俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『巣鴨・とげぬき地蔵』

2010-08-28 14:18:11 | Weblog
先日、想い付いて巣鴨のとげぬき地蔵へ行って参りました。

“おじいちゃん・おばあちゃんの原宿”として有名です。
真夏のような陽射しのきつい炎天下、タオルハンカチとパナマ帽だけが頼りです。

      *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

中仙道から入った参道の正面に鎮座ましましておられるのが “江戸六地蔵”の一つ・真言宗豊山派真性寺のお地蔵様です。
痛いところが治ると云われる霊験あらたかなるお地蔵様です。

日頃の肉体労働で腰の辺りが痛むので、束の線香を大きな火鉢にくべて、煙を腰に撫で付けると、嘘か誠か、たちどころに痛みが消え去りました。
これほどすぐにご利益(りやく)あるとは思いませんでした。
なるほど、ジジ・ババから絶大な大人気を博している所以なのだと感心致しました。


有りがたく感謝しつつ「巣鴨地蔵通り商店街」へ向かいました。
衣料品の安いこと、数の豊富なこと、これもジジ・ババの大人気の所以だと、感心しきりです。

門前町特有のせんべい、漬物、、いも菓子、お菓子屋、つくだ煮、漢方薬、お茶屋、衣料品、婦人服、帽子屋、くつや、八つ目カバヤキ、そばや、寿司屋、食堂、・・・
漬物屋できゅうりの味噌漬け500円を買って、お目当てのカレーうどん屋の所在を尋ねたら、「“とげぬき地蔵”の横道を入ったとこ」と教えてくれました。

“えっ?”と聞き返すと、通りまで出てきて「あそこに横幕が出ているでしょ」と言うじゃないですか・・・
さっきお参りしたお地蔵さまは、一体、何だったのでしょうか?
半信半疑のまま云われる通り商店街を進み門前に辿り着きました。

曹洞宗萬頂山高岩寺・とげぬき地蔵尊です。
「ご本尊はもとより霊験あらたかな“とげぬき地蔵”として知られる延命地蔵菩薩である」と御縁起抄に有りました。

“とげぬき地蔵”はどちらにおわしますか?と、祈祷受付の坊さんに尋ねると、「須弥壇(しゅみだん)の奥深く安置されていますので見ることは出来ません」とのこと。
御縁起抄に書いてある「地蔵菩薩の御影(おすがた)が印刻された木のふしのようなもの」がご本尊なのでしょうか?

いずれにしても、丁重にお参りいたしました。

皆さん!ご存知でした?“とげぬき地蔵”は、こちらだってことを!


      *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

この暑い炎天の下で20分も行列に並んで、熱いカレーうどんを食べました。
古奈屋・天使のえび天カレーうどん・1470円也
店内のお客は、ジジ・ババならぬ二十歳(はたち)前後の若い女性でいっぱいでした。

気温が暑くて、うどんが熱くて、信心が厚くて、若い女性の熱気ムンムンで・・・
身体の痛みなど吹き飛んでしまいました・・・





最新の画像もっと見る

コメントを投稿