とうとう子供の、Graduation の日。
この道、子供が保育園のころから毎日、2回。
忘れ物した時とか、授業のお手伝いに駆り出されたときとか、アキとカイが違う時間に帰るときとか、
多い日は4回以上も行き来したのよね…片道40分。
でも、もう、この道を行き来することもなくなってしまう。
子供が高校卒業するときって、子供が幼稚園卒業した時とやっぱり同じ感慨がある。
どんなに大きくなっても、子供は子供。
はっきり言って、おっぱいやってた時と変わらぬ可愛さ、愛しさ、ですよね?
7PMきっかりに式はスタート。
キリスト教の学校なので、神父様や、校長先生が、重々しい神父様の衣装で入場してきます。
校長先生の話があった後、生徒の話があるのは、日本でもきっと同じですね?
そのあとは一人づつ、校長先生から名前を呼ばれて、ステージにて賞状と、記念品を渡されて、
一言、励ましの言葉をかけてもらって、握手とハグをするのです。
偉いなぁ、と思うのは、校長先生、2時間、髪を振り乱して、、、いつも笑顔。
笑顔以外、見たことが無い!と言う事実も凄いけど、
ふり乱れても来るわよね。。。延々とやりっぱなしだもの。
拍手して、見てるだけでも、疲れるのに、凄い体力と気力というのは、生徒が370人いると言う事で、
この前の、チェアマンディナーの時も、…あれは。確か160人くらいだったかな?
おまけに、
励ましの言葉が、一人一人、違うと言う所。
一人一人がこうして祝福を受ける間、後ろにはその子供が小さい時の写真に続いて、今の写真が映し出されます。
子供って、17年間で15-20倍くらいの大きさになるんですねーーーー。
こっちの人って、髪の毛の色が変わったり、カールになったりストレートになったりもるするから、もう、別人。
もう、全く別人。
370人終わったところで、又、餞のお言葉があり、歌を歌った後は、キャンドルサービスになり、
ろうそくを持ったまま、外に出て終了。
暫らくは、校庭で子供たちが写真撮りあったり、別れを惜しんだりしてます。
名残惜しいでしょうねー。
でも、日本の様に、泣いている子供が居ないのは、不思議ですね?
親も泣いてませんでした。
ここでもまだ、最後の親睦をしてらっしゃる校長先生に、すれ違ったので ”ありがとうございました” と言ったら、
私もハグとキス、してもらいました。
きっと、人を見たらする、キスハグと言う、条件反射になってるのですね?
さて、卒業式が終わったら、スクーリーズが始まります。
これは、日本で言うと、成人式と卒業旅行が一緒になったような、政府公認イベントで、
特別なリストバンドをした、高校卒業生しか参加できません。
17,18歳の子供たちが、ホテルに泊まったり(親公認、スクーリーズというホテルお泊りパックが売られているくらい)
18歳からはお酒が飲めるので、夜中までどんちゃん騒ぎして、まるで引率先生の居ない、修学旅行状態!
果てはけが人や、死人が出たりもしたので、
今はかなり厳しく、警官がパトロールしているし、ホテルには警備員が見張っているという物々しさです。
ここ、Gold Coast、特にSurfersParadiseは、スクーリーズのメッカなので、
11月中は、観光には良いシーズンですが、旅行にいらっしゃるのは避けた方が良いかもしれません。