ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

退職記念の贈り物

2017-04-09 22:40:40 | RUN

3月下旬、送別会で、同僚会から、退職記念の贈り物をしたいが、何がよいかと尋ねられた。
記念品というと、ずっと飾っておけるような物を想像する。
だけど、私は、プレゼントしてほしい物が思い浮かばなかった。
家には、物があふれている。
何か記念にとっておける立派なものを、と考えてほしかったようだけど、やっぱり思いつかない。

…あ、あれがほしい!

やっとのことで(?)、考えついたのは、ずっと飾っておいたりする物ではなかった。
それが、これ!


ランニングシューズ!


シューズは、歩を進めるために必要なもの。
私の第2の人生が始まる。
人生の一歩一歩をしるすためのアイテムとして、ふさわしい。
また、明日に向って走っていく、という意味でもふさわしい。
そして、何より退職した後も、人生の中で走ることを続けていきたい。

今のシューズは、かかとがすり減ってきていた。
そこで、様々な意味で、新しいランニングシューズを希望したのであった。

わざわざラッピングしてくれ、送別会で皆の前で贈ってくれた。

昨日は、そのシューズをはいて、走りに出た。
はき心地は、今までより少し重く感じた。
ひももちょっと加減が難しかった。
しかし、徐々に慣れていくことだろう。


新しいシューズで、第2の人生を、前に向かって走っていこう!!
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届いた 完走証

2017-04-08 23:24:12 | RUN

笹川流れマラソン大会で機械の故障により発行されなかった完走証が送られてきた。
タイムを見ると、1時間58分39秒。
見事に目標達成の2時間切り。
60歳以上の男子の部で見ると、147人中50位。
上位三分の1からは、こぼれるということ。
60歳になったばかりなのになあ。
このカテゴリーでは若いはずなのだから、もっと上位になれてもいいのだが、そこは練習は正直な結果を招くものだということだね。
暖かくなってきたし、これからもう少し走る機会は増やしたいものだ。
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再スタート最初の1週間

2017-04-07 22:29:18 | 生き方
顔合わせに「出勤」した月曜日。
火曜日は、冬用タイヤを通常の物に替える作業や、健康保険の加入手続きのための書類つくりや証明書の交付を受けに行ったりして、慌ただしく過ごした。

水曜日は、3か所に回る出先のうち1か所に「出勤」。
職員の少ないここは、家族的な感じがして、非常にいいなあ、と思った。

木曜日の出先は、工事中でプレハブ住まいの珍しい建物であった。
工事の物音がしたり、プレハブゆえの足音が響いたり、となかなか厳しい環境だなあとも思った。

金曜日の今日は、本務の職場である。
それゆえ、「ここは、お客様ではないぞ。」という意識が自分にはあった。
しかし、職員が50人もいる。
埋もれそうな思いもする。
まして、週に1回の勤務であるから。

昨夜、正式に2日間出勤しただけの夜だったが、疲れて結構ぐっすり眠った。
毎日出先で知らない人と会い、どんな仕事をするかもまだよくわかっていないし、わかっていてもできてもいないし。
そんなことで、かなり気疲れしたようだ。
だから、よく眠った感じになったのだろう。

1週間のうち、3日間勤務する生活が始まった。
それも、毎日行先の違う職場で。
いつになったら、慣れるかなあ…と思いつつ、働いたのはたった3日間だったのに、長かったと感じ、あくびをしている金曜夜の今夜である。
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花束

2017-04-06 22:13:36 | 生き方

3月末、定年退職ということを祝ってくれる人が多かった。
かつての同僚や教え子たちの中にもいた。
大したことはしていないのに、そのように気を使っていただいたのは、なんだか申し訳ない気がしてならない。
でも、本来は辞表を書いてもらってもおかしくなかったけど、立ち直るのをずっと待ってよかった、という人もいた。
たった1年間の担任だったけど、世話になったから…といってくれた人もいた。
自分みたいな者のために、こうして気遣いをしてくれるなんて、本当にありがたかった。

もらった花や花束などは、合わせて11にも及んだ。
9個並べてその中に入って、記念に写真を撮ってもらった。

【私が実際に入ると見苦しいので、花束だけ】

こんなに花束をいただいたのは、さすがに人生初めて。
ここまで歩めたのは、生んでくれ育ててくれた親のおかげ。
…ということで、妻が花をうまく組んでくれて、墓参りをすることにした。
4月1日、両親の眠る墓へ、定年まで勤め上げたことを報告し、感謝の祈りを捧げたのであった。

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春先の小さな青い花、ミチノクエンゴサク…かな?

