~ 夢の途中 ~

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いざ!アメリカへ!

2013年03月14日 | プロ野球

我らが日本代表はWBC二次予選も見事に突破。

『2013.WBC』も日本は準決勝、そして決勝戦を残すのみとなった。

対戦相手はまだ決まってないが、ここまで来ればどこでもいい。どこが来ようと撃破するのみ!


と、ここまでの日本ラウンドで幾つか思った事を書き綴る。


まずは嬉しかったこと。

日本の1位通過はもちろんだが、死闘を演じた台湾チームの素晴らしいこと!

ご存知の方も多いだろうが、あの大震災時に一番義援金を出してくれた『国』が台湾である。

彼らの懸命なプレーに心を打たれ、尚且つ敗戦後の立ち振る舞いのなんと見事な事か!



いや・・・選手だけでなく球場に足を運んだ台湾の方々も立派でした。







素晴らしい!これがスポーツの良さだと思う。

逆に日本が台湾に負けていたとしたなら・・・この敗戦により決勝ラウンドに進めなかったとしたら・・・我々にも出来ただろうか?

多分ムリだろう。どこかの一次予選敗退のチームのように「野球で得失点差は卑怯だ!」、「我々は汚いルールにより敗退した」、挙句に「台湾料理が口に合わず負けた。台湾人は客をもてなす心がない!」こんな言い訳を言い出す日本人もいたかもしれない。


が、実に潔いよいこういった台湾代表の姿勢を私は見習いたい。


残念なことはキューバの敗退。いや、キューバ敗退はしょうがないとしても「なんだ!あの野球は!」と目を覆いたくなった。

『キューバ選手のバントなんか見たくない!』どうしたんだキューバ。エンドラン?余計なことだ!打って打って打ちまくる豪快な野球がキューバの持ち味だろうが!

メサ監督も怒ってばっかだし・・・。


キューバ選手はやはり豪快なスイングじゃなきゃいけない。

椎体の棘突起どころか、椎弓根ごと破壊してしまうんじゃないのか?ってぐらい体を捻るスイングが見たかった。

自分たちの強みを出せなかった、出さなかったことがこの予選敗退につながったとしか思えない。

大体、少年野球から徹底的にバントを叩き込まれた日本の選手と「とにかく振れ!遠くに飛ばせー!」で育ってきた選手が同じ土俵で戦っても太刀打ち出来るハズがない。

キューバの豪打復活を望む。


もう一つは福岡ラウンドの観客数。

日本-中国戦でも1万人って・・・。しかもキューバ対中国の観客の入りが悲惨すぎる。

正式発表は3千人・・・実数は2百人ってとこか・・・。





「福岡みたいな田舎じゃこんなモンだろ」、「だいたい福岡には野球ファンなんていないよ。いるのはホークスファンだけだ。」・・・悔しいが言い返せない状況だろう。

「月曜からこんな試合観に行く人はいね~よ」、「チケット代が高すぎる」色々言い訳しても虚しい。

それにチケット代が高いって代表戦に限って言えばそんなことはない。

比べていいのか知らないがW杯予選(国立球技場)と比べても決して高くはない。いや、それどころかサッカーの方が高い席もあったりする。



WBCは野球の世界一の国を決める大会のハズ。であれば主催者はもっと頑張らなきゃ!

最初から日本戦以外の試合の観客予想は出来たはず。学童・中学・高校と野球選手が世界の野球に触れれば何か感じるだろう。

タダでも何でもいいから配れば観に行ったチームはたくさんあっただろう。目先の商売を追いかけ過ぎて大事な何かを見失ってるんじゃなかろうか。

ヤフオクドームで試合したチームに対してもこんな状況じゃ失礼すぎるだろう。


まぁ、何はともあれ準決勝進出。

日本の3連覇も見たいが、コテンパンにやられて「日本の野球はこのままでは行けない。変わっていかなきゃいけない。」・・・変わっていく日本球界も見たい。