ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

東海大甲府、力及ばず

2012-08-23 06:41:52 | スポーツ

【光星学院・東海大甲府】九回表光星学院2死一、二塁、田村が左越え3点本塁打を放つ(投手・神原、捕手・石井)
=阪神甲子園球場で2012年8月22日、久保玲撮影


 エース温存という苦渋の決断――。
東海大甲府の夢を砕いた“過密日程”。
中村計 = 文
text by Kei Nakamura

2012/08/22 18:45
 
 わずか「1試合」のズレが、大会14日目にあたる準決勝まできて、大きな差となって表れた。

 ベスト4入りしたチームの内、東海大甲府(山梨)だけがすでに4試合を消化していた。つまり、1回戦からの登場だったわけだ。

 光星学院(青森)との試合を前に、東海大甲府の指揮官、村中秀人はこう語っていた。

「他より1試合多いぶん、打線は充実しています。ただ、投手陣の疲労度は濃い。それが今日、どう出るかですね」

 ともに初戦は大会5日目だった。東海大甲府が第2試合、光星学院は第3試合に組み込まれていた。だが、この2試合の間に、ちょうど「1回戦登場」と「2回戦登場」の境目があるのだ。

 しかも、トーナメント形式の性格上、早く登場すればするほど次の試合まで間隔が空く。つまり、この試合は、1回戦から登場した中で最も試合間隔が詰まっていたチームと、2回戦からの登場で最も試合間隔にゆとりがあったチームの対戦でもあったのだ。

※ジジイのたわごと
 東海大甲府の今夏の甲子園は終わった・・・上記のような過密日程での投手陣のやりくりは大変だったと思う。野球の勝敗は投手陣の出来具合に依ることが大きい。
 この様な過密日程にならないよう日程の変更を考慮するのか、しないのかは、高校野球連盟で検討されるだろうが、もし現状維持だとすれば、甲子園に出場する学校は、プロ野球並みとはいかなくても、実力伯仲の先発投手陣を少なくとも2人以上育成し確保する必要があるように思う。一人のエースに全ての試合を任せて優勝を狙うのには無理があるように思う。

 カミサンの生まれ故郷の東海大甲府が、準決勝まで辿り着いただけでも「良し」とすべきであろう。