俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『種(たね)』

2009-12-08 21:26:24 | Weblog
“種”というとナニを連想されますか?

話の種、手品の種の「タネ」は「ネタ」ともいいます。
新聞記事のネタ、寿司のネタは「タネ」とも云います。
逮捕されて取調べで、「“ネタ”は挙がってんだ」と云うせりふは、刑事ドラマでよく聞かされます。この“ネタ”もタネです。

「石川や 浜の真砂が 尽きるとも 世に盗人の “種”は尽きまじ」は、石川五右衛門の辞世です。
この“種”はナニ(盗人のDNA、すなわち精子)でしょうか?

       ☆       ☆       ☆       ☆

「何を云いたいのか、種明かししろ」ってか・・・

いや、失礼致しました・・・
植物の種のことです。

昨晩、うちの窓ガラスに“バチッ”という小石のぶつかる音がしたのです。
「これはプラ弾鉄砲の子供のいたずらだな!」と直感したので、「こら~っ」と怒鳴ってやろうと、すぐに戸を開けて外を見渡したけれど誰もいませんでした。ん?

今朝、庭に出て見ると、縦に割れた藤の莢(さや)の片方が地面にいっぱい落ちていました。
昨夜の犯人は、莢が爆(は)ぜてガラス戸に飛び当たった藤の種でした。

まだ爆ぜていない莢をもぎ取ると、そのまんま短刀にでもなりそうなカチカチの固さです。
その端っこを持って石畳に打ち付けたら、“バチッ”と爆(は)ぜて種が目にも止まらぬ速さでどっかへ飛んで行きました。検証済みです。

すごい勢いです。10mぐらいは飛ぶんじゃなかろうかと思います。
残念ながら、未公認記録です。うちの庭の広さでは確認できません。


       ☆       ☆       ☆       ☆

藤に比べると、たんぽぽの種は優しいですよねェ。
ほんわかした“わたげ”・・・
風に吹かれて舞い上がり、春のそよ風に乗ってふわふわ何処までも飛んで行きます。


モミジの種も優雅です。
プロペラみたいな形です。
風に吹かれてひらひらひらひら・・・舞いながら飛んで行くのです。


       ☆       ☆       ☆       ☆

藤の種が食べられるのをご存知ですか?
香ばしくて美味しいのです。それに精力もつくのです。

昨夜は驚かされたので、仕返しに食べてやるか。

この間のギンナンと一緒に炒って、オンザロックのつまみにしよう・・・

“鼻血ブ~”




最新の画像もっと見る

コメントを投稿