オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア の夫婦と日本の夫婦の違い

2022-08-14 13:44:57 | 日記

日本のカップルと、こっちのカップル。

どっちも基本は、その昔洞穴に住んでいた頃、

2人で安全に子供をより安全に、優秀に育てる為にバディを組んでいたはずですが、

こっちにきて、少し違うなと感じたんです。

皆さん良く言われる話ですが、

こちらの人は幾つになっても仲良く手をつないで歩いている...

日本だと照れ臭い...そらそうですよね。

なんたって、妻はお母さん化してるし、夫は、大きな子供化てませんか?

絶対に無い、という性質のものではありませんが、近親者に対しては性的な感情が働きにくい機能がヒトという生物の、

元々の本能としてあります。

また、ヒトや多くの生物では、同種の生物の顔面に対しての認識機能が、他の部位や異種の生物に対するものより高い

という性質があります。

そして、この識別機能を元に、本能としては、

「親兄弟程度に近い個体は交配相手として避ける、ただし極端に掛け離れた相手も避ける」

という選別の基準があります。 近親交配を避けて劣性遺伝子を残す確率を下げると同時に、

あまりにも血縁上の遠いグループの相手を選ぶことで、

近縁種(厳密には同種の生物ではない)と一代雑種を作らないような仕組みになっているわけです。

さて、その話は置いておいても、日本では、基本的に、結婚するということは、家族になるので、

夫婦は愛し合う、というより慈愛?

夫はやがて、妻に母親的な愛情を求めるし、母性豊かな女性はソレにこたえる。

お互いに、男女であることが難しくはなると思うのです。

 

男女の生活で、ホルモンの話をすると、お互いの大きな違いは、

女性は感謝されるより、尊重されたい欲求が強く、与えられて、与える性です。

注目され、話が聞かれ、触れられ、与えられることで、エストロゲンが上がります。

 

女性だって感謝されれば気持ちいいし、やる気だって上がり

テストステロンも上がりますが、エストロゲンは下がります。

例えば旦那さんが感謝して

「うちの妻は、料理も上手、掃除もしてくれるし、洗濯もしてくれる、凄く感謝している」

と言われると、気持は良いものの、

「そこの、リモコン持ってきてくれる?」 と寝そべったまま頼まれたりしたら、ムカッとします。

誰だって、与えられると嬉しいし、男性だって、与えられると喜びますが、

アナタがカラダさえ与えても、悦びはしますが、アナタの事を好きになったりしません。

自分自身の事を好きになるだけです。

男性は、緊急事態設計されていて、どうしてもやらなくてはいけないこと以外はなかなかやりませんから、

努力なしに与えられると、やがて怠け者になり、

やがてテストステロンが下がり、女性としてのあなたに魅力を感じなくなり、

やがては、全てが受け身になります。

受け身は子供です。

 

女性は、与えることによって、与えられることを期待します。

男性に尽くせば尽くすほど、期待するので、要求がましくなるのが、基本です。

特に、排卵時は、エストロゲンがいつもより高くならなければいけないので、意識してなくても、とても要求がましくなります。

与えられなければ、エストロゲンが上げられないからです。

...太古の昔、排卵期には、男性のいたわりや、餌の供給が普段よりも多く必要だったせいかもしれません。

こうして、恩着せがましくなり、要求し続けると、男性は逃げ腰になってきます。 

アナタは違うと思いますが、

益々、感謝どころではなくて、追いかけて要求したくなりがちなのが女性の本能です。

意識していなくても、本能は、より良き子孫を残したい、とプログラムされています。

女性ホルモンの大きな欲求は、そのホルモンの月の変化によっても変わってくるし、

それによって、欲するものが違ってきます。

例えば、女性は基本的に、安全、セキュリティが必要です。

昔は男に守られないと生きて行けなかったからであり、今は、男性が居なくても、全く平気で生きて行けるのに、

本能が必死にさせてしまいます。

だから彼氏が結婚に踏み切ってくれないと悩む女性はまだまだ多いです。

 

男性は、一般的に、感謝されると、テストステロンが上がるので、もっと張り切ることができ、元気も出て

エストロゲンが下がり、ストレスも減ります。

アメフトなどで、チアガールたちが 

" Two, Four, Six, Eight, Who Do We Appreciate? "

と言いますが、これは *誰に感謝しましょう?*  と言ってます。

日本では、こんなダイレクトな応援の仕方、、、、しませんねぇ~~~~?  でも、

男性は、女性に感謝されないと、心を開いて、子孫を残してもらえないのですから、

感謝されることが自分の子孫繁栄にはとても大切なこと、という事を本能的に感じているので、感謝には単純に反応します。

 

意識しているしていないに関わらず、多くを持ち、沢山与えることができる、という状況であることが、

女性に感謝される、という事に繋がる、ということを感じています。

多くの男性が成功したいのは、意識していないにせよ、女性に承認され、感謝されたいという気持ちがかなり占めています。

違いますか??? 
 

