まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

懐かしい風景

2005年04月23日 | マッタリ風景


かやぶき屋根の農家に、一面に咲き誇る菜の花畑。
そして、空には風をはらんで泳ぐ鯉のぼり。
ある年代以上の方には、懐かしい風景ではないだろうか?

上の写真は、そんな日本の原風景を写しこんである。
残念ながら、写真の風景は人工的に作られた風景である。
場所は、新潟市(旧豊栄市)「水の公園福島潟」。
かやぶき屋根の建物は、公園内に作られた交流施設「潟来亭」だ。

人工的とは言っても、まだ冷たい風に吹かれながら散策ををすると、マッタリとした気分になる。
冷たい風が菜の花の匂いを一緒に運んでくる。
自分の体が、菜の花の匂いに包まれて、本当に気分が和らぐ。

昨今は、菜の花が食卓に乗らなくなった。
だから、畑で菜の花を育てている風景を見なくなった。
今は、写真のように見るために育てていることが多い。
だけど、人工的とは言え気持ちの休まる風景だ。
秋は、コスモスの花が一面に咲き誇る。

下の写真は、同じ福島潟だ。
昔、福島潟は米増産の声に押されて一部が干拓されて埋め立てられた。
しかし、美田が出来上がった頃には米余りとなって、国と農家の激しい闘争が続いた。
写真の桜は、干拓が終わった頃に植えられたらしい。
今は、素晴らしい花を咲かせる立派な木に育った。
菜の花畑を散策した後、ここを訪れた。
殆ど人の通らない桜のアーチをマッタリと散策した。
先週に続いて、2度目の花見となった。
信濃川河畔の桜が散り始める頃、この辺は満開となる。
静かに、ゆっくりと散策するには、超穴場だろう。

「水の公園福島潟」