俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『トホホ・・・な地名』

2010-08-12 21:05:17 | Weblog
先日、多古町の「十余三」へ行きました。

そう云えば、「十余二」というのも国道16号線沿いの柏市で見かけたことがあります。
これは早速調べてみる必要があります。

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徳川幕府が軍馬を育てるために小金牧、佐倉牧、嶺岡牧という広大な放牧場を千葉県内に持っていたことは、ワルポンの『千葉は馬産地?』で、以前にご報告いたしました。

明治政府になって、これらの放牧地を開墾することになり、開墾の順番に数値番号を入れた地名を名付けたのでした。
初富(はつとみ):鎌ヶ谷市にあります
二和(ふたわ):船橋市にあります

三咲(みさき):船橋市にあります
豊四季(とよしき):柏市にあります
五香(ごこう):松戸市にあります
六実(むつみ):松戸市にあります

七栄(ななえ):富里市にあります
八街(やちまた):八街市にあります
九美上(くみあげ):香取市にあります
十倉(とくら):富里市にあります

10番目までは開墾順番の数値も入れて、明治政府の役人もそれなりに頭をひねって名付けられたと思います。

それ以降は面倒になったのが如実に現れています。
十余一(とよいち):白井市にあります
十余二(とよふた):柏市にあります
十余三(とよみ):成田市、香取郡多古町にあります

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もっと面倒くさがりが名付けた地名が、八街市にありました。
八街い、八街ろ、八街は、八街に、八街ほ、八街へです。

市役所の住所は“八街市八街ほ35番地29”です。
何のことは無い“いろはにほへと”順の地名です。

これは手抜きですよね~!


【八街市民の皆様へ
  事実を書かせて頂いただけで、他意はございませんので悪しからず・・・】