オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 卒業式

2019-11-19 00:39:13 | 日記

とうとう子供の、Graduation の日。

 

この道、子供が保育園のころから毎日、2回。

忘れ物した時とか、授業のお手伝いに駆り出されたときとか、アキとカイが違う時間に帰るときとか、

多い日は4回以上も行き来したのよね…片道40分。

でも、もう、この道を行き来することもなくなってしまう。

子供が高校卒業するときって、子供が幼稚園卒業した時とやっぱり同じ感慨がある。

どんなに大きくなっても、子供は子供。

はっきり言って、おっぱいやってた時と変わらぬ可愛さ、愛しさ、ですよね?

 

7PMきっかりに式はスタート。

キリスト教の学校なので、神父様や、校長先生が、重々しい神父様の衣装で入場してきます。

校長先生の話があった後、生徒の話があるのは、日本でもきっと同じですね?

そのあとは一人づつ、校長先生から名前を呼ばれて、ステージにて賞状と、記念品を渡されて、

一言、励ましの言葉をかけてもらって、握手とハグをするのです。

偉いなぁ、と思うのは、校長先生、2時間、髪を振り乱して、、、いつも笑顔。

笑顔以外、見たことが無い!と言う事実も凄いけど、

ふり乱れても来るわよね。。。延々とやりっぱなしだもの。

 

拍手して、見てるだけでも、疲れるのに、凄い体力と気力というのは、生徒が370人いると言う事で、

この前の、チェアマンディナーの時も、…あれは。確か160人くらいだったかな?

おまけに、

励ましの言葉が、一人一人、違うと言う所。

一人一人がこうして祝福を受ける間、後ろにはその子供が小さい時の写真に続いて、今の写真が映し出されます。

子供って、17年間で15-20倍くらいの大きさになるんですねーーーー。

こっちの人って、髪の毛の色が変わったり、カールになったりストレートになったりもるするから、もう、別人。

もう、全く別人。

370人終わったところで、又、餞のお言葉があり、歌を歌った後は、キャンドルサービスになり、

ろうそくを持ったまま、外に出て終了。

 

暫らくは、校庭で子供たちが写真撮りあったり、別れを惜しんだりしてます。

名残惜しいでしょうねー。

でも、日本の様に、泣いている子供が居ないのは、不思議ですね?

親も泣いてませんでした。

ここでもまだ、最後の親睦をしてらっしゃる校長先生に、すれ違ったので ”ありがとうございました” と言ったら、

私もハグとキス、してもらいました。

きっと、人を見たらする、キスハグと言う、条件反射になってるのですね?

 

さて、卒業式が終わったら、スクーリーズが始まります。

これは、日本で言うと、成人式と卒業旅行が一緒になったような、政府公認イベントで、

特別なリストバンドをした、高校卒業生しか参加できません。

17,18歳の子供たちが、ホテルに泊まったり(親公認、スクーリーズというホテルお泊りパックが売られているくらい)

18歳からはお酒が飲めるので、夜中までどんちゃん騒ぎして、まるで引率先生の居ない、修学旅行状態!

果てはけが人や、死人が出たりもしたので、

今はかなり厳しく、警官がパトロールしているし、ホテルには警備員が見張っているという物々しさです。

ここ、Gold Coast、特にSurfersParadiseは、スクーリーズのメッカなので、

11月中は、観光には良いシーズンですが、旅行にいらっしゃるのは避けた方が良いかもしれません。