選手にサインを求めるボランティアがいて邪魔だ」とし、組織委員会の指導不足を指摘している。
元時事通信ソウル特派員でジャーナリストの室谷克実氏はこう解説する。
「韓国ではボランティアは単なる資格なんです。入社試験の履歴書に『ボランティア証明書』を添えると就職に有利になるからやるという程度だから、バイト代が安ければさっさと職場放棄してしまう。日本人が考える『奉仕の精神』などはそもそも持っていない」