Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

KAGEROU

2011年01月24日 | Weblog
どうしても俺の目にはタイトルが「HAGEROU」と見えてしかたがない。

そのためか、買う気も読む気もまったくなかったのだが。

しかし、「●●賞」受賞とか何かと話題になってる本には目のない女房が買った。

で、その女房が読み終わったので、俺にも読んでみろということで昨日この本を渡された。

俺は俺で読みたい本があったのに.....

仕方なしにページを開いてみると、おっ、字がおっきい。これは読みやすい。

紙質もいつも読んでいる本より白く厚く、高級感がある。

つかみはOKである。

問題は中身だが、現実離れしたストーリーではあるが、半日程度で読破出来たところをみると読みやすいことは間違いない。

でも、エンディングはちょっとわかりづらいかも。

尿道炎か膀胱炎のように、なんか残尿感がある感じで今一つすっきりしない。(すいません、例えが下品で)

やっぱり、いつも読んでいる下町人情風か、勧善懲悪の時代物じゃないと読んだ気しないのよ。

水島ヒロは確かに物書きの才能があるかもしれないが、俺には向かない。

女房様、せっかく薦めてもらったけど、俺とは相性わるいよ。

なんたって、「HAGEROU」に見えるんだから。