進化するチームK

夢の実現に向けて邁進する、個人と組織の成長日記

変わる変わる、また変わる

2008年09月26日 23時42分49秒 | Weblog
アメリカの経済界で起きているここ最近の激震は、
「時代って本当に変わるし、変わり続けるんだな~」
という現実を目の当たりに見せ付けてくれます。

時代が生み出したエグゼクティブ達が、自分達も気がつかない
うちに、数週間や数ヶ月後には、真逆のポジションになって
しまっている。


先日、六本木ヒルズのレストランで食事をしていたら、
母と娘風の2人づれが、隣のテーブルでコース料理を食
べていました。
別に盗み聞きしてたわけではありませんが、
静かなお店だったので、おふたりの会話が耳に入ってきます。

娘さん(おそらく)は、30才くらいでしょうか?
地方から出て来て、おそらく東京の中心地で働き、初めて
母親を東京に呼び、食事をご馳走しているような
(私の勝手な想像ですよ)
絵でした。

お会計の時、娘が支払う様子に戸惑う母親、
娘さんは「いいの。私は選ばれた層の人だから」
みたいな事を言ってました。

非常にちっちゃい(低い)レベルですが、
私も20代頃、こんな感じでした。
自分達は頑張っている。自分達は特別な存在なんだ
って。
確かに、仕事をまあまあ頑張ってはいましたが、
後々考えると、それはとても小さな小さな枠の中での
出来事でした。

ちょっとした外圧がかかると吹き飛んでしまうレベルの
ものだったということに気がつくのに、10年近く
かかりました。



最近よくテレビ見てしまうんですが、
(困ったもんです 

4年前の大型台風の時のお話。
バス旅行の最中に台風で、道が浸水しバスは水没。
バスの屋根の上で、嵐に耐えながら一晩を過ごし、
翌朝、30数名全員が助かった実話には、とんで
もなく感動しました。

高齢者の方々が、互いに知恵を出し合い、励ましあう
様子の再現ドラマでしたが、こんな緊急時にこの人た
ちのような発想や行動が出来るだろうか?
生きる力・スキルの面では、格段上の方々でした。

一見、
立派に見える枠の中にいることで持つ(持たされている)
小さなプライドより、
本当の危険にさらされたときに発揮できる勇気やチームワーク、
思いやりの方が本物だって、
感じさせられた番組でした。




来週のチームKは、愛媛と大阪です。
新しい方々と出会えるので、楽しみです。





頑として基本

2008年09月23日 11時50分05秒 | Weblog
9月から12月は、チームK的には【繁忙期】にあたります。

一年の後半に入り、組織内の仕組みの見直しや整理、
人材育成の時期として適切なのでしょうか。

毎年この時期、10年間以上に亘って、依頼を頂く2つの
クライアント企業があります。
1社は製造業で、もう1社は広告代理店です。

この2社の共通点は、毎年同じ内容の研修を行うことを
条件としてキツク言い渡されています。
時代もガンガン変化しているし、私も少しは進化している
ので、目新しい情報を組み込みたいところですが、
2社の社長さんは、
「そんなもんは、コンサルのエライ先生にお願いする、
 チームKさんには、【基本】だけお願いしたいんや」
と、徹底して同じ内容にこだわっておられます。

両社とも、三泊四日で2チームに分けて、毎年毎年
全く同じ内容で行います。
出来るだけ一言一句変えて欲しくないとも言われます。

ただ、この2社では、参加社員さんの提出物をキチンと
整理・管理され、各自の感じ方や受け入れ方、状況や
心の変化などを、社長や管理職が把握するシステムを
構築されています。

それによって、人が育つ時期やタイミングが高い確率で
読み込めるようになったと言って下さいます。
またその結果出てきた生産力の向上率をデータとして分析。
よって、前倒しで準備が出来、無駄な設備投資や人材投入
をせずにすむので経費が抑えられる…、
など等、その成果を教えていただけます。

毎年、保存のファイルを拝見しますが、確かに会社の
歴史が一ページ一ページ残っている様子が明確に
確認できます。

チームKとして、年に4日間だけの企画ですが、
クライアントさんの歴史の一ページに貢献させていい
ただいているようで、私としても誇らしくさえ感じます。

お互いに、長きに亘って影響を与え合えることに、
今では、本当に感謝しています。




今更ながらですが、
商売って、短期間で利益を出すことが大切ですが、
それと同様に、長く付き合ってもらえる対象であり
続けることも大切です。
そんな存在でありたいと感じるこの頃です。


