~ 夢の途中 ~

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何だ? このぬる~い空気は・・・!

2013年03月18日 | プロ野球

日本代表のWBC3連覇の夢は潰えた。

戦前の下馬評では日本が圧倒的有利であったが結果は仕方がない。

これが野球でありスポーツの醍醐味だと受け止めなければいけない。

『強いチームが勝つのではなく勝ったチームが強い』・・・まさに格言ピッタリです。


でもなんだ?この生温~い空気は?

「選手たちは良くやった」、「夢をありがとう!」、「戦犯探しは止めよう!」etc.

そりゃそうだ!選手達はよく頑張った!福岡ラウンドから劣勢を撥ね退け、最終ラウンドを1位で突破し決勝トーナメントに進出した。

だが目標は 3連覇 だったハズ。

しかも闘っていたのは全員がプロである。そのプロが目標を達成出来なかったコトに対し「良く頑張った!」では逆に失礼ではなかろうか?

勿論、選手や采配を個別批判すべきではない。

日本人メジャー選手が出てれば・・・・こんなクソみたいな言い訳もいらない。それこそ死闘を尽くした選手に失礼だ。

ベンチ入りしていた選手が現在の日本のベストメンバーだし、どんな事情があるにせよ代表を辞退した選手は日本代表ではない!出てない選手をどうのこうの言っても仕方がない。

「内川選手は悪くない!」、「井端選手も悪くない!」、「チャンスを潰しまくった阿部選手も悪くない!」・・・「采配がーーー!」ここで思考停止していたら進歩がない。

大事なのはこの敗戦から何を学ぶのか!次の大会にどう活かすか!・・・だろう。

その中でもやはり象徴的なのが8回裏の攻撃。

スリーベースの鳥谷選手を井端選手のタイムリーで1点返し、内川選手もライト前で続き1死1・2塁。

ここがこの試合最大の山場であり、「この回に追いつかなければ日本の勝機はない!」・・・その大事な場面で致命的なミスが出てしまった。

内川選手が飛び出し挟殺されてしまった。

ここでのサインに賛否両論があるのは当然だろう。

何故同点のランナーになる1走・内川選手に代走・本多選手を使わなかったのか?

ランナー1・2塁で「行けたら行け?」こんなサインをホントに出したのか?

仮に出てたとしたら・・・確かに井端選手は数歩スタートを切った。が、内川選手は前の走者を見て動かないといけない。

でもこの場面で「行けたら行け!」なんてサインは出てないと信じたい。


何故4番阿部選手の時に動いたのか?

ここで動いても良かったと思う。阿部選手は間違いなく日本を代表する打者だが、今日は全くタイミングがあってなかった。

ここで一番怖いのが内野ゴロゲッツーである。であれば、今日の阿部選手の状態だったらそれもありかな?と。

2点のビハインドで終盤の8回、もうここしかない場面、「ここでスモールベースボールを仕掛けなきゃいつ仕掛けるの?」だ。

スチール、エンドランと奇策と言われようがなんだろうが『奇襲戦法こそがスモールベースボール』の真骨頂、まさかここで・・・!

仕掛けたのは正解だろう。

いくらメジャー屈指の強肩捕手モリーナだろうと投手がスタート切られりゃ刺せっこない。


惜しむらくはサインの徹底だった。

もしホントに走らせたいなら イケ! のサインを出すべきだっただろう。

反省すべき点を洗い出し次のステップに向かうために日本球界は・・・真剣に考える時期なのでは?

「考えるいいチャンスをもらった。これからの日本球界の教訓に活かすには・・・」前向きに捉えましょう。


コレで終わりじゃない。4年後にはリベンジのチャンスがやって来る。

今大会の反省を活かせれば「3度目の優勝!」はそう遠くないと思う。

できれば次大会には万全の準備をして挑んでもらいたい。

まさか4年後も「大会使用球に慣れない」とか、

内野ゴロで全力で走らない選手や


明らかなワンバウンドを振り三振・・・これはしょうがないが振り逃げの可能性を捨てチンタラとベンチに帰る選手は選出しない方がいいんでは・・・。



さあ皆さん!次の大会まであと4年しかありません。

この敗戦をきっかけに全力で走らない選手にはファンであろうとブーイングを・・・

例え敵チームであろうと好プレーには惜しみなく賞賛の拍手を送りましょう・・・

4年後にもう一度笑うために!



ちなみに『プエルトリコ』ではなく『プエルト リコ』だそうです。


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