はまくまのかみんぐあうと

かみんぐあうとって…意味ご存知でしたか?
大好きな佐渡やお菓子のことお話しましょ!

日蓮聖人 佐渡流罪 おけやき

2013年09月16日 | 佐渡旅行
日蓮聖人さま 教科書で誰もが覚える有名なお坊さま


教科書では、かなりの情熱的な方とお見受けしましたが

佐渡に残されている史跡を訪ねると

大変情の厚い、心(芯)のお強い方だったことが感じられます



おけやきへの入り口です↑

おけやきとは、大きな欅(けやき)の木のこと

このおけやきへの入口は、30数年前と変わらない記憶があるけど

びっくりしたのは「おけやき」

随分きれいに整備されておりました(^^ゞ



日蓮聖人さまが時の執権 北条氏に逆らって

流されてきたのが、秋も深まった現在でいうと12月初旬

海も荒れていたらしく~かなりの苦労で越佐海峡を渡られたようです


現在の新潟・寺泊の港を出港し、一度は吹き戻されたが

再度、佐渡・松ヶ崎にあった大木に龍神の使いなる火が灯されて

無事に着岸出来たとの伝説もあります


大木=「龍燈の松」(りゅうとうのまつ)のあった場所で

「松ヶ崎 本行寺」ここが日蓮聖人さまの着岸地だとのこと




「龍燈の松」は、現在残念ながら枯れてしまいまして

切り倒された「根元」がこの本行寺境内に保管されています



こちら↓のおけやきは着岸後、一夜を明かされたと言われる大木

現在は何代目なのでしょう…初代ではないと思われます



<石碑抜粋>
おけやき平成復興事業記念の碑

おけやきは、文永8年10月28日この地、松ヶ崎に着岸された日蓮聖人が
氏神春日明神に導かれて、夜を明かされた欅(けやき)の木である

その折、おけやきの所有者である老婆が3日3晩聖人に粥(かゆ)を供養した

その御礼にと聖人は自らの血で書かれた「血曼荼羅」と
現在も受け継がれる「お鍋」を老婆に授けたと伝わる

おけやきは、この老婆を先祖とする当地「池田四五右衛門」家の
所有として代々大切に護持されてきた

代替わりを経たと伝わるが樹齢は不明である

昭和63年の環境庁による巨樹巨木林調査では
幹周5.1m 樹高20mと計測されている

しかしこの頃から樹勢の衰えを危惧されるようになった

こうしたおけやきの回復を願って
平成20年1月地元有志が「おけやきを守る会」を結成

おけやきの治療と周辺整備のために募金活動を興した




日蓮聖人さまはその後、小佐渡の山の小倉峠を越えて

配所となる塚原へと歩んでいかれるのでございます

現在でも、たどられたその道は旧道・車道として残っています


う~ん車でも大変な山道を…

昔の人はホントすごいなぁ・・・(^-^;うん~

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