新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

長生きしたいなら~50歳を過ぎたら肉を食え★

2014年10月26日 | おいしんぼうネタ

いつの世も、ストレスに苦しめられるのは「いい人」ばかり。人に多少の迷惑をかけても平気でいられるずぶとい神経の持ち主は、人にストレスをかけることはあっても自分がストレスで悩むことはない。健康のためなら少しくらい「いい人」をやめてみてもいいのでは?

 ストレスが万病の元であることは読者諸賢周知の通り。頭痛や下痢、高血圧、肩こり、円形脱毛症などがストレス症状であることは有名だが、それ以外にも、ドライアイや喘息(ぜんそく)など、意外なところにもストレスの影響は及ぶ。中でも深刻なのが“がん”だ。真面目でいい人ほど日々のストレスで深刻に悩むため、免疫力が低下してがんになりやすくなる。

 周囲に気を配り、まじめに働く“いい人”ほど病気になりやすいなんて、あまりにも不条理だ-と腹を立てても仕方ない。仕方ないばかりか、それがストレスになって病気を呼び込むことにもなりかねない。じつにどうも、ストレスとの付き合い方は難しい。

 『「いい人」をやめると病気にならない』(帯津良一著、SB新書)は、まさにそんな「いい人短命論」を医学的に検証し、医者と薬を遠ざけるための工夫を紹介する1冊だ。

 著者(78)は統合医学(西洋と東洋の考え方を融合させた医学)の権威として知られる医師。その著者が、ストレス社会にあってストレスを真正面から受け止めず、上手に受け流すテクニックを紹介している。

 何事にもまじめな“いい人”は、健康管理にも真剣だ。しかし、真剣も度を超すと、逆に不健康を招き込むと著者は言う。

 「健康に関心があるのはいいことだが、『健康のためなら死んでもいい』という健康オタクになったのでは本末転倒」と説く著者は、不摂生でも日々の生活にときめきを感じて生きている“ちょいワル”のほうが、免疫力が高く維持されるので、結果としてがんなどの病気を遠ざける-と考えるのだ。

 たしかに、「誰にでも親切で、健康にも人一倍気を使っていた」と評される人が若くして命を落とすことは珍しくない。

 ならば人に迷惑をかけ放題でも、好き勝手に生きていけばいいのかという声も聞こえてきそうだが、そうではない。著者が勧める“ちょいワル”とは、「気ままで楽天的、道徳的に見るとふまじめなところもあるのに、趣味や遊びにも精通し、懐の深さがある人」と定義する。

 なるほど、そんな条件を満たせば、間違いなく異性の支持を得るはずだ。女性にモテて免疫力が下がるはずはない。病気は離れていき、女性が近づいてくるとは、なんとすてきな健康法だろう。

 「本音をちょっと交えて話す」「ギャンブルで思考のバランスを取る」「家と会社以外に“居場所”を作る」「オンとオフの切り替えには酒を利用する」など、凡百の健康本とは視点の異なるアドバイスが満載だ。

 「“いい人”は結局、健康面で一番損なのです。80歳近い著者自身、酒好きでメタボ気味。しかも遠慮せずに陽気で健康。説得力があります」とは本書を手がけたSB新書編集部のM氏。

 自分に甘くなれるか否かが、人生後半の健康を左右するのだ。 (竹中秀二)

■「脱・いい人」のテクニック(抜粋)
 (1)ケチらずお金を使いましょう
 (2)50歳を過ぎたら肉を食え
 (3)メタボ健診の数値は無視せよ
 (4)タバコも1日3本なら「攻めの養生」
 (5)適度なストレスは人生のスパイスと思え
 (6)一病あってもぼちぼち暮らしていこう


「マッサン」から、新たな“ヒロイン”

2014年10月26日 | 気になるネタ

NHK連続テレビ小説「マッサン」(月~土曜前8・0)の24日放送回に登場した“セクシー大正美女”が話題になっている。放送直後からインターネット上で「あの娘は誰?」などと注目され、25日のネット急上昇ワードでは3位にランクされた。正体は、昨年8月にグラビアデビューした新人、柳ゆり菜(20)で、サンケイスポーツの取材に「恥ずかしかったですが、皆さんに知っていただけてうれしいです」と喜びを語った。(サンケイスポーツ)

 放送開始から3週連続で平均視聴率20%超えを記録している「マッサン」から、新たな“ヒロイン”が誕生した。

 24日放送回では、販売中止に追い込まれた「太陽ワイン」の復活をかけて、鴨居商店大将・鴨居欣次郎(堤真一=50)が“ヌード”ポスターに勝負を掛ける姿が描かれ、そこに登場したのがモデルの「みどり」だ。

 「大将、なんやったら脱ぎますよ。ええ写真撮ってください」と語った彼女が着物を胸元まで下げ、白い柔肌を露出する姿がオンエアされ、朝ドラでは異例のお色気シーンに反響は絶大。放送直後からNHKに「あのかわいい娘は誰?」などの問い合わせが多数寄せられた。

           

セクシーな演技とEカップ巨乳の谷間がまぶしい“ヌード”ポスターで注目を集めたのは、20歳の柳ゆり菜。昨年8月にグラビアデビューし、愛くるしい笑顔と1メートル65、B84W60H86のダイナマイトボディーを武器に、タレント、女優として一歩を踏み出したばかりの新人だ。

