浜銀総研は、2月19日に「神奈川県内上場企業の2009年10~12月期決算の集計結果」を発表しました。
それによると、全産業ベースの売上げは1兆8,399億円で前年比10.9%減ですが、経常利益は650億円と2四半期連続で黒字となっています。また、7~9月期と比べると減収幅が大きく減少するとともに経常黒字幅も拡大していますので、県内上場企業の収益は持ち直していることが確認されます。
今後についても、「国内外の景気回復が続くなかで県内上場企業の業績も持ち直しが続くとみられる」、「内外の需要がプラスに転じる2010年度には売上高も持ち直し、県内企業の収益は復調に向かうことが期待される」としています。
今回の発表からは、懸念されている踊り場入りは回避できるかも知れないと期待しますが、二宮町には元々製造業が少なく販売やサービス業などの川下産業が主体となっていますので、上場企業の収益好転の影響が現れるまでは、もう少し時間がかかると思われます。
このような言い方をするのも、同じく浜銀総研が2月5日に発表した「神奈川消費者総合指数の動き」によると、神奈川消費総合指数(実質)は12月までの4か月連続で低下しているからです。
消費動向は正直なもので、家計が良くならなければ上向くことはありません。家計が良くなるためには収入の安定が必要ですし、収入が安定するためには景気回復が不可欠です。
2月16日のブログでも述べましたが、政府には10年度予算を早期に成立させて、本格的な景気回復を図って欲しいと願うばかりです。そうでなければ、「景気回復は、いつ頃?」という問い掛け自体が空しいものになってしまいます。
それによると、全産業ベースの売上げは1兆8,399億円で前年比10.9%減ですが、経常利益は650億円と2四半期連続で黒字となっています。また、7~9月期と比べると減収幅が大きく減少するとともに経常黒字幅も拡大していますので、県内上場企業の収益は持ち直していることが確認されます。
今後についても、「国内外の景気回復が続くなかで県内上場企業の業績も持ち直しが続くとみられる」、「内外の需要がプラスに転じる2010年度には売上高も持ち直し、県内企業の収益は復調に向かうことが期待される」としています。
今回の発表からは、懸念されている踊り場入りは回避できるかも知れないと期待しますが、二宮町には元々製造業が少なく販売やサービス業などの川下産業が主体となっていますので、上場企業の収益好転の影響が現れるまでは、もう少し時間がかかると思われます。
このような言い方をするのも、同じく浜銀総研が2月5日に発表した「神奈川消費者総合指数の動き」によると、神奈川消費総合指数(実質)は12月までの4か月連続で低下しているからです。
消費動向は正直なもので、家計が良くならなければ上向くことはありません。家計が良くなるためには収入の安定が必要ですし、収入が安定するためには景気回復が不可欠です。
2月16日のブログでも述べましたが、政府には10年度予算を早期に成立させて、本格的な景気回復を図って欲しいと願うばかりです。そうでなければ、「景気回復は、いつ頃?」という問い掛け自体が空しいものになってしまいます。