オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ディナーダンス 事情

2017-08-05 23:32:14 | 日記
先日は、次男のディナーダンスでした。



文字通りのイベントですが、高校3年生でやる、”フォーマル”(女性をエスコートしての、ディナーダンス)の、



予行練習なのかな?


何を隠そう、これは歴とした、学校行事なのです。



日本の学校なら、学生の本分は勉強で、ダンスパーティなんてとんでもないところだろうけれど、


こっちは、校長先生まで、浮かれて一緒に踊ってるんだから、根本的にエライ違いよね?


15歳の子供たちは、水曜日の夜(何で金曜日にしないんだろう…)正装して、ホテルに出かけるのです。



6時半の開園時間になると、正装した少年少女たちが、親の車に送られて、次々とホテルのロビーに到着します。



女の子たちは、もうすっかり成熟していて、豪ジャスなドレスが、とってもよく似合う。中には、



 〝お母さん、よくもそんなドレス買ってくれたわね?”



なんて言うぐらい、胸見せ見せ、超ミニのセクシードレスで、それも、似合ってるんだけど、いいのかなぁ?



…お見せできないのが残念。



うちの子も、正装して行かせたんだけど、口では、〝 くだらない ”等と言っている割には、


そわそわウキウキ、やっぱり嬉しそうなのです。


まずは、ディナーの後、社交ダンス、最後にディスコダンスなど、とっても楽しそう。


そして、閉会は、10時。


親たちが迎えに来て、皆それぞれ帰って行きます。



次男は、家に帰ってきて、いきなり、ディナーが少なかったから、おなかすいたと言って食事してましたけど


これで69ドル!


明日も学校あるのに、きっと明日、勉強に集中できないだろうなぁ、とは思うけれど



男女交際は、人生のうちでとっても大事な事。



殆どの人が、将来は結婚するのに、どうやって自分に合うパートナーを選ぶのかとか、男女交際の仕方とか



誰も教えてくれないんだから、ある意味、算数や、社会習うより、大切なことだと思うんですけどね。



それにしても、早熟した最近の子供たち。



皆さま、メラトニンと言うホルモンをご存知でしょう?


このホルモンが出ないと、不眠症になっちゃう訳ですが、実はこのホルモン、性的なホルモンとは拮抗作用であって、



例えば、幼いうちから、異常に成熟してしまうプロジェリア(早老症)と言う病気があるのですが、



この病気は、メラトニンが欠損しています。



メラトニンが不足すると、性ホルモンの抑制が無くなり、性的な成熟が促進します。



夜遅くまで寝ないで、コンピューターばっかりしてると性的成熟が、体の成熟以上に早くなっちゃうんじゃない?


ついでに言うと、メラトニンは、体や頭をリラックスさせる働きがあり、それが無いとなると、



精神的なストレスもたまりやすくなり、デプレッションが起こりやすくなります。



勿論、ホルモンはそれだけがコントロールにかかわっているわけじゃなくて、他にも色々とホルモンは有るんだけれど、


私なんかよりはるかに成熟した?カラダを見ると、



この頃の子供たちの生活、気を付けないといけないんじゃないかなぁ、と思うのです。




PS 会場内や、ダンス会場の写真は、2011年のもので、2017のものは、会場外のものだけです。