ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ…ガブリーロフ
指揮…ムーティ
演奏…フィラデルフィア管
好み度…5(5点満点)
ピアノはクリアで美しく、力強い。叙情部での、ゆっくりと、一音一音透き通るように打たれる音の美しさも印象的ならば、大カデンツァやフィナーレでの圧倒的な、情感を伴う強さも印象的。オケは厚く沈まず濁らずロマンを感じさせるような弦が印象的、全体としても厚く情感豊かな響きで、ピアノとオケの溶け具合もよく録音も優秀。
出だしから、ただならぬ雰囲気と響きにあっという間に引き込まれる感があり、その後もピアノとオケの美しく大きく情感豊かな響きに聴き惚れているうちに気が付くともう展開部の感があり、大カデンツァは、そこに向かうおどろおどろしいような雰囲気もよく、一級の強さに切なさを感じさせて秀逸。2楽章も厚くクリアで美しい。
終楽章はさらにピアノもオケも覇気ある力強さを加え、後半に移る前のピアノソロの叙情部の美しさも印象的。フィナーレへ向かう高揚感と、フィナーレの力強さとスケール感はピアノ、オケとも圧倒的、劇的ですらある。
ピアノ、オケとも、美しさ、情感、力強さ、スケール感、これらのどれもが高い次元で表現された、大げさかもしれないが感動ものの演奏と思う。
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ…ガブリーロフ
指揮…ムーティ
演奏…フィラデルフィア管
好み度…5(5点満点)
ピアノはクリアで美しく、力強い。叙情部での、ゆっくりと、一音一音透き通るように打たれる音の美しさも印象的ならば、大カデンツァやフィナーレでの圧倒的な、情感を伴う強さも印象的。オケは厚く沈まず濁らずロマンを感じさせるような弦が印象的、全体としても厚く情感豊かな響きで、ピアノとオケの溶け具合もよく録音も優秀。
出だしから、ただならぬ雰囲気と響きにあっという間に引き込まれる感があり、その後もピアノとオケの美しく大きく情感豊かな響きに聴き惚れているうちに気が付くともう展開部の感があり、大カデンツァは、そこに向かうおどろおどろしいような雰囲気もよく、一級の強さに切なさを感じさせて秀逸。2楽章も厚くクリアで美しい。
終楽章はさらにピアノもオケも覇気ある力強さを加え、後半に移る前のピアノソロの叙情部の美しさも印象的。フィナーレへ向かう高揚感と、フィナーレの力強さとスケール感はピアノ、オケとも圧倒的、劇的ですらある。
ピアノ、オケとも、美しさ、情感、力強さ、スケール感、これらのどれもが高い次元で表現された、大げさかもしれないが感動ものの演奏と思う。
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