ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

<夏の高校野球>光星15三振も桐光・松井を破る

2012-08-21 06:08:07 | スポーツ

<夏の高校野球>光星15三振も桐光・松井を破る

毎日新聞 8月20日(月)10時52分配信


【光星学院・桐光学園】八回表光星学院2死一、二塁、北條(奥)に2点二塁打を許し、打球の行方を追う桐光学園の先発・松井
=阪神甲子園球場で2012年8月20日、久保玲撮影



光星学院に敗れ、宇川一光捕手(右)に抱えられてグラウンドを後にする桐光学園の松井裕樹投手
=阪神甲子園球場で2012年8月20日、徳野仁子撮影(毎日新聞)

号泣止まらず 桐光学園・松井 577球68Kで終戦「3年生に申し訳ない」
 
◇第94回全国高校野球選手権大会第12日準々決勝 光星学院3―0桐光学園(2012年8月20日 甲子園)
 桐光学園・田中のバットが空を切った瞬間、次打者としてネクストバッターズサークルで控えていた松井は、その場で頭を抱えて泣き崩れた。(スポニチアネックス)


 第94回全国高校野球選手権大会12日目の20日は準々決勝がスタート。2試合が行われる。第1試合は夏春連続準優勝の光星学院(青森)が、3試合計53奪三振の快投を続ける桐光学園(神奈川)の左腕・松井と対戦。15三振を喫しながらも八回に連打で挙げた3点を守り、3-0で準決勝進出を決めた。


松井は初回、先頭の天久にレフトフェンス直撃の二塁打を打たれるが、二、三、四番を連続三振に取り、ピンチを脱する。その後は六回まで安打を許さない。光星学院は七回北條、大杉の連打で無死一、二塁と先制のチャンス。しかし、松井は慌てず、城間を高めの直球で三振にとると、ダブルスチールを仕掛けた北條も三塁で憤死。そして、武田は外角の直球に手が出ず見逃しの三振に打ち取った。

 試合が動いたのは八回。光星学院は2死一、三塁で田村が詰まりながらもレフト前へ運び1点を先制した。続く北條も左中間を深々と破る二塁打で2点を加えてそのまま逃げ切った。松井は15三振を奪うも、涙をのんだ。

 桐光学園は九回、水海の内野安打と敵失で無死2塁としたが、得点ならず。光星学院の金沢は縦の変化球が決まり、桐光学園を3安打完封した。

 号泣止まらず 桐光学園・松井 577球68Kで終戦「3年生に申し訳ない」
 ◇第94回全国高校野球選手権大会第12日準々決勝 光星学院3―0桐光学園(2012年8月20日 甲子園)
 桐光学園・田中のバットが空を切った瞬間、次打者としてネクストバッターズサークルで控えていた松井は、その場で頭を抱えて泣き崩れた。(スポニチアネックス)

※ジジイのたわごと
 「試合が動いたのは八回。光星学院は2死一、三塁で田村が詰まりながらもレフト前へ運び1点を先制した。」・・・私が注目したいのは、光星学院が1死一、二塁の時、三塁ゴロを桐光学園三塁手が当然ながら二塁へ送球、二塁手はダブルプレイを狙って一塁へ送球しようとするが、少しよろけて、一塁へ送球しなかった。一塁へ送球すれば、タイミングとしてはアウトだったと思われる。
 
 この時、NHKのテレビカメラが、桐光学園の松井投手の表情を写したのである。松井投手の表情からは視線の先の二塁手に対し「どうして一塁へ投げないんだ?!」「アウトを取れたのに」・・・そんなことを言いたそうな表情だった。チームメイトの二塁手に対する不満そうな表情だったのである。この微妙な心の動揺が光星学院の先制点に繋がり、ダメ押しの2点追加となって万事休すとなったように思う。NHKのテレビカメラマンは、松井の微妙な表情を、よくぞ捉えたものだと思う。

 松井投手は、まだ2年生だから、来年のチャンスがある。全てのプロ球団から「すぐにでも欲しい」と白羽の矢を立てられてる松井投手は、今年の悔しさをバネにして、来年も甲子園目指して頑張ってもらいたい。そして奪三振の記録を塗り替えて欲しいものだ。

 それにしても「炎天下の甲子園で二日連続登板」とは、高校生とは言え、残酷物語である。彼のスタミナには、大いなる敬意を表したい。