ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ…ポコルナ
指揮…ピンカス
演奏…ブルノ国立フィル
好み度…4(5点満点)
叙情部でのしっとり感や情感、あるいは全体的にスケール感には欠ける感を受けるが、ピアノは気の強さを感じさせる激しく輪郭のはっきりした音と、回転の速さと個性を感じる思い切りのよい打鍵っぷりが印象的。要所では凛とした叙情性も感じさせる。
オケも小気味よく密度の濃い響きで好感がもてる。
全体的に、特に終楽章はオケがやや控えめでピアノの印象が強い印象になっている。また、カデンツァはオリジナルのほうで、ちょっとこのコンビの大カデンツァを聴いてみたい気もするが、これはこれで高速な中に緊張感を感じさせたものになっていて、この演奏にはこちらがあっているかもしれない。
スポーツでいえば花形選手ではないが自分のスタイルで切れ味のよさをピリリと感じさせるような、ロシア的叙情性やスケール感というよりはこの曲の硬派な切れ味を感じさせる、奏者の意気をドライにコンパクトにある意味自分の好きなようにぎゅっと詰めたような演奏のように感じる。
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ…ポコルナ
指揮…ピンカス
演奏…ブルノ国立フィル
好み度…4(5点満点)
叙情部でのしっとり感や情感、あるいは全体的にスケール感には欠ける感を受けるが、ピアノは気の強さを感じさせる激しく輪郭のはっきりした音と、回転の速さと個性を感じる思い切りのよい打鍵っぷりが印象的。要所では凛とした叙情性も感じさせる。
オケも小気味よく密度の濃い響きで好感がもてる。
全体的に、特に終楽章はオケがやや控えめでピアノの印象が強い印象になっている。また、カデンツァはオリジナルのほうで、ちょっとこのコンビの大カデンツァを聴いてみたい気もするが、これはこれで高速な中に緊張感を感じさせたものになっていて、この演奏にはこちらがあっているかもしれない。
スポーツでいえば花形選手ではないが自分のスタイルで切れ味のよさをピリリと感じさせるような、ロシア的叙情性やスケール感というよりはこの曲の硬派な切れ味を感じさせる、奏者の意気をドライにコンパクトにある意味自分の好きなようにぎゅっと詰めたような演奏のように感じる。
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