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俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『懐かしの山形』

2015-06-14 14:13:29 | 観光地
先日、所用で山形へ行きました。

山形は半世紀も前ですが、1年半を過ごした格別に懐かしい処です。

       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

山形で旨いものと云えば、この時期、サクランボがあります。
山形の蕎麦もお奨めです。
秋にはラ・フランスも絶品ですし、玉こんにゃくの醤油味も忘れられません。
旨い地酒も沢山あります。

でも、ぴか一は、“いも煮”じゃないでしょうか?
里芋、こんにゃく、ネギに、たっぷりの牛肉を醤油、砂糖、酒などで味付けした鍋料理です。
馬見ケ崎の川原で、大きな鉄鍋を囲む“いも煮会”は山形の風物詩なのです。

春は観桜会、秋はいも煮会、酒を飲んでは太鼓を叩いて大声で唄い、踊った昔を懐かしく思い出しました。
          ♪嗚呼乾坤の春の色
           花永劫に悩ましく
           水村雨に煙るとき
           駿馬を立つる馬見ケ崎♪
                   (大正12年・寮歌)


       *☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*

江戸時代、城下町山形の繁栄を支えたのが紅花です。
          ♪千歳山からナァ~
           紅花の種まいたヨ~(トシャンシャン)
           それで山形花だらけ(サアサ ツマシャレ ツマシャレ)♪
                   (紅花摘み唄)

紅花商人だった長谷川家所有の「紅の蔵」へ立ち寄りました。
母屋と五つの蔵があり、往時の繁栄が偲ばれます。
蕎麦を頂きましたが、他にもフレンチやイタリアンの店もありました。


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千歳山の南側の谷沿いに平清水焼の窯場が3軒ほどあります。
その中の七右エ門窯をのぞいてみました。
平清水焼特有の若草色の平皿にワラビや山菜の漬物とお茶をご馳走になりました。
山形ではお茶うけに漬物を出すのが通常なのです。

この皿と山形牛を自分へのお土産にしました。