残像で「走る広告」
3月27日14時59分配信福島民友新聞
車輪回転で「LED画像」表示 レンタサイクルが“走る広告”
福島民友新聞 3月27日(木)14時59分配信
レンタサイクルに使う自転車。車輪が回転するとLEDの光が残像となって絵が表れる
会津若松市のベンチャー企業「Eyes,JAPAN(アイヅジャパン)」(山寺純社長)は今夏にも、車輪に広告が表示できる自転車を活用したレンタサイクル実証実験を行う。同市の東山温泉の宿泊客に自転車を貸し出し、“走る広告”としての効果や観光振興につなげるほか、放射線量など環境情報を収集できるセンサーも搭載する。
発光ダイオード(LED)基盤を車輪に付け、車輪が回転するとLEDの光が残像となって絵やメッセージに見える仕組み。同社が開発したスマートフォンのソフトを使い、車輪に映し出される画像を次々と変化させられる。
また、センサーで測定した放射線量などの情報をさまざまな分野で活用したり、自転車に会津塗を施すことも考えている。自転車を活用した事業は、復興庁の「企業連携プロジェクト支援事業」の採択を受け、同社が米国のベンチャー企業と提携して事業展開する。新年度にも米シリコンバレーに共同出資会社を設立する。会津若松市での事業展開には市や市観光公社などが協力する。
※ジジイのたわごと
車輪回転で「LED画像」表示とは、面白い発想だ。レンタサイクルの企業も、レンタサイクルだけの収益でなく、広告料も稼げて一石二鳥だ。
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