最先端のこと

あれですよ。

いまさらながらアイフォンのシリ。

もちろんアイフォンを買ったわけではありません。

大型電気店でいじってみたと言う程度のものです。

シリにいろいろ話しかけるでしょ。

すると知らない言葉に対して「ネットで調べましょうか」

見たいな答えが返ってくるじゃないですか。

僕もそのたびに「調べなくていいよ」と応えていたのですが、

その返事がね、また、

「よくわかりません、ネットで調べましょうか」

と返ってくるのです。

何度もこんなことがあって、ちょっとイラってきまして

「お前バカだろ」

って言ってやったんです。

そしたら返事が、

「そうかもしれませんね」だって。

この返事にはちょっと驚きました。

そんなアイフォンでした。

読書の春

あれですよ。

芥川龍之介。

久しぶりに蜘蛛の糸を読んでみたのです。

おお、おおおう、なんとまあ、類まれなるこの描写。

ぐいぐい引き込まれて驚きました。

細い細い蜘蛛の糸に何千何万と言う地獄の責め苦に

ぼろぼろに成り果てた人たちが必死になって

ぶら下がっているのです。

そのさまがありありと見えるのです。

はすの池の淵からね。

そして最後にカンダタの手元で切れた細い糸が

ゆらゆらとたなびいているそのさまがね、

見えるのです。

芥川龍之介、ちょっと真剣に読んでみようかなと

思っています。