日本では、学生以外、余りあり得ないけれど、こっちでは、誰か他人と一緒に住むなんてことは
良くあることです。
土地が広いので、家も広いからだと思うのですが、
あの部屋空いてるから、勿体ないので、貸し出しましょうね、なんてことになるようです。
さて、私もこちらに来た当初はホームステイだったので、生まれて初めてのルームメイトなる者が出来たわけですが、
4つのベッドルームがある家で、同居人は、
40歳代のシングルマザーらしき人がホストマザーで、5歳くらいの女の子と、犬。
ブラジル人の新婚カップルと、香港から来た、20歳くらいの可愛い女の子でした。
皆それぞれ、ベッドルームがあり、3食はホストマザーが用意し、トイレは共同で、
広いリビングに、皆集まって、テレビを見たり、話したり、
一人になりたければ、部屋で過ごせば、別に、無遠慮に入ってくる人もなく、意外とプライベートもあり、
兄弟姉妹が出来たような、楽しさです。
ブラジル人のカップルは、奥さんが若くて、旦那さんは学校の先生で、生徒を扱うように彼女を扱うんだけれど、
奥さんはそれを分かっていて、反発したり、言うこときいてみたり、
なかなか楽しくじゃれていました。
私は彼女からは、本場ブラジルサンバを習いました。
香港人の女の子はとてもカワイいタイプで、まじめでハンサムな彼氏がいました。
一度、彼氏が何か彼女の気に入らないことをしたらしく?
彼女が、泣いて逃げるのを追いかけて、授業中の英語のクラスルームに必死の形相で、
”彼女はここに来たか?!” と、飛び込んできたことがありましたが、
彼女は、泣いてなんていなくて、机の下に隠れ、クラスの皆に”言うな”と言うしぐさをし、
彼が去った後で舌を出していました。
”なるほどねー。そうやって気を持たせるんだぁ”と、恋愛の在り方を学びました。
その彼氏は、私たちの住んでいる、彼女の部屋にもよく来ていて、
それを見つけたホストマザーは、
”うちはホテルじゃないんだから、男を連れ込まないで頂戴!”
と、見つけるたびに、怒って追い出してました。そら、尤もなんだけど、
あの、ブラジルからの新婚カップルは? 一緒に寝させておいて良いんですか?
と、心の中で突っ込みを入れながら、
なんといっても、ホストマザーのタバコが苦手なので、3か月ほどで、燻し出されました。、
次に一緒に住んだのが、ドロレスという、この地域の管理委員長という、80歳のおばあさん。
彼女の空いているベッドルームを貸してもらっていました。
若いころ、日本に、ダンサーとして招待されたことがあるそうで、古い新聞記事や、
当時の週刊誌を見せてもらったこともあります。
流石、もとプロダンサーだけあって、まだまだ元気で、
夜な夜な、懐メロをかけ、二人でくたくたになるまで踊りました。
”私は、美味しいお肉をいっぱい冷蔵庫に持っているので、貴方は買わなくていいのよ”
と言うので、、、、これはきっと食べろと、勧めているのかな?
と思って食べたら、”食べようと思ったら、私の肉が無くなっていたわ!”
と責められたので、すぐに買って返したのですが、その後も、
”私は、美味しいお肉をいっぱい冷蔵庫に持っているので、貴方は買わなくていいのよ”
と、誘って(?)いました。
あれはいったいどういう意味だったのか、いまだに謎です。教えてください。
又、ドロレスは、年寄のくせに宵っ張りで、
深夜までテレビを見ます。
耳が悪く、大音響で見るので、寝られなくて耳栓をしても、ちっとも役に立たないので、堪りかねて、
文句を言ったら、ある日、
”親戚が泊りに来るので、悪いけど出て行ってくれる?”
”ええー。殺生なー!”
でも流石、ドロレスは、この辺りの管理委員長、
”隣に住んでるのは、オーナーの独身男性だから、ビザが欲しければ、あれをモノにしなさい”
と言って、一人住まい出来る、デュプレックスを探してくれました。
隣には、40歳くらいの男性が住んでいました。
入居した日には、親睦、と言う名目で、美味しい魚を、一匹持ってきてくれましたし、
静かで、親切な男性でしたが、
引っ越ししてすぐ後に、彼氏(前の旦那)が出来て、彼が始終遊びに来るようになったので、
悪くて、新しい部屋に移りました。
その次に同居したのが、前の夫だったので、4人しか、同居体験はありませんが、
実は、ドロレスの家に行く前に、何件か同居人募集の広告を見て、見に行ったことはあります。
一軒目は、一人暮らしのおじさんの家の空き部屋に同居、と言う話だったのですが、
何となく、薄暗い部屋に住み、アニュイな雰囲気を醸し出すそのおじさん、
家族になれるというより、シンジケートにデビューさせられそうな予感がしたので、辞退。
次に見に行った家は、何人かの若い男の子と、おじさん。あと、若い女の子もいたようですし、
楽しそうでしたが、ベッドが…マットだけで、それも、居間の床に置いてあって、
何だか、毎日、キャンピングのような生活を出来そうなんだけど、
そこまでワイルドではなかったので、これも辞退したわけです。
このように、他人と住むと言う事は、本当に多くの学びと、新鮮な驚きがあります。
貴方も、特にあなたが、伴侶と住むのに飽き飽きしているなら、
是非一度、お試しください。
良くあることです。
土地が広いので、家も広いからだと思うのですが、
あの部屋空いてるから、勿体ないので、貸し出しましょうね、なんてことになるようです。
さて、私もこちらに来た当初はホームステイだったので、生まれて初めてのルームメイトなる者が出来たわけですが、
4つのベッドルームがある家で、同居人は、
40歳代のシングルマザーらしき人がホストマザーで、5歳くらいの女の子と、犬。
ブラジル人の新婚カップルと、香港から来た、20歳くらいの可愛い女の子でした。
皆それぞれ、ベッドルームがあり、3食はホストマザーが用意し、トイレは共同で、
広いリビングに、皆集まって、テレビを見たり、話したり、
一人になりたければ、部屋で過ごせば、別に、無遠慮に入ってくる人もなく、意外とプライベートもあり、
兄弟姉妹が出来たような、楽しさです。
ブラジル人のカップルは、奥さんが若くて、旦那さんは学校の先生で、生徒を扱うように彼女を扱うんだけれど、
奥さんはそれを分かっていて、反発したり、言うこときいてみたり、
なかなか楽しくじゃれていました。
私は彼女からは、本場ブラジルサンバを習いました。
香港人の女の子はとてもカワイいタイプで、まじめでハンサムな彼氏がいました。
一度、彼氏が何か彼女の気に入らないことをしたらしく?
