昼寝の時間

もうね、15年くらい前の、昔の話（笑）

東日本橋付近に「ロフテー」という、寝具…ってか枕の専門のお店(ここは本社)がある。

当時、(電車賃はかかるものの…)無料で楽しめる事を探していたら、
「昼寝が出来る」的な(そんな陳腐な表現ではないが)謳い文句を見つけ
友達と足を運んだ。

微かな記憶しかないのだが（笑）、
通された部屋は薄暗く、
中央には革張りのごっついソファチェア(?)が2台並んでいた。

背もたれが丁度良い角度に倒されていて、
目の前にはテレビが。
それを見ているように、といわれ、
時間になったら起こしに来ますとな。

おそらくα波が出ているのであろう、柔らかな心地よい曲とともに、
確か、ヤシの木とか海辺の映像だった気がしたが、
そんなのを見つつ、
「こんなんで寝られるのか？寝ても起こされるのやだなぁ」
なんて考えていてら、

いつの間にか寝てたんだねぇ（笑）

「20分経ったら起こしに来ますね。」
というスタッフさんの説明通り、
起こしに来てくれた。

昔から寝起きの悪い自分。

けど、
あらまぁ、不思議。
スッキリと起きられたのよ。
ビックリ。
起こされたのに心地よい。

あれから相当の年月が経っているんだけど、
あのスッキリ感は覚えている。

だから、
ほんの少し仮眠をとる時は
なんとなく20分と決めている。


睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が交互にあって、
どっちかの時に目覚めるといいんだよね？
きっと、そういった根拠の元から出た時間なんだろうなぁ。

今はもう、そういったサービスは実施していないと思うけど、
あれはホント、いい経験だった。
ありがとう。