まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

12月2日ドキュメンタリー

2006年12月03日 | アルビレックス新潟

ゲームフラッグが乱立するアルビのゴール裏。
年々、華やかさが増している。



試合前の練習風景。
昨日は、本当に大荒れの天候。
まあ、いかにも新潟らしいと言えるのではあるが。
寒かったー!!



練習中に寂しそうな表情を見せていたファビ。



ゴール裏からのコールへ手を上げて応える岡山。
ビッグスワン最後の試合でも、いつものとおりクール。



どんな環境でも笑顔を絶やさず、パフォーマンスを発揮するチア。
冬はバスケが待っている。



タオルマフラーとゲームフラッグ掲げて選手入場を待つゴール裏。
ビッグスワンにこだまする「愛さずにはいられない」は私自身も身震いするほどの感動シーンだ。



バックスタンドに広げられるビッグフラッグとビッグユニ。
このユニのデザインも今シーズン限り。
来シーズンは新しいデザインになるそうだ。
で、安売りしていた今のユニを思わず買ってしまった。
来シーズンは、久し振りに新しいユニが着用できそうだ。



リーグ戦200試合出場を果たした海本。
試合前に表彰を受けていた。
丈夫で長持ち、これも選手にとって大事なことだ。



円陣で気合を入れて、さあ試合開始。



キックオフの瞬間。



試合が始まれば、90分間の肉弾戦が繰り広げられる。
サッカーは、本当に格闘技だ。



雨が降ろうが、雪が降ろうが、サッカーは行われる。
たしか、台風が通過するのにも関わらず、観戦したこともある。


後半、ファビが登場すると大歓声でビッグスワンが大きく揺れた。



膠着状態をファビが打開する前に、失点してしまった。
今シーズン何度も見た、集中力の欠如からだ。



ドリブルで駆け上がるファビ。
ファビが一番輝いて見えるプレーだ。



セットプレー。
工夫が無く、淡白なプレーに終始してしまった感じだ。



ファビが貰ったファールはFKを蹴るには絶好の位置。
アルビの足自慢がこぞって集合。
エジのFKは壁に当たって跳ね返されてしまった。



エジのファールに怒った藤本。
そこへファビが仲裁に入って二人をなだめていた。



岡山のプレー。
プレーに創意工夫があり、攻撃にアクセントを付けてくれる。
今日も、いつものようにクールにプレーしていた。



ファビのシュートは滑り込んだシュートだった。
後でビデオを見たら、3分のロスタイムに実際は5分近くとっていた。
神様がファビにプレゼントしてくれた時間だったのだろう。



ファビのゴールで大宮キックオフとなったが、その瞬間に試合終了の笛が鳴り響いた。
ファビの無念そうなアクションが。



ピッチ上で、ファビと抱擁する選手が続出。



泣きながら、一旦スタジアム内部へ引き上げるファビ。



セレモニーでピッチ上に勢ぞろいしたアルビの選手達。
戦力外となった健太郎の顔も見える。



同じく戦力外の通告を受けた船越。
左右アキレス腱断裂が無ければ、アルビのFWとして君臨し続けられたかも知れないのだが......



最後までクールな岡山だった。
しかし、ゲームのプレーは熱かった。



ファン代表とピッチ上で記念撮影。



選手二人が記念撮影をしていたら、あっという間に集合写真になってしまった。



メインスタンドからの声援に応えてスタジアム内へ入るファビ。
これが、ビッグスワン最後の勇姿となった。



Good by No.9 and other player........

2006年12月02日 | アルビレックス新潟

新潟最後の試合もゴールを見せてくれたファビ!!