女子的、話

2008年09月22日 10時08分05秒 | Weblog
今日は午前中がオフです。



女の子(または女性)には、
キレイな子と、キレイにしている子の2タイプがいると
以前から常々感じていました。

(今日は完全な箸休め話)

お花屋さんに勤める2人の女性がいます。
彼女たちは同じ歳で、同じ時期に仕事を始めました。
A子ちゃんは、見た目凄くカワイイ子でした。
小柄で華奢でチョッとしたアイドル的な顔立ち。
もう一人のB子ちゃんは、比較しては大変失礼ですが、
A子ちゃんに比べると、チョッと地味な感じ。

店に来るお客さんや前を通りががる人たちも、
A子ちゃんに目がいくのがわかります。
ただA子ちゃんはその可愛い顔立ちに甘んじていた
んでしょうか。
仕事は結構テキトーな様子。
お花の仕事もイメージがいいから始めたような感じ。
ただ、お花屋さんはかなり過酷な仕事のようです。

一方、
B子ちゃんは、そのお花の仕事につくのが子供の頃
からの夢だったので、不器用ですが一生懸命に頑張り
品評会に出店するなどして徐々にスキルアップしていきました。
過酷な重労働の部分も嫌がらず、逆に嫌がるA子ちゃ
んの分までやってくれます。

お互いに、22歳から同じ店で勤め今年で9年です。
先日、かなり久しぶりにA,B子ちゃんと会いました。

すると…、
A子ちゃんは、不摂生がたたったのでしょうか、お肌が
かなり荒れてて、大きな瞳よりも赤々としたニキビの
方が目立って年齢よりも上に見えます。

逆にB子ちゃんは、その店の店長に昇格してました。
もともとキレイなお肌でしたが、色々研究したのか、
自分に似合うメイクやヘヤースタイルをしていて、
思わず…、
「B子ちゃん??きれいになったね~」
って言ってしまいました。


2人に起こった逆転現象を見て、チョッとしたショックを
受けました。
元がキレイなだけでは、駄目。
やっぱり内外共に磨かないと、後退するって思います。
キレイな子より、キレイにしている子の方に時間は
見方するようです。

その他のことも同じで、
元々、人より高い能力があっても、内外共に磨かないと
後退は常に起きているって思います。

人と比べて、自分は勝っていると思ったら、逆に要注意
なのかもしれません。




時代は変わる とにかく変わる

2008年09月21日 01時33分29秒 | Weblog
私の学生時代の友人は、結構お嬢様(自称も含め)が多くて、
私自身はその真逆なので、自分の生活環境とのギャップに
驚きながら、友人たちの生活を見て驚いたり楽しだりしてました。

Sさんは、歯科医院のオーナーの一人娘さんで、親からの毎月の
お小遣いは、無い代わりに、限度額数百万のカードを3枚持たされ
ていました。
高校時代の私は、カードの使い方も知りませんでしたが、彼女は
食事に行ってもタクシーに乗っても、いつも
「カード使えますか?」
と聞く事が習慣づいていました。
ある日、バスに乗った時、運転手さんにそれを聞いたので、
ビックリして、
「バスはムリムリ!!」となだめ、小銭を貸してあげたことがあ
ります。

当時何かと、ホームパーティをするのが、流行ってまして、
別の友人Aさんからお部屋を増築したから、とお呼ばれしました。
早めについた私は、準備を手伝ってました。
するとなぜか、お母様とお姉さまの着物や宝石の品評会が始まり、
色んなウンチクを聞かされました。
チンプンカンプンでした。

彼女たちクラスのセレブ女子は、金銭感覚が一般の人とは違うので
結婚したら、大変よね~なんて、ひがみ根性で思ってましたが、
数年後、彼女たちはその生活レベルを続けられる配偶者をしっ
かり掴んでました。

でも、バブル崩壊以降、様々な変化に影響を受け、友人たちの生活も
大きく変わっているようです。


暗い話で申し訳ないんですが、歯科医のお婿さんをもらった
Sさん、お父様の歯科医院は閉まり、お父様とお婿さんは
その後、勤務医としてお仕事されているようですが、代々住まれ
ていた自宅は、売却されたようです。