2017-04-05 21:55:41 | 草木花

笹川流れマラソンに行く時、楽しみにしていることがある。
カタクリの花が見られることだ。
去年は、温かくなるのが早く、春が早く来たせいもありたっぷり見られた。
ところが、今年は1つも咲いているのが見られなかった。
残念。

しかし、今年は、代わりに(?)別な野草が咲いているのを見かけた。

珍しい訳ではないが、エンゴサクの花だ。
県北であり、日本海沿岸、さらに大きさが小さい、ということから、「ミチノクエンゴサク」ではないかと思われる。
この青さや小ささが、なかなか可愛らしい。

エンゴサクは、漢方に使われるという。
このミチノクエンゴサクもそのような使い道があるかどうかは、分からない。
キケマンの仲間になるらしい。

【キケマン】
春先にみられる可愛い山野草である。


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新たな勤務先へ

2017-04-04 20:36:48 | 生き方
私の新しい勤務は、再任用の短時間勤務。
短時間と言っても、毎日の勤務時間が短くなる訳ではない。
週に3日間の勤務で、その日は1日勤務となる。
それを、2人で3日間ずつ勤務する。
私は水曜日からの3日間を、もう一人の方は月曜日からの3日間を勤務する。
そうすると水曜日が重なるが、私は、水曜日の勤務は、在籍の勤務場所とは違うところに出かけることになった。
だから、同じ仕事をする2人が同じ日に会うことはない。
私は、木曜日も別な勤務場所に出かける。
だから、週に3日間の勤務先が、毎日違うことになる。

月曜日は、私の勤務日ではないが、4月に入って初めての職員出勤日。
どのような人がいるのか、どのような人が転入してきたのか、それを知りたい。
なので、月曜日は、「サービス出勤」をした。
顔合わせ、オリエンテーション、他への挨拶回り、歓迎昼食会…などを行った後、サービス出勤を終えさせていただき、帰宅した。

今までの責任ある役職とは違った職務は、新鮮な気がする。
はたして、これからどのような感覚で新しい勤めをすることになるのであろうか?
ある種、楽しみである。
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退職記念!?笹川流れマラソン大会②

2017-04-03 23:07:51 | RUN
スタートは、ゆっくり走り出して行く。
参加者が例年より少ないので、(とは言っても、934人がこのハーフを走るのだが)数秒後にはスタートゲートをくぐった。
そこで、腕に巻いたウオッチのスタートボタンを動かす。
今回の目標は、1kmを5分30秒ペースで走ること。
それを計算すると、5.5×21=115.5
つまり、1時間55分30秒余りでハーフマラソンの距離を走れることになるのだ。
もちろん、後半はバテてくるだろうから少しはタイムが悪くなる。
それでも、なんとか2時間を切れればいいなあ、と思った。
なので、
キロ5分30秒のペースを守ること。
2時間を切ってゴールすること。
この2つを目標とすることにした。


今回はウオームアップを十分できていなかったので、スタートしてからしばらくは、体が十分温まっていないから、急がずに行くことにした。
それで最初の1kmが、5分29秒。ちょうどよいペースじゃないか。
ただ、寒さに備えて冬用の長袖をTシャツの下に着てしまったものだから、暑さがすごく気になって仕方なかった。
2kmから9kmまでは、5分台の28秒、40秒、29秒、26秒、25秒、24秒、30秒、26秒と続く。
なかなかよいペースだ。

9km近くまでは、目の前には、ランナーではなく、「ウオーカー」がいた。
競歩の選手である。
その選手に、後ろから走って来て、8km付近で親しげに話しかけた人がいた。
私が、7年前の勤務先で知り合った人である。
走ることが好きで、毎週のようにあちこちのレースに出る、という市民ランナーであった。
好成績を収めるようになるにつれ、市の代表として県の縦断駅伝のメンバーになって走るまで力をつけた人だ。
話が終わったようなので、後ろから、「Iさん。」と名前を呼んだ。
驚いたように振り向いて、今度は私の隣に並んで話してくれた。
「どうぞ、先に行ってください。」と私が言っても、なかなか先に行こうとしなかったが、10kmの折返し点で、「じゃ、行きます。がんばりましょう。」と言って、みるみる先に進んでいった。
彼ばかりではなく、それまで並んで走っていた競歩ウオーカーも、スピードを上げ、私を置いてけぼりにしていった。

