イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

小さなターニングポイント

2010年04月19日 19時19分15秒 | Weblog
海援隊の「ジョーダン」という曲がありますよね。

コミックバンドが歌いそうな曲。

聞こえましたか、今のは、ほんのージョーダンジョーダンジョーダン、

って言う曲。

実は子供の頃、あの曲を聞いて結構なカルチャーショックを受けたのです。

(そう言えばカルチャーショックという表現このごろ聞きませんね)

なんと言うか大人の世界に一歩足を踏み入れたような、

世の中には自分の知らない異文化というものが存在するのだと、

もちろん子供のときにそのようななめた表現を使っていたわけではありませんが、

今にして思えば、それくらいの、世界の広さを肌で感じるような

体験でした。

大げさではなく本当にそう感じたのです。

コミックソングがそれ以前になかったわけではありません。

あったんです。

「おらは死んじまっただ」とかね。今すぐには思い出せませんが

ほかにもあったと思います。

あったのだけれど、それらの曲はまるで現実からかけ離れ、

一種のお遊びのようにその頃の僕には感じられたのです。

いや正確には感じていたのだと思います。

しかし「ジョーダン」という曲は違っていました。

聴いた瞬間にそれを実態として捉えられたのです。

その実態としてあるものを面白おかしく曲にして歌うというその行為。

それがとても刺激的だったのです。

当時の僕には。

何もそんな曲で新しい世界を開花させなくても、という意見はあろうかと

存じますが、

それが事実なのです。

(曲げてもいい事実かもしれませんが)


人生いろいろ、感じ方もいろいろです。

シンジロウくんのお父さんもそんなことを言っていたような。

それだけなんですけど、

このごろまた休みがちだったので、とりあえず書いてみました。