外資系金融会社のエグゼクティブと4年前に再婚した友人Aさんは、
最近のリーマンショックで、自分達の生活が脅かされていく不安を
切々と電話で2時間近く話してくれまいた。
Aさんに対する適切な言葉が浮かんでこず、ボキャブラリーの
無さを感じてます。




【花形業界】は、
時代と共に変わる。とにかく変わりそしてまた変わり続ける。

プチバブルは、常に起こり、はじける。


人気TV番組の【究極のサバイバルアタック『SASUKE』】
で、出場者の方が言っていました。
「サスケを甘く見てはだめだ。サスケに敬意を示さないとクリアは出来ない」って。
【サスケ】の部分を、人生や生活、仕事など…に置き換えると
そのままのような気がします。








秋の夜長

2008年09月19日 00時12分12秒 | Weblog
19歳の頃、
アルバイトに明け暮れていた毎日でした。

その頃、30代のオーナーが友人3人で始めたパブで、
週3日バイトさせていただいてました。

カラオケはなく、オーナー(男性)がギターを弾いて、
お客さんの歌の伴奏をし、
かなり歌のうまいKさん(女性)が、聴かせる感じの曲を歌い、
もう一人のPさん(男性)が厨房で軽食を作る。
私はお料理を運んだり、お客さんとお話するのが仕事でした。

お客さんは、オーナー達の知合いが中心で、いつも見慣れた顔
ぶれで、お客さんが来ない日もありました。
子供ながらに、
「このお店大丈夫かなぁ?」
って心配していました。

ある時、初めてのお客様が来て、お話しを聞くと、
職業は彫刻家で、個展で各地をまわっているという方。
好奇心丸出しで、翌日その方の個展を見学に行きました。

個展の期間は、一週間くらいだったと思いますが、
3~4回うかがって色んな話を聞かせていただきました。
おそらく、その方は当時50代くらいのだったと思うのですが、
夢の持ち方、目標の設定方法、人との付き合い方…ナドナド

当時の私にとっては、
目からウロコ 話でした。

こんな考え方があるんだ~~~~~~って、驚き、でも嬉しい
ショックを受けたのを覚えています。

またこの方がとてもマメな方で、よくお手紙を頂きました。
イラストとコメント(詩?)が一文書き添えてあって、
サスガ芸術家!っていつも感じていました。

ある時その方が、送ってくださった一文をたまに思い出します。
そして、その通りだって、いつも感じます。






怠けると虚しい…

一所懸命だと自分の非力がよくわかる




その後、長い時間の中で、
怠けたり、サボったり、ズルもしたりもしましたし、
逆に、自分なりに必死でやったり、夢中で取り組んだりも
してきましたが、
この二つの言葉が常に当てはまることを感じています。



一手間

2008年09月15日 00時30分22秒 | Weblog

8月後半(お盆過ぎ頃)になると、おしゃれな女子は、結構
ブーツを履き始めますよね。
洋服は、夏物でも下はブーツ。

この頃になると、洋服も秋物になって、
でも気温は30度越えしてる日なんかは、
「正直暑いやろ!それ!」って思うんですが、
頑張って(我慢して?)おしゃれしている姿は凄いな~
って感心します。
(私はムリ)


ファッションは、無言の自己表現ですから、
自分のイメージやメッセージを他者に伝える要素がありますよね。


あるカリスマ店員さんは、勤務中に一日3回洋服を着替える
そうです。
(大奥の御台所みたい…)
時間帯によって多いお客さんのタイプに合わせたイメージの服
を着用してるそうです。

私の知り合いのトップセールスマンは、朝、出かけるときに
靴を3足、車に乗せて出かけるそうです。
雨の日は、お客さんの玄関前で靴を履き替えるそうです。

別のトップセールスマンは、商談用の高級ボールペンを10本
は常に携帯し、相手に合わせて使い分けるそうです。

その『行為』そのものではなく、
相手に合わせ、その一手間の準備することそのものが、
きっと質を高めますよね。


以前ブログにもチョッとご紹介したジャーナリストの女性
ですが、昼の会議の時はスーツでしたが、
夕方の食事会のときはワンピースに着替えてきてくれました。
居酒屋でのかなりカジュアルな食事会でしたが、
個人的な意見として、
「いいな!!」
って感じました。
ちなみに靴もかえていらっしゃいました。