根本にあるのは、男性なら、男性ホルモン。

ストレスが溜まるとテストステロンが下がるけど、テストステロンが下がると、

ストレスが溜まってくる。

女性なら エストロゲンが下がってくると、ストレスは溜まり、反対も同じ。

それは、自分では気付くことができないこともあって、不調なんだけど原因が分からない。

もちろん例外もありますが、基本である、というのは、やはり女性が子供を産むので、

カラダの仕組みや、ホルモンの影響はそうそう、簡単に変われません。

 

オマケに、男性は浮気者にできていて、

次から次へと、精子をばら撒きたいのが本能になっているのです。だって、100000....個もあるんですから。


”クーリッジ効果” と言う言葉ご存知の方も多いと思いますが、


オンドリさんは、精力的で、一日に60回以上もできるそうです…ただし、



同じメンドリさんとは一日5回まで。5回以上になると、興味を持たなくなりますが、新しいメンドリさんを連れてくると、

何回でも。

これは、何も鶏だけでなく、お盛んなオス牛さんだって、似たようなもので、

7回までは同じメス牛さんとできますが、



もうこれ以上は駄目、となっても、新しいメス牛さんをお連れすると、10回以上はできます。

でもどうしても、新しいメス牛さんでないとダメで、幾ら、目隠ししても、顔を隠しても、匂いを変えても、

やっぱり、新しいメス牛さんとでないと、誤魔化せないのだそうです。

ところが、こちらに来て驚いたことが、

私が聞いたのは特殊なケースなのかもしれないけれど、、、、

当時の彼氏の友達が、奥さんのエッチな姿の写真を、自慢たらしく私の彼に見せたやつを

こっそり見せてもらったことがあるのですが、

奥様に色々な衣装を着けさせて、写真を撮ってるんです。

他の人のも見たことがありますが、

必ずしも、ナイスボディの女性じゃないし、私には、間違っても似合ってるとか、

セクシーに見えるとかの代物では、正直いって無かったです。

でも、旦那様はそれを撮って、興奮して愉しんでるんです。

それって、結局、

牛さんに、目隠ししてるか、匂いを変えてさせているようなもんじゃないですか?

それで、興味を持つ努力してくれるんなら、是非是非、、お答えしないと、、、ネェ~???



自分のパートナーに、色々面白いことを要求する男性って、結局、浮気心持たないで、

自分のパートナーと、、、という事ですから。

全部と言う訳じゃないだろうけど、こっちでは、妻はお母さんにはならない。

 人間誰だって、幸せになりたいし、人に認められたいとか、愛されたいとか、尊重されたいとか、、、

他にもいろいろあるけれど、程度の差こそあれ、全て必要です。

しかし、、、

これが男女では程度の差が少し違っていて、この役割分担が違ってくると、

 

男女関係が無くなっても、いいかもしれないけど、そうなるとお互い浮気でもしないと、

ホルモンのバランスも悪くなるんじゃないかなぁ。 

 

オーストラリアでも、多分、、、、? 長く連れ添ってられる夫婦は、

衣装を変え、環境を変え、同じ妻で何十年も愛してらっしゃるようです。

 

別にそういうことをしなくても良いとは思うけれど、やはり旦那様には、

うちにいる奥さんを母親にして、休む場所にしてもらうより、

よそに行って、恋人を作ってもらうより、

何時までも、奥さんを愛して欲しいなぁ~、と思うのです。

如何でしょう?

 

PS 補足

例えば、政府がシングルマザーの子育てをしっかり支援したら、

女性は男性に期待しなくても、十分一人で子育てできるようになります。

すると、女性が男性を選ぶ時、男性の誠実さは全く関係なくなり、ただ、強い遺伝子を持った男性だけが選ばれ、

そう言う男性だけが多くの子孫を残し、あとの男性は一生、女性と関係を持つチャンスが無くなります。

でも、現実、メス猿が一人で子育てをするニホンザルのサル山では、ボス猿だけが、多く関係を持ち、

あとのオスザルは一生関係持てないで終わるそうです。