NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

8万羽の鶴で飾られたガラスのうさぎ像

2010年08月09日 | 地域情報・まちづくり
8月になると、新聞やテレビでは第二次世界大戦の話題が多くなりますね。二宮駅周辺でも、船載機P51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い生命がその犠牲となりました。

JR二宮駅の南口には、戦争で家族を失った少女を描いた高木俊子さんのノンフィクションをもとに、平和の象徴として「ガラスのうさぎ像」が建立されていますが、今夏は平和を願う8万羽の鶴で飾られています。







以下は、8月5日の神奈川新聞からの転載です。
「音頭をとった『にのみや平和を考える会』会長の萩原弘子さん(73)は『町民1人が1羽つくれば3万と見込んでいたが、驚き。町外の人や若い世代もたくさん参加してくれ、今も増えている』と喜びをかみしめている。」

ガラスのうさぎ像は、二度と戦争があってはならないと、永遠の平和を願う人々の浄財によって昭和56年に建てられたものですが、建立30年後の今年、当時の熱意を思い起こそうと2月から萩原さんらが準備を進めて、町や学校、町内会などに呼びかけてきたものだそうです。

千羽鶴で飾られた「ガラスのうさぎ像」を仰ぎ見ながら、戦争で犠牲になられた方々悼むとともに改めて平和の大切さを噛み締めています。
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