進化するチームK

夢の実現に向けて邁進する、個人と組織の成長日記

チームの力 「つなぐ力」

2006年08月26日 16時17分20秒 | Weblog
8月の後半は、いろんな意味で中継ポイントのような気がします。
夏真っ盛りではないが、秋には早いし…。
ファッションやヘヤースタイルも、日中、気温は30度を超えてるけど、気分は少し秋モードにいきたいところ。
でも、やっぱり暑い! 

お盆が終わって、仕事もさあ~これから!っと気合入れたら、職場では若干遅めの夏休み中の人がいたりして、チョッとメンバー不足を感じたり。

んなこと思いながらテレビつけたら、大好きな全日本女子バレーの中継が。
ヨーロッパの強豪ポーランドに圧勝する彼女たちのプレーを見て、「強い」ではなく、「旨い!!」
と連呼してしまいました。

バレーボールの技術的なことはわかりませんが、皆ほんとに一所懸命、特にどんなボールでも諦めずに取りにいくレシーバー根性は圧巻。
また竹下選手のトスが…、
トスがホント芸術的。
とにかく、メンバーのつなぎが、「旨い!!」

まさに全員バレーで、一人ひとりに一抹の中途半端も感じません。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ★ ☆ ★


話し変わって、チームKは、「達成塾」のコンセプトに「チームで勝つ!」を掲げています。
例えば個人営業のように個人プレーの仕事でも、チーム力を発揮して勝つ。

私が営業を始めたころ、運よくいい成績が出た際に、
上司は、「あなたが売れない社員の分も稼いであげているのよ。そのプライドを持って!」
と言われました。

その言葉を嬉しくまともに受けた私は、もちろんもっと頑張ろうと気合を入れましたが、反面、売れない社員さんを
何となく下に見るような意識になり、チョッと高慢になりました。

でもある時、社内で全くの駄目ダメ社員たちを任され、一週間このチームでやってこいとのお達しが。
か~んと、 モティベーションが下がっていくのを感じましたが、
「やるしかないな~」、「でもどうやって?」と考え、そのメンバーとミーティングを開始。

彼らに、「どうしたい?、どうなりたい?、どうしよう?」
と問い続けると、
「…、…、売りたいっス」
よし!売ろう!、と全員本音でコンセンサスを取り、(あんまりいいことではないですが…)
「この一週間は、売る為にはどんなことでも、どんな手段でも使おう!」
を合言葉に、走り回りました。

クスモト君(通称:愚図もと君)は、相変わらず愚図だけど、すんごく働く、働く。イヨーに動く。

Tさん(子供時代に両親が離婚:不幸な過去を持つ男好きな23歳)は、持ち前の色気をさわやかに発揮して、中年男性客を次々ゲット。

新人で、意味不明な発言をするK君(当時の言葉で新人類男子)はオドオドしながら、嫌がられながらも見込み客に食いついていく。
その他のメンバーも引きづられ、一週間後、締めてみれば、通常の5倍の売上をゲット!

おかげで、私は社長賞を頂き、皆で祝杯をあげました。

思い返せば、この時、皆が意識したのは、個人売上ではなくチーム全体の数字のみ。
全体の数字の為に、メンバー、一人ひとりがつないだ結果、生まれた勝利でした。
私を含めて、未熟なもの同士が連携し、「強い!」個人ではなく、互いがかばいあうことで
「旨い!!」つなぎが生み出した成果。

こんなささやかな成功談を世界のバレーチームと比較するのは、おこがましい限りではありますが…。

年月を重ねて、思うことは、本当に価値ある、持つ必要のある『プライド』って、自分の達成(成功)を人と比較することではなく、

○○かな~、と。 


その、○○に向かって現在進行形の人達をまた紹介していきますね。

良い夏を…。







はじめまして! ☆チームK☆ です

2006年08月22日 22時19分37秒 | Weblog
いつの間にか、この道にはいって18年。

始まりは、飛び込みで入ったM生命保険会社。
その時の支社長?(確か…)との出会いがきっかけでした。

そのU支社長さんは、上司の営業本部長(Y部長)を私に紹介してくれました。
Y部長、率いる組織は、全国でもトップクラスの実績を誇る営業所で、またY部長も世の成功者にありがちな積極思考人間。
特に人材育成にかなりの力を注ぐタイプの方。

そのせいか、Y部長の部下を見ても(話しても)、サラリーマン的愚痴要素が見受けられない。
直属の部下のYA課長はY部長のリーダーシップに心酔している様子。
素晴らしいリーダー、素晴らしい組織だな~、と感動しましたが、その時はそれで終わって、それからお会いすることもありませんでした。

それから数ヵ月後、Y部長が栄転となり、YA課長から呼び出され、こう聞かれました。

「あなた(チームK)は、営業研修は出来る?」って。

ええっ~。
研修の講師って!? 私が???

って、心の声は叫んでいましたが、次の瞬間…、

   「もちろん出来ますよ!」 (口に出た言葉)

   『うわっ、何てことを!』  (心の声)


YA課長曰く、教育熱心なY部長が去ってしまったからといって、業績が落ちたのでは困る。
どうしようかと考えあぐねてたとき

Y部長が転勤前に、

   「教育面で困ったら、あのチームKに相談したら良いかもよ」

と言い残したことを思い出して、私に連絡をくれたとのこと。

世の中、不思議なものです。
Y部長とは一回しかお会いしていないのに…。

そして、その月から、私の研修ビジネスがスタートしました。

その後、このM会社さんとは、7つの支社で研修をさせていただき、数百人の営業社員さん達との交流が生まれました。

月日が流れ…、この19年間で、100社以上の会社で、3千回以上の研修会・勉強会(大小合わせて)を持たせていただくこととなり、現在に至っております。

人生って、偶然という出会いの繰返しによって成り立っていると思う。
U支社長 ⇒ Y部長 ⇒ YA課長 へと出会いの連鎖がなかったら、また別の仕事について、違う人たちと出会っていたんだろうし。

とても不思議で、とても面白い!

これからブログを通じて、出会いのマジックについても書いていきます。