 ネット上でも放送直後から検索が相次ぎ、翌25日には大手ポータルサイト「Yahoo!」の急上昇ワードで「柳ゆり菜」が3位に入った。

 今夏のオーディションでみどり役をゲットした柳は、大反響に「すごいうれしいし、ビックリしています」と照れ笑い。脱ぐことには「抵抗がなかったと言ったらウソになりますが、『朝ドラだよ』って言われて『そうですよね。大丈夫です』と(笑)。朝ドラに出るのが夢だったので、思い切りやりました」と振り返った。

 堂々とした演技に共演の泉ピン子(67)から「良かったよ」と絶賛され、堤や主演の玉山鉄二(34)からも「ドキッとした」と声を掛けられたという。

 みどりのモデルは、大正11(1922)年に発売された「赤玉ポートワイン」(壽屋=現サントリー)で日本初のヌードポスターに起用された松島栄美子さん。当時、絶大な人気を誇った松島さんのような活躍が期待される柳は「綾瀬はるかさんのように、自然体で人の心にスッと入っていける女優になりたいです」と飛躍を誓った。今度は本当のヒロインとして朝ドラに出る日も近い!?

★モデルはワイン宣伝のプリマドンナ

 「みどり」のモデルとなった松島栄美子さんは「赤玉ポートワイン」の宣伝活動のために結成された歌劇団「赤玉楽劇座」のプリマドンナ。壽屋の当時の宣伝部長からポスターモデルを依頼され、覚悟を決めて了承。両肩をあらわにするという当時では考えられない斬新なアイデアで話題を呼び、同商品のヒットに貢献。当時は反響の大きさに、親から勘当されたというエピソードもある。ポスターはドイツで開催された世界ポスター展で1位に輝いた。松島さんは1983年に90歳で他界している。

■柳 ゆり菜(やなぎ・ゆりな)

 1994年4月19日生まれ、大阪府出身。2013年4月、「smart Boys&Girlfriendオーディション」で特別賞受賞。同8月に「週刊ヤングマガジン」の表紙グラビアで芸能界デビュー。タレント、今田耕司(48)の気になる美女として日本テレビ系「しゃべくり007」で紹介されるなど多くのバラエティー番組に出演し、「スニッカーズ」と「カルピスソーダ」のCMにも出演中。今年5月公開の「うわこい」で映画初主演。現在、テレビ朝日系「黒服物語」(金曜後11・15)にキャバクラ嬢役で出演。特技はダンス。血液型A。


円や国債が安全資産

2014年10月26日 | 気になるネタ

 ここ数日の相場をみていると、株安の局面では円高と債券高が同時に進んでいる。株安と円高、債券高の組み合わせが生じるのはなぜだろうか。また、市場やメディアでは「安全資産とされる円や国債が買われた」という解説が多いが、実際のところ、円と国債は安全資産なのだろうか。

 株、円、債券の相場変動の背景には、個別銘柄の特殊性のほかに、マクロ経済の変化がある。

 もちろん、そうしたマクロ経済の変化で、日々の変動は説明できない。予測するのはほぼ不可能に近い。

 逆にいえば、超短期における相場の予測はサイコロの目をふるのと大差ないともいえる。

 ある程度の中長期になれば、個別銘柄の特殊性が互いに相殺され、マクロ経済の変化でかなり説明できるようになる。こうしたことから考えると、超短期の予測ばかりいう人は、理論的な根拠のない勘に頼る人だ。

 とはいうものの、今の相場をちょっと考えてみよう。株式と債券相場は逆の関係になることが多い。それはリスクをとりたい人は株式、とりたくない人は債券を選択するからだ。というわけで、株安・債券高は、株式から債券へシフトしていると考えればわかりやすい。

 債券高は、定義上金利安である。本コラムの読者であれば、ある程度の中長期において、為替は2国間の金融政策の差で決まることをご存じだろう。これをデータでいえば、2国間のマネタリーベース(中央銀行が供給する通貨)や実質金利(名目金利から予想インフレ率を控除したもの)の差で、為替はある程度決定されるといっていい。

これによれば、金利安は円安になる。ところが、今現在は円安が一時円高に戻している。あまりに急激に円安になったので、その戻りなのだろう。こうした戻しは相場にはよくある話である。

 もっとも、為替の理論といっても、理論値から1、2年外れることもあるので、その程度しかわからないという限界も踏まえておかなければいけない。

 いずれにしても、日々の動きを説明しても、所詮そうした話は、こじつけて現状を説明しているだけで、理論的な方向と短期的にずれることもしばしばである。それだからこそ相場は面白いともいえる。

 冒頭述べたような「円や国債が安全資産であるから買われる」というのも、結果から見たこじつけのたぐいだ。その証拠に、同じメディアが円や日本国債の暴落懸念を説いたりもしている。まったく矛盾した話なので、その場限りでいい加減な話をしているわけだ。

 日々の滑った転んだという相場の動きについて、もっともらしくコメントしなければいけない人たちに、同情さえ禁じ得ない。

 長い目で見れば、円も国債も他の国から見れば安全資産である。それはこれまでの日本の歴史で、デフォルト(債務不履行)が実質的に戦争直後しかないことからもいえる。言い換えれば、戦争さえなければ、日本は大丈夫だといえる。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)