ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「ホーム観衆4万人」の願い、叶え、勝利

2010-05-06 18:33:47 | アルビレックス新潟
J1昇格前後は、いつも4万人前後の観客でいっぱいだったスタジアム。
アルビレックス新潟のホームゲームは、いつもオレンジ一色に染まり、新潟を応援する声であふれていた。
ところが、観客は年々少なくなり、不況もあってか、今年は1試合平均2万7千人程度しかない状況になってしまった。
あの熱狂的なサポが来襲した浦和戦でさえ、3万2千人であった。
それが、昨日は違った。
久々に、観客は4万人を超えた。
41,002人。
Sスタンド、Eスタンドの観戦者はあふれ、立ち見する観客も多かった。
当日の対戦チーム、横浜Fマリノスの木村監督にこう言わしめた。
「新潟の素晴らしいサポーターが相手をアシストしていた。それで負けた感じ。」

再びビッグスワン・スタジアムに4万人の観客を集めよう。
こう考えて行動に起こした人々がいた。
のぼりを持って商店街を回ったり、駅前で訴えかけたり。
そういった努力をしている方々には敬意を表したい。
私は、そこまでできないから。
自分にできることは、なるべくスタジアムに行くこと。
そして、スタジアムでアルビレックス新潟を応援すること。

よく無料券や招待券が配られていた新潟だが、今回、久しぶりに県内の学校には、「小中学生無料招待・保護者優待券」が配布された。
こどもの日。
スタンドは、親子連れがたくさんいた。
しかし、それだけではなかった。
老若男女かなりたくさんの人たちが、アルビレックスの応援に訪れていた。
これは、前節の初勝利と、やはり4万人集客の運動をした人たちの行動の賜であろう。

新潟の選手たちは、走った。
高い位置からボールを奪おうと、相手ボールにも、激しいプレッシャーをかけ続けた。
その結果が、2-1での逆転勝ち。
選手たちの積極的な攻勢が、印象的だった。
「新潟は、終始、球際の強さ、1対1の強さで横浜を圧倒し、今季ホーム初勝利を飾った」
このように述べられたスポーツ記事もあった。
日本代表や代表に招集されたことがある選手も多いマリノス相手に、臆せず懸命に戦った選手たちだった。
実質7分近くものロスタイムの後、喜び合う選手、サポーターたち。
久々に、11か月ぶりにホームでバンザイをした。
皆の願いがかなった瞬間だった。
コメント
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