基本力

2008年09月09日 01時34分03秒 | Weblog
最近感じることですが…、

この前読んだ本が、資産形成に関する本でして、
著者は、ファイナンシャルにおける一流の専門学習を長年
続けた方で…、
その方がおっしゃるには、
巷に売られているこの手の本の多くが、専門的な見地から
は、かけ離れている、レベルの低い…、
というか、誤った内容のものが多いそうです。

この分野において、全くワカランちゃんの私にとっては、
どちらがどうなのかの判断も出来かねますが、
ただ、間違った情報を時間かけて一生懸命インプットしても
間違った判断が下るので、それは困るな~と、思いつつ、
しかし、真に正しい情報の選択が出来る実力を持つには、
やはり多くの学習と実践が必要なわけで…、

中途半端なインプットとアウトプットでは、駄目なんだな~
って思いました。


20代で社会デビューをする年代に、その分野における
加減乗除のような『基本』を身につけることが大切。
出来るだけ良質なインプットをすることが必要と思います。

ただ、最近は派遣労働の割合が増えてきて、この機会が
極端に減っているようです。
その代り、本来の実力なら入れないような大会社にでも、
派遣という形では、働くことが出来き、その仕組みを学ぶ事が
できる、昔ならなかったチャンスも。

ホントに、自分自身の考え方1つ!だな~て。
ブツブツ考えてます。




全く話は違いますが、
今週は、なぜか頂き物が多くて、ものにつられる私
としては、ビックリ嬉しい毎日です。 

北海道のN島さん、
福岡のW田さん、
宮崎のK川さん、
東京のM字さん、
山口のM口さん、

有難うございます!!!!!!!!!!!!!!











コーチ の 力

2008年09月03日 00時31分19秒 | Weblog
今日のNHKのプロフェッショナルよかったです。

水泳の北島選手のコーチが主役でした。

彼らが実践している、
準備・トレーニング・本番実践・弱点矯正・データ収集・データ管理・勘や感覚・失敗体験・成功体験・軌道修正・勝ち方のバランス・メンタルの鍛え方…

ナドナド…、など、
その内容と徹底振りは、ぜ~んぶ、ビジネスで応用できることばかりです。

その過程の中で、それを通じて、スイマーとして、同時に人間として
確実に進化する北島選手。
そして、当然の金メダル。

素人目に見て、
結果だけでなく、プロセス(準備)も世界一のレベルなんだろうな~って感じ入りました。

欲しい結果に相応しい、準備や努力をどれだけやりこなせるか、
それを一歩先にたって、リードするコーチの仕事の難しさと使命感が、
ビンビン伝わって来る内容でした。


私の妄想癖をやけに刺激する番組でした。

当事者になろう

2008年09月01日 01時28分27秒 | Weblog
自分で、
自分のやりたいこともってないと(やってないと)人に対して
ひがみを持つようになる。
って、とあるドラマの台詞ですが、

シミジミ…、「そう、そう、そ~」
って感じます。


林真理子さんもエッセイ(コラムかな?)で、他の女性の噂話、
例えば、その人の彼氏の評価とか…、
噂話が日頃の会話の中心になっている女性は、決して自分が
人から噂をされる側には、立てない。

噂話には、自分が当事者になれない
『 ひがみ 』
が含まれているように感じます。


この前、打ち上げで一緒に食事した会社員の方が、
「うちの会社は能力の低い人間が出世するんですよ」

ある女性は、
「あの子(同僚)あんなに上司に媚売って、そこまでする?」

ある経営者が、友人の会社が急成長し始めて
「あいつは要領がいいから」


客観的に聞くと、同感できるものもありますが、
「そんあことないんじゃな~い??」
と思える部分も多々あります。

つまり、自分が当事者になれない
「ひがみ」が入ってるかな??って。
勿論、直接相手にそれは言えませんが…。


でも…、
今日、ニュース番組で、このところ急上昇してきた女性作家が
コメントしているのを見て、無意識に、駄目だし、突っ込み、
あら捜ししている、私がいました。
家族に怒られ、気がつきました。