9km以降は16kmまで、5分台の22秒、20秒、31秒、38秒、24秒、28秒、33秒と、ねらい通りに走れていた。

今年は、春先でも気温が低かったせいか、今年は花があまり咲いていない。
去年は、コース上からカタクリの花を見ることができたのに、今年はどこにも見られない。
それどころか、日陰には今朝降った雪だまりを見かけることが多かった。
だから、途中で体温が下がり始めたので、外していた手袋を再びはめて走った。

残り5kmとなって、この辺りから、上りで脚が上がらなくなってきた。
自分としては、苦しくないように走っているつもりなのだが、後ろからきたランナーに上りで追いつかれたり離されたりしていく。

苦しいけれど、これも予定通り。
なんとか落ち込みを少なくしようと、気持ちはがんばり始める。
17kmからは5分45秒、6分05秒、6分03秒、5分54秒と20kmまで6分前後を維持した。
桑川駅・夕日会館が近づき、残り1km。

そして、いよいよ最後に待つ「まさか」。
まさか=魔坂。
本当に悪夢のような急坂である。
脚は上がらないが、しかし懸命に腕を振り前に進む。
魔坂の最後に、ゲストランナーの弘山晴美さんがいてハイタッチをしてくれていた。

私は、思わず手を出して、汗に濡れた手袋で握手をしてもらった。
弘山さん、ごめんなさい。

ゴール付近では、いつものSNさんが、「がんばれ!」と声をかけてくれた。
彼は、私より7分くらい速くゴールしていたようだ。
そして、ゴール。

ウオッチを止めると、1時間58分26秒。
やった!目標達成の2時間未満だ。
最後の1km少しは、7分16秒もかかってしまっていた。
しかし、目標達成だ、と喜んだ。

ぐったり疲れながらも、勇んで完走証をもらいに行くと、なんと私の数人前から、それを発行する機械がすべて壊れて(?)しまっていた。
後で郵送する、と言われたが、とんだハプニングであった。

ゴール後、SNさんや、この4月に多忙な職場に移ったNさんと健闘をたたえ合った。

アオサ汁をお代わりして2杯すすった。


今年も日本海ソフトを1つなめ、

帰りの臨時列車に乗った。

そこで、昼食代わりに家から持って来たカロリーメイトやマドレーヌ菓子を食べた。
だんだん疲れてきた。

列車が、あと15分ほどで、降りる駅に近づいた時、急激に気持ち悪くなってきた。
目の前がチカチカし始めた。
間もなく到着する、という時は、気持ち悪い汗がボタボタ出てきた。
ふいてもふいても汗が出た。
そして、目の前の真っ白さはだんだんひどくなった。
このまま、倒れてしまうのではないか?
退職記念の走りのはずが、健康にオサラバするような日になってしまうのか?などと思ってしまった。
駅に到着後、視野が狭くなる中で何とか階段を昇り降りし、駅のホームのトイレに入って便座に座り、気分の回復を待った。

幸いにも10分間ほどで、少し回復してきた。
いやあ、ひどい疲労感だった。
とぼとぼと家まで歩き、帰ってからは風呂を沸かして入り、夜は早く休んだ。
最近は、退職間近から夜にあまりよく眠れていなかった疲れも出たのだろう。

だけど、ハーフマラソンでは、今までに2番目に早いタイムであったはずだ。
アップダウンの多いこのコースで、よくやれた、と納得することにしよう。

さて、こんなに苦しんだレース後である。
60歳の退職記念レースは、結果はよかったが、むしろレース後が苦しかった。
その意味で、よい(?)思い出となった。

ところで、本当に完走証は届くのだろうか???

