俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『蔵王エコーライン』

2013-07-25 17:59:44 | 観光地
13回忌の義父の法事があって、19~21日に久しぶりで郷里へ行って来ました。

18日の山形は梅雨の大雨で、酒田へ入る六十里越えも最上川べりの国道も通行止めだったとのこと。
帰った翌日から再び大雨になったと聞いて、天候に恵まれた今回の旅で、ご先祖様に感謝の思いです。

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出かけた19日は、雲は多いものの、雨で洗われた山々は澄み切った真っ青の空にくっきりと聳え立っていました。
久々に蔵王へ行って「お釜」を見たくなり、上山温泉からエコーラインを上りました。

学生時代に登山靴を履いてリュックを背負い、蔵王温泉から地蔵岳、熊野岳へとエッチラオッチラ歩いて登ったものですが、「お釜」のある刈田岳にはエコーラインを観光バスで登って来た和服姿で草履履きのおばあさんたちがぞろぞろ、登山気分を大いに阻害されたものです。

あれから50年、ワルポンはサンダル履きの軽装で、登山者には顰蹙(ひんしゅく)を買ったかも・・・
まあ、年寄りに免じて許してたもれ。

大きな雲が次から次と流れていましたが、下界の山々は青く澄んでいました。


熊野岳と五色岳に囲まれた火口湖「お釜」も、白雲が時折流れ行く中に神秘的なエメラルドグリーンの水を湛(たた)えていました。


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夕暮れの山を下りて、蔵王温泉の硫黄の湯に浸りました。

脳裏に浮かぶのは、50年前にアルバイトで建築現場の飯場暮らしの時に、きつい硫黄の匂いが漂う共同浴場に入って以来で、感慨深い一夜を過ごしました。