ご近所話

先日の草取りで久しぶりにご近所さんとお話が弾みました

手を動かしながら同じくらいに口も動かしと、いう訳です

「Ｍさんと会うの久しぶりね」

「フルタイムで勤め始めたので」

「仕事してると時間が足りないわよね」

「そうそう、おかげですっかり家事は手抜きよ」

そこにＹさんの旦那さんが

「いや、家事じゃなくて一番手を抜いているのはだんなさんの世話でしょ」

Ｙさんの奥様はボランティア活動などとても忙しい方

子どもたちの世話も手を掛けすぎると結婚してから奥さんになる人が

大変だからと、おやつはいつも丸ごとのにんじんという猛者

先ほどの言葉はご自分のことかしら

あわててフォロー

「手抜きじゃなくて自立を目指しているんですよ　妻亡き後も一人で生きていけるようにと」


「そういえば最近息子さんの姿を見ないけど」

「去年の４月に仕事の都合で家を出たんです　出て行ったら全然音沙汰無しで２,３度しか帰ってこないんですよ」

「男の子なんてそんなもんよ　うちの子も同じよ」

Ｔさんの息子さんも千葉で一人暮らし

「この間なんてばったり燕京であったのよ」

燕京とは近所でも評判のおいしいラーメン屋さん

「燕京の味が食べたくなると時々来ていたんですって。家にも寄らずにまったく」


以前は家族そろって草取りに参加　にぎやかだったのに今じゃ各家庭一人ずつ参加

夫婦で出ているのは我が家くらい


１時間草取りをしてもとりきれない


来月は反対側から攻めることにして解散


あー疲れた　腰が痛い