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退職記念⁉笹川流れマラソン大会①

2017-04-02 20:59:12 | RUN
定年退職から2日目。
第31回笹川流れマラソンに参加してきた。
60歳になってから、退職してから初めてのマラソン大会。
いわば退職記念の大会なのだ。

よくともに出場していた息子は、仕事日。
一人で参加してきた。
朝起きると、いい天気。
しかし、外の空気は冷たい。
行く時には、やはり特急仕立ての臨時列車に乗って。

途中の村上駅周辺では、厚い雲の下に入ったと思ったら、あられのような雪が降り出し、その後は強い雨となった。

幸いそこから先は、青空が広がってきて、海岸線からは日本海と粟島がよく見えるようになってきた。

やがて、列車は、桑川駅に到着した。
今年は、駅にマイクロバスが止まっていて、到着したランナーたちを運んでくれていた。
でも、私は歩きたい。なぜなら、花見が楽しいのだ。
こんな黄色い花が周辺の家々の庭によく咲いているのだが、名前は不明だ。

白いキクザキイチゲの花の群落もあったぞ。

しかし、今年の冬は年が明けてから寒い日が多かったせいか、残念なことに、例年咲いているカタクリの花が、全く見られなかった。
通りかかった十二神社で、RUNの無事を祈る。


今年は、3月20日に新潟でハーフマラソン大会があったせいか、この笹川流れマラソン大会に参加する人が今年は減っていた。
知り合いの参加が例年より少ない。
だが、去年のこの大会でハーフを初めて走った知り合いや、7年前に私がマラソンを走れるようになりたいと思わせてくれた、40代を迎えた知り合いなどに、レース前に会った。
少なくなったと言っても、ハーフに934人、10kmに704人、小中学生の3kmに80人が参加している。
参加賞のTシャツは、ちょっと派手にこんな色。

胸のロゴは、コンパクトになっていた。

今回のゲストランナーは、弘山晴美さん。

スタートを控え、並びながら出発の時間を待つと、意外と陽射しが強くなってきたので、不安になってきた。
到着した時まで空気が冷たかったので、冬用の長袖を着て並んでいたのだったから。

さて、9時30分。
好天の下、スタートとなった。
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還暦記念文集の完成

2017-04-01 21:24:56 | 生き方

同級会の還暦記念文集が完成した。
業者からは、年度末の、しかも退職間際の日の完成、となって届いた。
退職の前夜は、発送のための袋詰めの作業を時間をかけて行っていた。
あとは発送するだけにしておいた。

編集作業は、すべての原稿をPDF化して、知り合いの長岡の業者に依頼した。
PDF化は、持っているプリンター複合機で行った。
すべてスキャンして、それを文字等を濃い目にして、ページを入れた。
ただ、ページは、業者の方からきれいにそろえたいという意見で、改めて入れ直してもらったけれども。
やるからには、よいものにしたいと思ったからだ。

この還暦を記念して行わなければ、今後はこのようなものを作ろうとは思わないだろう。
今回、どうしても作りたいと思ったのは、同級生4人が数年のうちに亡くなったからだ。
私自身の父も、56歳で亡くなっている。
子どもの頃、体が弱かった私としては、自分が長生きするとは思っていない。
それが、60歳までの定年退職は叶えることができたのは喜びではあるが…。

できてきた文集は、50ページ弱だが、付録もある。
それは、高校2年生時に作った第1集、同3年生時の第2集が入ったCDだ。
原稿を寄せてくれた同級生の一人が、第1集・第2集の表紙を含めた全ページを、スキャンしてPDF化してくれたのだ。
だから、それを1枚のCDに詰め込んだ。
スキャンした一人一人のPDFに、高校時代の旧名で名前を付け、ページ順に並べてCDに焼き付け(?)た。
もちろん(?)今回の第3集のPDF化原稿も、このCDに入れた。
そして、それを40枚分作り、すべてのCD盤面にデザイン化して印刷した。


最初の予定より金額はかかったが、とりあえず予定通り3月末に発行できてよかった。
喜んでもらえるといいなあ…。
同級生たちは、青森から北九州にまで散らばっている。
もうなかなか会うことはできないだろう。
だけど、同級生たちが今まで生きてきた人生や、高校生の頃に考えていたことなどを、読んでいろいろと考えてくれればありがたい。
だって、みんな、一度の人生を一生懸命生きているのだから。
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