オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 秘密事情

2015-10-26 00:37:22 | 日記
こんな事って、きっとオーストラリアの政府も知らないと思うのです。


今どきの、オーストラリアの最低賃金は、日本の倍はある、というお話をさせていただいたことがありますが、


15.96$, 日本円で約 1530円となり、先進国27か国で、首位になっています。


おまけに、土日だと倍払わなくてはいけない義務もあるので、


まるで、ホステスさん並みのお給料じゃないですか???


随分もらってるのね、、、その会社(儲かってなさそうなのに)、そんだけ払えるなんて、


実は、、、すごいのね、と思っていたのです。


で、ある事業主さんとお話ししていたら、


”普通の会社じゃ、そんなに払えないですよー” と言われるのです。


”じゃあ、どうしてるんですか?”


”うち、これだけしけ出せないけどそれでも、来てくれる?”と聞くのだそうです。



そりゃあ、就職難はどこでも同じ。


雇ってもらえるなら、もう、何でも良いです! なんて思いますよね? 


特にビザスポンサーになってほしかったりしたら、タダでも働いちゃう。なんせ今更日本に帰ってどうしろって???



時々監査に来る”労働基準局”には、ちゃんと貰ってますって言ってね、とお願いするんだそうです。


ほかの会社でも大体そういうことよーと、あっさり。


そうだったんだぁーーーー


そら、そうだろうなぁ。やっぱり!  


一体どうなってるのかと気にはなっていたのですが、


で、時々、”いくらもらってるの・”って友達に聞いても、


うやむやにして、教えてくれなかった訳なんだぁ、と、思いあたるふしも確かにあるのです。


それでも、正社員として雇ってもらえるのは良いほうで、


週に3日以下なら、色々な補償をしなくていいので、皆週に3回までしか来て貰わない、なんていう事業主さんも


多くいので、あっちこっち、掛け持ちでお仕事して居る人、けっこういたりするんです。


それもキャッシュ払い、補償なし。いつくびになるかもわからない。


でも、、、


みんな、それでも、あんまり気にしてないんだろうなぁー。


だって、こっちの新入社員の扱いって、”暖かく、リラックスさせるように”って、ビジネススクールで教わったくらいだし。


日本人なら、お仕事もらうまでは、タダでも働きます!みたいなこだわりが強くて、本雇いにしてもらえるように


頑張るし、必死で頑張るだけに、受け入れられないと、恨んで、訴えちゃうんじゃない?


こっちの人は、だめなら”まぁ、いいかぁ”とごまかしちゃうし、


それでもダメなら、マリファナがあるさー、みたいな?


だから、マリファナ吸ってる人、多いのかな?


でもね、補償がいいのは確かで、出産とか、病気で休んでも、ちゃんとお給料もらえるし、復帰もできるんです。


経営者にかかる負担って、大きいだろうなぁー!