アルビレックス新潟VS大宮アルディージャ

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果:1:2

激しい雨がピッチを叩き続ける今日のビッグスワン。
一昨日、クラブは12名の選手を戦力外として契約満了を発表した。
まるで、クラブを去らざるを得ない選手達が大泣きしたようにも感ずる豪雨だった。
私自身は反町さんが監督として就任した反町以後のサポーターに属する世代だ。
一昨日の発表で、J2時代から共にリーグ戦を戦ってきた多くの選手がピッチを後にすることになって、確実に進む世代交代に複雑な気持ちになってしまう。
今日のメンバーには、クラブを去るファビと岡山がサブメンバーとして名前を連ね、後半どちらもアルビの選手として最後のピッチに立った。
特に、ファビに思い入れのあるサポは非常に多いのではないだろうか?
普段、ファンサービスをするファビは素晴らしい笑みを浮かべて、とても人懐こさを感じさせる。
ブラジル人というよりは、昔日本人が持っていた謙虚さを日本人以上に感じさせる、素晴らしい人物だった。
しかし、一旦ピッチにたてばオニのような形相でピッチを縦横無尽に駆け回る。
献身的な守備、怪我をいとわないコンタクトプレー、そしてなによりも高速ドリブルで相手DFを蹴散らして叩き込むゴールはサッカーの醍醐味を魅せてくれた。
2003年に大分から新潟へ移籍してきたが、キャンプは怪我で出遅れてしまって、開幕戦には間に合わなかった。
でも、対川崎戦(新潟市陸上競技場)で新潟でのデビューを飾ったファビは、挨拶代わりに貴重なゴールを決めて、チームを勝利に導きサポに強烈な印象を与えた。
そして、今日も最後の最後に魅せてくれた。
0:2のリードを奪われてロスタイムに突入していたアルビは、ホーム最終戦で完封負けを食らう寸前だった。
もうこのプレーで審判が笛を吹くかなと思ったのだが、審判は試合を続行した。
きっと、信仰厚いファビへ神様が与えてくれた余分なロスタイムだったとしか思えない。
ゴール前の混戦でファビが一瞬早くボールに触ってシュートを打つと、ボールはゴールへ突き刺さった。
残念ながらチームとしては有終の美は飾れなかったが、完敗寸前の試合へ一矢報いた貴重なゴールでファビは新潟の伝説となった。
ファビ、船越、岡山・・・・新潟を去る12人の選手達、本当にありがとう。

アウェーで2連敗してホームに戻ったアルビは、何とか最終戦で有終の美を目指して自分達のサッカーをしかけた。
対する大宮は、いつものとおりしっかりしたDFラインからボールを奪うと、速攻主体の攻撃を仕掛けてきた。
相手DFラインが揃うと攻め倦んでしまう悪い癖はでたものの、ボールポゼッションを生かして何回かのチャンスをメークした。
しかし、残念なことに自分達に流れが来ている時間帯にゴールを決められなかったことが敗戦につながった。
前半はアルビが押し気味に試合を進めて、お互いにチャンスを作りながらもイーブンで終わった。

後半、大宮は藤本を投入してきた。
嫌な選手が入ってきたなと思っていたら、後半開始早々その藤本にゴールを決められて阿波踊りを披露させてしまった。
そうなるとDFラインの硬い大宮をアルビはさらに攻め倦んでしまった。
ひどい雨でピッチ状態が悪いことを差し引いても、アルビの攻撃に覇気が感じられなかったように思う。
そうこうしているうちに、追加点まで奪われてしまった。
どちらのゴールも、アルビのウィークポイントである両サイド後ろのスペースを破られてのゴールである。
松下、ファビ、岡山と投入して打開を図ったが、結局はファビのゴールで完封負けを逃れられただけで、盛り上がりが感じられない試合で3連敗を喫して今シーズンは終わった。
パスは回っても最後まで仕掛け切れない、相手のDFラインが整うと攻めあぐねて工夫が無い、シュートで終われないから相手へボールが渡った途端に両サイドバック裏のスペースを狙われて失点する。今シーズン、何回もこのパターンを見た気がする。
これ以上、お客を減らさないためにも、もっと魅せてくれるサッカーを鈴木監督へ求めたい。



試合が終わってゴール裏へ挨拶が終わって引き上げるファビ。
ユニフォームもスパイクもゴール裏へ投げ入れて、裸足で歩いていた。
ファンを大切にする、ファビらしい最後の挨拶だった。



ゴール裏へ掲げられた、ファビへ感謝の弾幕。



後半、亜土夢に代わって新潟での最後のピッチに立った岡山。



試合が終わって、握手攻めにあう岡山。




セレモニーで選手の集合写真撮影。
このメンバーも天皇杯が終わるまでとなる。



時々突風が吹いて今日のビッグスワンは大荒れの天候だった。
発泡スチロールの箱が観客席上空を舞っていたのには驚いた。
子供の話だと、メイン側の販売テントが倒壊していたとのこと。
写真は、叩きつける雨の様子。