俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『永平寺』

2014-08-12 15:57:38 | 観光地
福井県にある曹洞宗大本山永平寺へお参りして参りました。
永平寺は今から770年前、道元禅師によって開かれた座禅修行の道場で、鶴見の総持寺とともに曹洞宗の両本山と呼ばれています。

ワルポンの生家も同じ宗派でしたので一度はお参りしなくてはと、かねてより思っていました。でも今日まで叶わず、今回、大阪の孫の誕生見舞いがてらに図らずも実現することが出来ました。

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境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの堂宇が並んでいて、全てが急な階段を含む廊下で結ばれ、梅雨の時々降る激しい豪雨にも関わらず濡れずに回り巡り参拝することが出来ました。


禅宗の中でも曹洞宗は「座禅」による仏の教えを受け継いでいて、“禅”を組むことによって無の境地を悟ることにあると云われています。
やってみるとこれが難しい。
雑念の塊の凡人には何も考えない“無”になることなど出来ません。

入山料を納め、参拝者の控え室でもある傘松閣(さんしょうかく)に入ると正面には、中国禅の始祖・達磨大師の大きな絵が・・・ 達磨大師は少林寺のある崇山(すうざん)山中の洞窟で9年もの間、禅を組み修業したと云われ、長い間の座禅で手足が退化してしまって“だるま”になったと云い伝えられています。


長い急な廊下の階段を登ると、やがて御本尊である釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を祀る仏殿に至ります。しっかりとこの世の安寧を祈りました。
お参りを済ませ、ふと、今、上って来た境内を見渡すとホッとするような甍の造作が目に飛び込んできます。


小さな蓮池を目にすると、あたかも極楽浄土へでも来たかのような感慨に浸れます。


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永年の念願であった本山への参拝を済ませ一安心しました。
うちの仏様のお鈴(りん)はあまりにも小さかったので、4号サイズのお鈴を買い求めました。

山門を出て、門前町の土産物屋をのぞきました。
それから永平寺御用達のごま豆腐を自分へのお土産として買い求めたのは当然です。