説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

心の一新によって自分を変えなさい

2012-11-03 19:08:09 | 説教要旨
2012年10月21日  説教要旨 ローマ人への手紙12章1~2節
このみことばはすべての人が伝道者や牧師になるという意味ではありませんが、暗やみから光へ、サタンの支配から神のものとされたクリスチャンは、全員が神に仕える者として召されています。「心の一新によって自分を変えなさい」、“私たちの内側を変えなさい”と言っています。しかし、自分の力では決してできません。一人一人の古い人のままの部分に神が御手を入れられたり、語ってこられる事柄があります。ある時は、悪習慣など変えるべきところが示され、そして神に祈る時に神が解放してくださいます。語られた時に一歩踏み出し聖書にある信仰の対応、感謝、悔い改め、聞き従うことをしていく時、歩みは変わります。
(マルコ3:1~6)パリサイ人は安息日にイエスが片手のなえた人を直すかどうかをじっと見ていました。それはイエスを訴えるためでした。パリサイ人たちは「安息日」にしばられており、彼らの考えや習慣は神から来たものではありませんでした。イエスは彼らの律法主義に対して怒られ、片手のなえた人を立たせ、手を伸ばしなさいと言われ、いやされました。パリサイ人たちはその人がいやされたということを喜ばず、逆にイエスを訴える相談を始めました。私たちも“こうしなければならない”と自分や他人を縛る時があります。また、自分を正しいとしていると本当に大切なものや神のみこころがわからなってしまいます。逆に自分の好むこと、やりたい事だけをする人もいます。あることはその人に神が与えた賜物ですが、あることは欲望であったり、罪であったりします。しかし、永遠に価値のあることをしないなら、むなしいものを刈り取るでしょう。私たちは神が教会に、一人ひとりに語っていることをなしていくときに神がすべてを新しく作り変えていってくださいます。神は愛の方で神の方法があるのです。本当に必要なものを見失ってはいけません。聖書を読み、教会につながり、神のみこころを聞いて歩んでいきましょう。
(文責・木本)