先日、NHKのラジオ番組を聴いた時のことです。
白鳥の離陸と着陸について、話題となっていました。
アナウンサーは、白鳥が着陸するのを見たことがないと言っていました。
新潟市に住むようになって、冬は白鳥が凄く身近な鳥となりました。
それで、瓢湖や福島潟で白鳥の離陸や着陸の様子を見ていますから、見慣れてしまいました。
ところで、「離陸」や「着陸」と表現していますが、白鳥にはこの表現が似合うように感じます。
何故かと言うと、離陸する時には湖面や田んぼから一気に飛び上がる事ができません。
湖面の場合は、湖面の上を足をばたつかせながら大きな体を徐々に離陸して行きます。
着陸をするときは、上空を旋回しながら湖面に近づいて、最後は大きな羽を広げて空気を抱くように速度を落として湖面へ着陸します。
飛行機の離陸や着陸を見ているような感じです、だからこの表現が似合うと思います。
しかも、福島潟を歩いていて白鳥が私の近くを飛行する場合、羽を羽ばたかせる音がシッカリと聞こえてきます。
白鳥の大きな体が原因なのでしょうね。
写真は、昨日福島潟の散歩で撮影しました。
夕方近く、歩いていたら、ちょうど鳥達が帰って来る時間帯に遭遇しました。
鳴き声が聞こえたかと思うと、重量感のある羽ばたき音を響かせながら、湖面へ着陸して行きます。
写真の鳥はオオヒシクイです。
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