寒い。雪も降ってる。
「格差社会」現象が生じて、最近はそのデータを紹介する記事
を特によく目にします。
派遣や契約社員で働いた場合と、正社員の場合を生涯収入で比
べると不動産1~2個くらいの差があるという現実。
私は長い時間、営業の世界で生きてきたので、結果(実績)に
応じた格差は当たり前と思っています。
ただ、派遣や契約社員の場合は、入口地点から格差が決まって
おり、大概の事では格差は埋まらないといった仕組みが出来て
しまっている。
企業にとっては、最大の固定費である人件費が抑えられてハッ
ピーだけど、個人においては真逆。
一昔前は、派遣や契約社員さんは、女性の割合が殆どで、男性
は、技術職など一部限られた職種が多かったようですが、今は
大手企業では一般職の場合、男性、しかも30~50代…、
の派遣・契約社員さんが多数。
この現実をここ数年目の当たりにして、正直驚いています。
年収180万程度でも、一定の結果が出せないと契約を打ち切られ、
そうそう安楽な状況ではありません。
そして、不思議と同じ条件なら、女性の方が結果を出しています。
男性の方が能力が劣っているとは思いませんが、私の見方として
男性の特性や力を生かせる仕事がこの数年、とても減ってしまっ
た様に感じます。
一昔前、企業は女性が活躍できる場を与えよう!女性の能力をもっ
と活用しよう!と、叫んでいました。
私の独断的意見ですが、それはもう叶ったように思います。
ただ、働きざかりの男性がほったらかしにされてしまったように
見えるのです。
中小企業にとっての「いい人材」とは、
◆初め(入社時)から優秀な人(高学歴など)…、
◆実際、結果を出す人…、
だと思いがちですが、
(モチ、実際そうでしょうが)
ホントの「いい人材」って、
その組織(仕事)を通じて、「成長する人」
だと、思います。