アルビレックス新潟VSベガルタ仙台
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 0:1
ゲームは0:1で負けました。
ゲーム終了間際にPKをとられて、それを決められてしまって、負け試合となりました。
今日のゲームで、一番憤りを感ずるのは、審判です。
負け試合の責任を審判に押しつけるのは嫌なのですが、今日の試合は審判の一人相撲が一番目立って、そのためにこんな結果になったと感ぜざるを得ません。
これは、私だけでなく、ゲームが終わって審判が引き上げるときに、仙台のゴール裏を除いて、審判へ大ブーイングを浴びせたことに現れています。
選手も相当言い寄っていましたし、珍しく黒崎監督が引き上げる審判に対して、きつい口調で何かを言っていました。
「ドン」と大きな音がしたので見たら、コーチの誰かがベンチのプラスチックガラスを蹴りつけている音でした。
スタジアムの中が、審判に対して、抗議の意志を表していました。
審判に対して、一番求めるスキルは、ゲームを自分が表にでないように、コントロールすることです。
ジャッジは正しかったのかもしれませんが、ゲームが荒れるようなジャッジをして、ゲームをコントロールできない審判など不要です。
けちの付けはじめは、アルビの得た最初のセットプレーでした。
ゴール前の混戦から、最期は石川がシュートをたたき込んで、先制点と思われました。
ところが、このシュートは取り消さされてしまいました。
このジャッジで、今日のゲームは荒れる可能性があるわけですから、ジャッジした本人は、それを前提にゲームをコントロールする必要がありました。
しかし、コントロール仕切れなかったのですから、審判失格です。
なお、審判に対する不満は、PKのジャッジだけではありません、石川のシュートが取り消された後、「えー」という声を上げたい、怪しいジャッジの連発があったからです。
PKのジャッジは、その集大成でした。
とりあえず、トップの写真に、今日の功労者たる、審判をご紹介しておきます。
また、PKの原因となったプレーも掲載します。
首位仙台を迎えたホームゲームを振り返ると、アルビはゴールの匂いを感じさせないゲームだったと感じます。
私が感じたゲームプランは、守備を意識して、高い位置でボール奪う、あるいはセカンドボールを拾って、速い攻撃だったのかと思います。
守備は、しっかりしていました。
前線でのプレスはできていたし、ボールをもたれても中盤で寄せて、仙台お得意のロングボールを蹴らせない対応をしていました。
攻め込まれても、最終ラインはブロックを作って、しのいでいました。
ただ、高い位置でのボール奪取とか、中盤でのセカンドボールを拾えませんでした。
これが、速攻に結びつかなくて、前線が孤立してしまうこととなり、淡泊な攻撃(単発攻撃)の繰り返しに見えました。
後、アルビがボールを持つと、仙台は1:Nの数的優位を作った上で、玉際も厳しくプレーされたので、自由にさせてもらえませんでした。
この辺は、首位を走る仙台の理由(わけ)を感じさせるプレーだと思います。
仙台の圧力を交わしつつゲームを進めていたので、試合終了間際のPKは本当に痛い失点でした。
仙台の勢いからすれば、引き分けで終わっても、悪い結果ではないと思いますから。
アルビは、守備は安定していると感ずるのですが、勝つためにはゴールを入れなければ勝てません。
いわゆる決定力不足と言ってしまえば簡単なんですが、リーグ戦がここまで来て、この状態では、相当重傷と言わざるを得ません。
PKの笛を吹いた審判に対して、各選手が必要に抗議したために、イエローカードが飛び交いました。
最期に、ロペスが退場までしてしまったのは、いただけませんでした。
審判のジャッジにいらだつのは分かりますが、次のゲームプランまで狂わせる余計なカードをもらうことは避けて欲しかったなと思います。
とにかく、後味の悪いゲームでした。
憤りを感じながら、駐車場まで歩いていたら、後ろで親子連れのおしゃべりが聞こえてきました。
「立て直すかないよ」と言っていました、反省は必要ですが、ネガティブな面は引っ張らないで、まさしく「立て直す」しかないです。
下の写真は、石川がたたき込んだ「幻のゴール」です、これが認められれば、ゲーム結果は全然違っていたんですけどね。
これだけシュートシーンを連続して撮影できるのは滅多にありません、そういう意味では私に取ってベストショットの一つだったのですが、本当に残念です。