ローズサポート その後~1年目の冬~(お庭A)

2013年12月05日 | ローズサポート


去年の冬、初めてローズサポートに伺いました。(2012年11月23日日記 初回記事)

そして今年の5月(2013年6月3日日記 2回目記事)にはどの庭のバラも美しい花を
咲かせてくれました。また、四季咲きのものは、秋までに数回花を咲かせてくれました。
そして2013年12月、2回目の剪定の時期を迎えました。    

12月3日、最初にローズサポートに伺ったお庭を再訪しました。南向きのお庭で一日中
よく陽があたります。(追記、この初回に訪ねたお庭を(お庭A)と表記させていただきます。)

この時期の作業は、来年に向けた剪定です。その目的は、

    ●樹形を整える。重なった枝、枯れた枝、弱った枝、細い枝を切り取る。
     (枝を切る目安は、爪楊枝~割りばし以下の細いもの)・・・・・(高さの調整)

    ●主になる枝を数本決める。元気な枝を伸ばしていく。シュートと呼ばれる枝で,
      枝の密度が高く、新しいシュートが沢山出ている場合は3年目以上なら
      切り取ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(密度の調整)


バラの樹形によって切る場所が違ってきます。

木立性(ブッシュ)や、シュラブの四季咲きバラの場合
   
全体の枝の伸び方を見て、来年、芽が出て花を咲かせたい位置を考えて、高さも考えて
切るようにしています。

太い枝が3~5本ある場合、中心部分が頂点になるように、緩い弧になるように切ります。
つまり出来るだけ、山高になるようにします。

秋の花が終わり、剪定前の様子。花柄、葉ともに樹形を考えて切り取ります。
左はピンクのバラ、右は黄色の花。
     

先端が枯れている枝をその部分の下で切ります。細い枝、二股のなった枝を切り落とします。
      

剪定後の姿です。



イングリッシュローズに見られる、枝がしだれるようになるシュラブローズはここでは
つるバラのように仕立るように、伸びた枝を出来るだけ切らずにフェンスに誘引してみました。

誘引は、枝を折らないように地面にできるだけ平行になるように止めつけてもらいました。
枝を留めるときは、最初に枝に紐を結び留め、それから紐をフェンス側に留めて枝を直接
フェンスに括り付けないようにしています。(風で擦れて枝が傷まないようにするためです。)
 


★つるばらの場合 
支柱を4本立てて巻いて育ててあったつるバラは、花柄、細い枝、葉を全部取り去り、つるを一旦外して
下のほうの枝から巻きなおしました。
 

大きく育っていたアンジェラも、細かい枝を全部取り払って、枝の先端をできる限りフェンスに寄せて
留めてもらいました。

 

剪定後のアンジェラ
  

剪定は12月から始めることが出来、来年の2月上旬までに終えるようにします。

この後の作業ですが、肥料やりが残っています。この庭では、スコップで、枝の中心から
15~20cm離れたところに20cm位の深さの穴をぐるりに掘って、バラの肥料を
1月中下旬から2月上旬に行ってください。休眠期のため、少々根を切っても大丈夫だからです。

すっきりした庭。沢山のバラに触れあえて感謝のアンです。