ジジイのたわごと

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チャンピオン入れ替え

2011-02-11 02:39:12 | トピック

新エースは女子高生、愛ちゃんから佳純の時代へ
産経新聞 2月5日(土)14時15分配信

  1月23日まで東京体育館で行われた全日本卓球選手権。女子シングルスは大阪・四天王寺高に通う17歳の女子高生、石川佳純(ミキハウスJSC)が初優勝を果たし、新女王に輝いた。高校生での全日本選手権優勝は1988年の佐藤利香以来、史上4人目で、実に22大会ぶりの快挙となった。


 石川の両親は、ともに元卓球選手というサラブレッド。初めてラケットを握ったのは小学1年の時で、もちろん、最初は遊び半分だった。しかし、両親の指導もあってメキメキと頭角を現し、小学6年の時に出場した2005年の全日本選手権では、3回戦まで進出。「愛ちゃん2世」として話題となった。また、中学2年で出場した2007年の全日本選手権では史上最年少でのベスト4入りを果たすなど、天才少女ぶりを発揮。全日本選手権ジュニア女子では昨年まで、史上初となる4連覇を達成している。

 これまで石川は、5歳年上の“元祖天才卓球少女”、福原愛(22=ANA)を「大きな目標」としてきた。先月の全日本選手権では、準決勝でその福原と激突。過去の対戦成績1勝1敗と互角だったが、「“勝ちたいなあ”というぐらいの気持ちでは勝てない。後悔しないように思い切って打っていった」と強気に攻め、1-1から畳みかけるように3ゲームを連取。4-1で“新旧天才少女対決”を制した。

 決勝では28歳の藤井寛子(日本生命)に4-0でストレート勝ち。勝利の瞬間、石川は「ヨシッ!」と絶叫し、渾身のガッツポーズを決めた。

 会見では「まさか優勝できるなんて思っていなかった。おじいちゃんが喜んでくれると思う」と涙を見せ、女子高生らしい一面ものぞかせた。

 その直後には、プロツアーのイングランドオープン(1月26~30日)にも出場し、3回戦では北京五輪の銅メダリストで世界ランキング4位の郭躍(22=中国)をフルゲームの末に初めて撃破。準々決勝では広州アジア大会金メダリストの李暁霞(23=中国)に敗れて4強進出はならなかったが、U-21(21歳以下)女子の部では圧倒的な強さで優勝し、成長ぶりを見せつけた。

 国際卓球連盟(ITTF)が1日に発表した2月の最新世界ランキングで、石川は1月の11位から8位に浮上。8位から10位にランキングを落とした福原を抜いて、初めて日本勢のトップとなった。

 日本代表女子の村上恭和監督(53)は「石川はこの1年間、海外で強い相手と戦って研究し、すべての技術でレベルアップした。まだ十分に伸びしろがある。ロンドン五輪では金メダルを狙える存在」と期待を寄せる。

 いよいよ来年に迫ったロンドン五輪。卓球シングルスの出場権は、男女ともに5月の世界選手権(ロッテルダム)後の世界ランキングで上位28人、1国2人までに与えられる。現段階では8位の石川と10位の福原が出場圏内。2人にはWメダルの期待もかかる。

 「昔は五輪に出たいと言っても、言わされているような感じだった。でも、今は心から出たいと思っている」という石川。ついに、目標の愛ちゃんを抜いた左利きの新エースが、日本女子卓球界に新風を吹き込んでくれそうだ。

※ジジイのたわごと
 卓球と言えば「愛ちゃん」しか思い浮かばなかったが、これからは「佳ちゃん」又は「佳純ちゃん」となるようである。
栄枯盛衰は、この世の常と言いながらも、スポーツ界においては、殊の外、栄枯盛衰が激しいようである。
 これで、男子は「石川遼」女子は「石川佳純」と「石川姓」が揃った。スポーツ界のチャンピオンと姓名とは関連が無いとは思うが、ゴルフと卓球以外のスポーツ界で、「石川姓」のチャンピオンが生まれたら、と勝手に想像してみた。