ジジイのたわごと

ジジイが適当に思いついたことを書いてみます

甲子園夏の高校野球大会

2010-08-22 04:16:17 | スポーツ
 




甲子園夏の高校野球大会は、8月21日、沖縄代表、興南が13対1で神奈川代表、東海大付属相模を破り優勝して終わった。興南は春、夏連覇で、夏の大会での優勝は沖縄県勢としては始めてのことらしい。

  この試合は、試合開始のサイレンから、閉会式まで、テレビの前で観戦してた。高校野球で何時も思うけど、ピッチャー、それもエースともなれば、勝てば連投につぐ連投である。まさに残酷物語である。この優勝戦でも両チームのエース対決となったが、二人とも連戦連投で肉体的には悲鳴を上げてる筈なのに、その顔からは、疲れた表情を少しも見せず、全力投球である。優勝戦ということで、最後の力を振り絞っての投球に違いなかったと思う。こうなれば技術力より精神力の勝負となる。優勝した興南のエースは、直球だけでなく変化球を散りばめながら相手打線に付け入る隙を与えなかったのは見事だった。私が彼の投球で最も感動的だったのは、9回2アウト、相模の最後の打者に対し変化球でかわすのでなく、最後は直球で空振り三振に打ち取った時であった。

  肉体的には疲労の限界だったにも関わらず、直球にこだわった勝負魂に最高の拍手を送りたい。

  沖縄は米軍基地の問題で揺れ動いてるが、妙に変化球で目先を変えようとしてる、どこかの国の総理大臣は、興南のエースのような直球勝負を見習うべきであろう。