彼女が、泣いて逃げるのを追いかけて、授業中の英語のクラスルームに必死の形相で、
”彼女はここに来たか?!” と、飛び込んできたことがありましたが、
彼女は、泣いてなんていなくて、机の下に隠れ、クラスの皆に”言うな”と言うしぐさをし、
彼が去った後で舌を出していました。
”なるほどねー。そうやって気を持たせるんだぁ”と、恋愛の在り方を学びました。
その彼氏は、私たちの住んでいる、彼女の部屋にもよく来ていて、
それを見つけたホストマザーは、
”うちはホテルじゃないんだから、男を連れ込まないで頂戴!”
と、見つけるたびに、怒って追い出してました。そら、尤もなんだけど、
あの、ブラジルからの新婚カップルは? 一緒に寝させておいて良いんですか?
と、心の中で突っ込みを入れながら、
なんといっても、ホストマザーのタバコが苦手なので、3か月ほどで、燻し出されました。、
次に一緒に住んだのが、ドロレスという、この地域の管理委員長という、80歳のおばあさん。
彼女の空いているベッドルームを貸してもらっていました。
若いころ、日本に、ダンサーとして招待されたことがあるそうで、古い新聞記事や、
当時の週刊誌を見せてもらったこともあります。
流石、もとプロダンサーだけあって、まだまだ元気で、
夜な夜な、懐メロをかけ、二人でくたくたになるまで踊りました。
”私は、美味しいお肉をいっぱい冷蔵庫に持っているので、貴方は買わなくていいのよ”
と言うので、、、、これはきっと食べろと、勧めているのかな?
と思って食べたら、”食べようと思ったら、私の肉が無くなっていたわ!”
と責められたので、すぐに買って返したのですが、その後も、
”私は、美味しいお肉をいっぱい冷蔵庫に持っているので、貴方は買わなくていいのよ”
と、誘って(?)いました。
あれはいったいどういう意味だったのか、いまだに謎です。教えてください。
又、ドロレスは、年寄のくせに宵っ張りで、
深夜までテレビを見ます。
耳が悪く、大音響で見るので、寝られなくて耳栓をしても、ちっとも役に立たないので、堪りかねて、
文句を言ったら、ある日、
”親戚が泊りに来るので、悪いけど出て行ってくれる?”
”ええー。殺生なー!”
でも流石、ドロレスは、この辺りの管理委員長、
”隣に住んでるのは、オーナーの独身男性だから、ビザが欲しければ、あれをモノにしなさい”
と言って、一人住まい出来る、デュプレックスを探してくれました。
隣には、40歳くらいの男性が住んでいました。
入居した日には、親睦、と言う名目で、美味しい魚を、一匹持ってきてくれましたし、
静かで、親切な男性でしたが、
引っ越ししてすぐ後に、彼氏(前の旦那)が出来て、彼が始終遊びに来るようになったので、
悪くて、新しい部屋に移りました。
その次に同居したのが、前の夫だったので、4人しか、同居体験はありませんが、
実は、ドロレスの家に行く前に、何件か同居人募集の広告を見て、見に行ったことはあります。
一軒目は、一人暮らしのおじさんの家の空き部屋に同居、と言う話だったのですが、
何となく、薄暗い部屋に住み、アニュイな雰囲気を醸し出すそのおじさん、
家族になれるというより、シンジケートにデビューさせられそうな予感がしたので、辞退。
次に見に行った家は、何人かの若い男の子と、おじさん。あと、若い女の子もいたようですし、
楽しそうでしたが、ベッドが…マットだけで、それも、居間の床に置いてあって、
何だか、毎日、キャンピングのような生活を出来そうなんだけど、
そこまでワイルドではなかったので、これも辞退したわけです。
このように、他人と住むと言う事は、本当に多くの学びと、新鮮な驚きがあります。
貴方も、特にあなたが、伴侶と住むのに飽き飽きしているなら、
是非一度、お試しください。
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